聖立川女学院
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 15:04 UTC 版)
高不動 はた(たかふどう はた) 聖立川女学院のゲーム制作部部長。7月7日生まれ、血液型A型。身長150センチメートル、体重40キログラム。2年生。高尾に匹敵する巨乳の持ち主で、普段は「ですの」口調だが、感情が高ぶると普通の口調になり、激情した時には汚い言葉も使う。常識や羞恥心は比較的理解している。 「橋本名選手の冒険離島」に向かう船の中で風間たちと出会い、しばらく行動を共にする。その正体はちょっとした因縁から橋本を閉じ込めたメンバーの一員であり、橋本の拘束を解く鍵を巡って「運」を武器にゲーム制作部(仮)とゲーム勝負を繰り広げる。この勝負には敗れて後に和解するも、堅次を意識していたことを見抜いていた芦花から堅次共々食わせもの扱いされてしまう。その後は府上学園のゲーム制作部(仮)の部室を訪れることがあり、堅次に対してはっきり好意を抱いている様子で、呼び方も「橋本名選手の冒険離島」での「風間さん」から「風間様」に変わっている。 夏休みに入ると、ゲームショップ「バーチャルッポイ」で偶然堅次たちと出会い、衣服に困っていた芦花たちのために聖立川女学院で開かれるチャリティーバザーに招待(入場券を賭けて勝負を仕掛けるが敗れる)し、そこで前回のリベンジとしてスタンプラリーで勝負を挑む。自身は堅次たちとだるまさんがころんだで(大勢の生徒の監視の目を付けるという狡猾な手を使った上で)勝負するも、最後は堅次の機転によって敗れる。 このように幾度もゲーム制作部(仮)らに対して勝負を仕掛けているが、本人の戦闘力自体は皆無に等しく、屁理屈やずる賢い手段で無理矢理自分の勝利に持って行こうとする節がある。統率力は比較的高く、学院内でも名は知られているらしいが、すぐに暴走するため教員には問題児扱いされている様子。 16巻より、彼女を主役に据えたオマケ漫画「デスの note」が開始されている。その初回では風間家を訪問しており、「殿方宅の訪問は初めて」と大はしゃぎしていた。 駅名にすると多摩都市モノレール線高幡不動駅。 甲州(こうしゅう) 聖立川女学院ゲーム制作部の2年生。黒髪を短めのお下げにした少女で、扇子を手に持っていることが多い。お嬢様学校の生徒であることに誇りがあるらしく、お淑やかな立ち振る舞いをしている。かなりの常識人ではあるが、何かと騒動に巻き込まれやすい体質である様子。 橋本を拘束したメンバーの一人で、橋本を解放するための鍵の一つを所持していたが、堅次と芦花に追われて二人とともに崖から落ちかける。その後はショーン・コネコネによって救出され、彼の手によって匿われている。匿われている際も仮面を外さなかったが、はたが正体を明かした際に他の3人と共に素顔を晒した。ゲーム制作部と兼部して弓道部に所属しているが、砂川の咄嗟の判断により女子相撲部をしていることにされてしまった。そのせいか、堅次にとっての聖立川女学院ゲーム制作部のカオス要因の筆頭にされてしまっている。 チャリティーバザーでは、なぜかスタンプラリーの一ヶ所目の相撲部屋で対戦相手として立ちはだかった。学院中の女生徒に事前に風間たちのことを知らされていたはずなのに、彼女だけはこのことを聞いておらず、堅次達が来た時は慌てふためいていた。対決では先鋒を務めるが桜に敗れる。 駅名にすると多摩都市モノレール線甲州街道駅。 砂川(すなかわ) 聖立川女学院のゲーム制作部2年生。ヘアバンドを付けておでこを出した少女。 橋本を拘束したメンバーの一人であったが、下記の2名と共に橋本を隔離するための鍵をモブキャラによって早々に奪われた。ゲーム制作部と兼部して女子相撲部に所属しているが、咄嗟の判断で弓道部を名乗った(だが後の戦いでは普通に相撲技を使っている)。その後、高尾と対峙した際に木から降りられなくなってしまい、彼女に甲州の矢を託した。 チャリティーバザーでは、スタンプラリーの一ヶ所目の相撲部屋で立ちはだかり、相撲対決では中堅を務めるが、多摩に壁にめり込むほど吹き飛ばされて完敗する。 駅名にすると多摩都市モノレール線砂川七番駅。 程久保(ほどくぼ) 聖立川女学院のゲーム制作部2年生。片眼鏡を掛けた白髪の少女。 ゲーム制作部と兼部してPC部に所属している。頭脳明晰で立案する計画は一分の隙も無いらしいが、高不動が運勝負しかしないので計画の立てようがなく、体力もないためその暴走にもついていけず、あまり有効に使われていない。 駅名にすると多摩都市モノレール線程久保駅。 大塚(おおつか) 聖立川女学院のゲーム制作部2年生。宝塚女優のような顔立ちの麗人で、仮面を外しても汗をかかずに涼しい顔をしていた。セリフの節々に英語を交える癖がある。 ゲーム制作部と兼部してフェンシング部に所属している。絵はあまり上手くない。 駅名にすると多摩都市モノレール線大塚・帝京大学駅。 玉川(たまがわ) 聖立川女学院の、眼鏡を掛けた女生徒。実家の農場で飼育している「玉川牛」というオリジナル牛を誇りに思っている。 聖立川女学院のチャリティーバザーにおいて、スタンプラリーの二ヶ所目である露店勝負の対戦相手として堅次たちの前に立ちはだかった。だが、実際は勝つことよりも「玉川牛」を聖立川女学院関係者に売り込むことが目的だった。 比較的話の分かるタイプであり、はたが堅次たちに露店勝負であることを教えていなかったと知ると、その卑怯さを堅次とともに責めていた。「玉川牛」を使って集客力を競う露店勝負で挑むが、桜が世界中を回って集めた世界の名水に敗れる。しかし肉を食べた資産家に「玉川牛」を賞賛され、当初の目的を果たせたことに歓喜していた。 単行本第十二巻で表紙を飾っている。 駅名にすると多摩都市モノレール線玉川上水駅。 松ヶ谷(まつがや) 聖立川女学院の相撲部の一人。相撲部では一番体格が大きく、去年ライバル校の霊園女子高に僅差に負けてから、一番相撲にかける情熱が強かった。相撲対決では自分の番が来る前に敗れたため出番はなかったが、対決後に堅次が受けた高尾の張り手を見て戦わなくてよかったと安堵していた。 駅名にすると多摩都市モノレール線松が谷駅。
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