昇開式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/18 01:00 UTC 版)
昇開式は水平に張ったワイヤーをそのまま上下させる方式の踏切遮断機。踏切の両端に柱を設置して、柱にレールを取付けてワイヤーを張り、それが上下に動くことによって踏切道を遮断する。ワイヤーには踏切標板が取り付けられている。 腕木式では遮断できない幅の広い踏切道や、交通などに設置されているが、踏切内に人や自動車等が閉じ込められた時には、そこから脱出できないため、踏切警手が常駐する踏切に限られる。「2段折れ形遮断桿」の普及などにより、数は少なくなってきている。 なお、日本の1925年(大正14年)に定められた基準では桿類を上下して遮断する方式は上下式に分類されていた。
※この「昇開式」の解説は、「遮断機」の解説の一部です。
「昇開式」を含む「遮断機」の記事については、「遮断機」の概要を参照ください。
- 昇開式のページへのリンク