風間家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/13 03:47 UTC 版)
風間天鷲(かざま てんしゅう) 影虎の父。「愚息」という言葉を連発するため、影虎をはじめ息子達には苦手がられている。 初登場時は顔のほとんどを忍び装束で覆って隠していたため、どのような顔をしているか判明したのはかなり終盤になってからだった。 非常に厳しく、任務に忠実である。影虎いわく、彼から誉められたことはほとんどないらしい。 本当は息子たちのことを大切に想っているのだが、不器用な性格のため、感情を表に出せない。 先代当主・沙霧とは親密な仲らしい。 風間呉葉(かざま くれは) 今は亡き影虎の母。病弱なため、任務につくことはなかった。影虎が高2のときに「8年前に亡くなった」と語っている。 天鷲と対照的で、穏やかで心優しく、病弱ながらいつも子供達を温かく見守っていた。影虎が「お役目」になれると最初から最後まで信じていてくれた人物。 それでいて芯も強く、「どんな辛い時でも笑顔でいられるような、強い精神(こころ)を持った男(ひと)になりなさい」という教えを影虎たちにしっかりと伝えていた。そのため、影虎は墓前では決して涙を流さず笑顔でいるようにしている。 桜の花が好きで、風間家の毎年春ではなく冬に咲く“風間の桜”が見られるのを喜んでいた。 風間志狼丸(かざま しろうまる) 風間家の長男。影虎からは「志狼兄者」、鷹王からは「兄者」、由姫からは「志狼さん」と呼ばれている。常に影虎をからかいながら特訓させたため、影虎からは苦手がられている。 豪快でおおらかな性格だが、忍びとしての姿勢は父・天鷲に似て厳しく、作中最も影虎に厳しかった人物の一人である。 風間家の嫡男としての自覚も強い。 風間鷹王(かざま たかおう) 風間家の二男。常に怪しい任務に就いている。影虎にはもちろん、志狼丸にも怖れられている。 口上が堅いが、それを言われるのを嫌っていて、言われると激怒して頬をつねる(本編では影虎以外にはつねられた人物はいなかったが)。いつもきついことをサラッと口にする。 一見クールだが、実際は不器用。弟の影虎を大事に想っているが、素直になれない。 風間虎鉄(かざま こてつ) 番外編に登場。享保時代の忍びであり、影虎の祖先。 由那と江戸まで同行。由那からは「昼行灯」「朴念仁」と連呼されている。一人称と言葉遣いは影虎とほぼ同様。
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