開かずの踏切と橋上化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/13 12:51 UTC 版)
東淀川駅の北側にはかつて北宮原踏切(北宮原第1踏切・北宮原第2踏切)が、同じく南側には南宮原踏切があったが、いずれも「開かずの踏切」として長い間問題視されていた。踏切以外に線路を渡る手段としては、付近に歩道橋と前述の地下道があったがいずれもバリアフリー非対応であり、交通弱者は踏切を横断するしかなかった。 2016年5月11日、JR西日本は東淀川駅を橋上化し自由通路を設置、北宮原と南宮原踏切ならびに駅地下通路を廃止する計画を発表した。踏切の廃止と自由通路の新設は大阪市との共同事業で、2018年末までに供用を開始することを目指し、自由通路にはバリアフリー対策として、エスカレーターとエレベーター、スロープが設置されるという。 年表にもある通り、2011年4月11日にはエレベーターのみで昇降可能な跨線橋がすでに設置されており、東口から2・3番のりばへの構内バリアフリールートが確保されていたが、西口から2・3番のりばへのエレベーターは設置されていなかった。橋上駅舎の建設は、この跨線橋を大規模に拡張する形で行われたものである。橋上駅舎・自由通路は2018年11月11日に供用を開始し、同時に北宮原踏切・南宮原踏切および駅構内の地下道は廃止された。
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