解散前に卒業・脱退したメンバー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/07 17:02 UTC 版)
「メチャハイ♡」の記事における「解散前に卒業・脱退したメンバー」の解説
名前ニックネームカラー生年月日血液型趣味特技出身地活動開始日備考結城美帆(ゆうき みほ) みほちい 紫 (1994-12-15) 1994年12月15日(27歳) AB型 弓道 誤解されやすい 2012年3月17日 初期メンバー 美浦聖奈(みうら せな) せなむん 水色 (1992-07-07) 1992年7月7日(30歳) A型 レコーディング どこでも寝るよく骨折する 岐阜県 2012年3月25日 初期メンバー 山田如凜(やまだ りん) りんぷもら 黄色 (1996-11-16) 1996年11月16日(25歳) B型 ダイエット リバウンド 富山県 2011年10月15日 初期メンバー 白石桃(しらいし もも) ももた パステルパープル (1994-03-22) 1994年3月22日(28歳) B型 東京都 2014年8月17日 第2期メンバー新メンバー選出総選挙3位元・MFガールズチームA 望月美怜(もちづき みれい) みちぇる スカイブルー (1998-07-03) 1998年7月3日(24歳) B型 埼玉県 2014年8月17日 第2期メンバー新メンバー選出総選挙1位元・MFガールズチームB 坂木ひとみ(さかき ひとみ) ひいにゃん 緑 (1995-01-27) 1995年1月27日(27歳) O型 ヲタ活 ヲタ活 埼玉県 2012年3月12日 初期メンバー2020年復活に参加 奈良井夢(ならい ゆめ) ゆめめ ピンク (1997-11-19) 1997年11月19日(24歳) O型 東京都 2014年8月17日 第2期メンバー新メンバー選出総選挙2位元・MFガールズチームB2020年復活に参加 水原汐莉(みずはら しおり) おりえる エメラルドグリーン (1997-11-04) 1997年11月4日(24歳) O型 飼い猫との触れあい 埼玉県 2015年2月1日 第3期メンバーメチャハイメンバー総選挙7位元・MFガールズチームB2020年復活に参加 結城美帆は2014年4月に「体調不良の深刻化」を理由に脱退し、美浦聖奈も7月から同じく「体調不良」を理由に活動を休んだ。しかし8月17日のライブで、結城の脱退はファンの男性と個人的な交際をしたことによる解雇が理由であり、美浦も同じ理由で脱退するとプロデューサーの赤虎(神戸慎樹)から突然発表された。さらに赤虎(神戸慎樹)は、2人と交際していたファンの男性2人の実名もその場で明かした。また運営側は弁護士を通じて、結城、美浦、所属契約書にサインした2人の親権者、交際した2人のファンに対し、契約の残り期間1年間に稼ぐはずだったであろう収益、処分することになったグッズ代、慰謝料などを含めた金額として823万2400円の損害賠償を求める内容証明を送付した。支払い内訳については「ファン2人と結城、美浦の代理人サイドに任せる」とした。 メンバーがファンとの個人的交際を理由に卒業・脱退するのはこうした女性アイドルグループではままあることだが、交際相手のファンの実名を明かして、元メンバーやファンに損害賠償請求までするというのは前代未聞の対応であり、物議をかもした。運営側はこうした対応について「“ファンと恋愛関係にならない”“職場放棄をしない”などとした契約書に違反した」と正当性を主張し、また赤虎(神戸慎樹)は元メンバーについて「(彼女からはただ)メール一発でした。『わかりました。辞めまーす』って」、関係を持ったファンについて「悪いことをした意識が全くない。まず、他のファンに謝れよ!」と非難した。 恋愛禁止の契約は有効か - 赤虎(神戸慎樹)は、メンバーの恋愛禁止という契約が法的拘束力を持つと主張している。まず、契約がファンとの個人的連絡を禁じているならば、メンバーがそれに違反した場合、損害賠償(民法415条)を問われる可能性はある。しかしファンは、ファンクラブにでも入っていない限りそうした契約関係にはなく、(かなりこじつけて)不法に所属事務所の権利を侵害して損害を与えた(民法709条)とでもしない限り損賠賠償は問われないとみられる。また単なる連絡でなく「恋愛」を禁じる契約については、民事法の専門家は「恋愛を禁止した契約は無効の可能性が高い」「そもそも自由であるべき恋愛を禁じることに疑問を感じる」と述べている。刑法の専門家も「契約書に恋愛禁止条項があったとしても、個人の自由を奪うことになるのでアイドルに恋愛禁止を義務付けることは難しい」と述べている。 ファンの実名公開は妥当か - 一般人であるファンの実名を公開したことについては、プライバシー権の侵害、名誉棄損罪にあたり、前者ならば数百万円の賠償を求められる可能性があると指摘されている。吉田豪は「賠償金取るなら実名公表すべきじゃなかった」と赤虎を諭したが、赤虎(神戸慎樹)は「他のファンの心が置いてけぼりになるのが許せなかった」と答えた。 運営側のこうした厳しい対応については、他のメンバーに対する見せしめの意味合いがあるのだろうと指摘されている。 裁判結果 2016年1月、運営会社が美浦とその交際男性らを相手取って損害賠償を請求したとみられる裁判の判決が東京地裁であった。訴状によると、運営側は2012年4月、美浦と「ファンと交際した場合は損害賠償を求める」などとした契約書にサインして活動を開始したが、2013年12月ごろから男性と交際を開始し、2014年7月にはグループを辞める意向を伝えていた。しかし、それによって予定されていたライブに欠席するなどしたため、会社側は「信用を傷つけられ、損害も受けた」などとして、約990万円の損害賠償を請求した。判決では、「ファンはアイドルに清廉性を求めるため、交際禁止はマネジメント側の立場では一定の合理性はある」などと一定の理解は示しつつも、「異性との交際は人生を自分らしく豊かに生きる自己決定権そのものだ」などとして、会社側の訴えを退けた。事務所側の敗訴となった。 赤虎(神戸慎樹)は裁判結果を追って報告すると公言していたが、報告されることはなかった。前述の通り、「他のファンの心が置いてけぼりになるのが許せなかった」という発言を行なったにも関わらず報告を行わない為、前述の発言は虚言となっている。 なお、2020年の復活時に神戸は改めて裁判経緯を説明。敗訴ではなく両者和解の上の示談だった。
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