貴ノ富士の記者会見・その後の経緯とは? わかりやすく解説

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貴ノ富士の記者会見・その後の経緯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 17:03 UTC 版)

スダリオ剛」の記事における「貴ノ富士の記者会見・その後の経緯」の解説

理事会翌日27日貴ノ富士協会決定不服として代理人弁護士伴い文部科学省記者会見行った会見中で貴ノ富士新弟子に対して差別発言暴力行為事実であると認め、「中卒で何も分からない中で、生半可な優しさじゃダメだ思ってた。そういうふうに育ててきてもらったそういう気持ち持ってもらいたい指導してきた」と弁明。「今回処分あまりに重く受け入れられません。中学から憧れこの世界入り、きつい稽古に耐え、相撲道に一歩ずつ歩んできた私には相撲しかない本件暴行という愚かな行い反省し、自らの身を戒め土俵戻って相撲道に精進したい」と話し、また「(研修内容協会に対して)正直伝わっていない」「手を出さない代わりにどういうふうに指導しなければいけないのか教えてもらっていない」と協会非難した。この会見は“議論すり替え”との印象強く批判的な意見大半占めた。 この会見受けて相撲協会は「理事会貴ノ富士自主引退促しており、まだその正式な返答がありませんので、コメントすることはありません」と発表した芝田山広報部長は「(自主引退を)受け入れるのか、受け入れないのか、本人が言うべき」とコメントしている。 この会見以降貴ノ富士千賀ノ浦部屋不在となり、連絡接触出来なくなったことを貴源治20代千賀ノ浦明かしている。 28日両国国技館22佐ノ山襲名披露大相撲が行われ、貴源治マスコミ取材応じた貴源治は自らけん責処分受けたことについて反省の弁述べ、兄の二度目暴力について謝罪差別的な発言があったことも認めた前日の兄の会見20代千賀ノ浦反対押し切ってのことであると明かし、「会見を開くと報道知り『やめた方がいい』と言いました。それから連絡取れなくなりました」「兄貴うすうす戻れない思っているのでは」と話している。同日貴ノ富士代理人今後の対応について「お答えできません」と言葉を濁した10月4日貴源治は「協会残れないのは誰もが分かること。兄貴が自ら招いた問題自分でしっかり責任取らないといけない」「親も兄貴のことを心配して疲れ切っていた。仕事が身に入らないと言っていた。申し訳ない」と話した。また暴行事件反響について、「先代元貴乃花親方)や親の教え批判している人がいる。これは個人問題で、先代もうちの親も関係ない自分と兄貴言われることは仕方ないけれども、勘違いしてほしくない自分関取育ててくれた親方ですから」と述べている。 20代千賀ノ浦同月7日朝稽古後にマスコミ取材応じ第三者から情報得て都内マンション生活している貴ノ富士毎日訪れていると話した。「顔見て話をしたい。何度マンション行っているが全く応答がない(住んでいるのは)1人じゃないみたいですよ」「親心としては(解雇ではなく自ら引退して退職金もらった方がいい。経歴に傷が付く? そういうのもありますから。(暴力を)2回やっちゃ駄目なんですよ」と述べている。 また同日芝田山広報部長貴ノ富士代理人弁護士通じて11日までに文書進退明らかにする意向であると連絡してきたことを明かした協会9月29日意思確認のため20代千賀ノ浦通じて30日午後2時に師匠そろって協会に)来るように」と伝えたが、貴ノ富士は「弁護士対応するから自分行かない」と師匠ショートメールをしてきたという。貴ノ富士9月30日以降千賀ノ浦電話にも出ていない。代理人弁護士協会との協議日程複数指定協会はその希望尊重して10月3日貴ノ富士同席して面談設定したが、再発防止策対する不満を理由断られ実現しなかったという。 貴ノ富士引退受け入れず懲戒解雇となった場合退職金出ないため、その前に親方引退届を提出し強制引退』させる方法存在したが、「本人話して自分貴ノ富士)から出す方向持っていってあげたい」と20代千賀ノ浦話していた。しかし9日、「向こう弁護士から“もう(接触試みるのは)やめてくれ”と言われたから。会って話したいんですけど…」と貴ノ富士との対面断念したことを明らかにした。着信音は鳴るため電話着信拒否はされていない思われるものの、「(7日午後に)『携帯電話かけないように』と(代理人弁護士から)連絡があり、それ以降はしていない」と述べている。 10日には相撲協会設置されている「大相撲継承発展考え有識者会議」(山内昌之委員長東京大名誉教授)の会合が行われ、貴ノ富士対し自主引退促した協会判断支持する考え一致した山内委員長記者会見で「差別的発言をしたことも深刻。弟弟子への思いやり感じられない自主引退勧めることで、貴ノ富士将来にも配慮している」と述べた会合では「まず被害者将来協会は守らなければならない。(処分へ)厳し意見出た」という。

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