第2次藤田監督時代とは? わかりやすく解説

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第2次藤田監督時代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 11:59 UTC 版)

読売ジャイアンツ」の記事における「第2次藤田監督時代」の解説

1989年 藤田元司監督復帰。原が外野コンバート内野駒田岡崎川相定着中日から移籍中尾リード冴えて斎藤雅樹20勝・防御率1.62)、桑田真澄17勝・防御率2.60)、槙原寛己12勝・防御率1.79)と三本柱機能しチーム2位広島に9ゲーム差をつけリーグ優勝達成する井上真二緒方耕一若手台頭1989年の日本シリーズでは近鉄バファローズに3連敗喫した後、4連勝し逆転17回目日本一に輝く。中畑引退し鹿取義隆西武移籍となる。ドラフトでは藤田監督大学後輩である大森剛1位指名甲子園活躍した元木大介巨人熱望するダイエー指名される入団拒否この年平成最初ペナントレースだったので、巨人は「平成最初セ・リーグ優勝日本一球団になった1990年 2年連続20勝した斎藤筆頭桑田宮本和知(各14勝)、木田優夫12勝)、香田勲男11勝)と5人が二桁勝利を挙げ槙原も9勝とこの6人だけで合計80勝を挙げチーム勝利88勝なので約9割を占め完投数が70130試合中)という先発投手中心チームペナントリードし9月8日の対ヤクルト戦東京ドーム)で、吉村プロ野球史上初となるサヨナラ優勝決定ホームランにより史上最速2年連続リーグ優勝を果たす。2位広島とのゲーム差22ゲーム付けた。しかし、西武対戦した日本シリーズでは、4連敗ストレート負け敗退している。ドラフトでは浪人していた元木1位指名1991年 投手陣では桑田16勝を挙げる大活躍をしたものの、斎藤槙原宮本木田香田先発陣軒並み不調香田以外貯金作れず(香田貯金1つだけ)前年80勝を挙げた6人での合計56勝に終わる。リリーフ陣はさらに深刻で、最多セーブ水野雄仁3つ最多この年優勝した広島2位中日3位ヤクルト盤石リリーフエースがいるチームとの明暗別れるシーズンとなった(二桁セーブ記録している大洋にも勝ち越しできずストッパー固定されてない阪神にしかシーズン勝ち越しできなかった)。打撃陣も川相昌弘犠打当時年間犠打数を更新する66個を記録クリーンナップも原が犠牲フライ数で王貞治記録更新するなど数字出ているが勝利に結びつかず他の打者不振響き、特に守備面での失態多くチーム盗塁阻止率この年.156で2年連続12球団ワースト記録し失策数も前年48個だったのが76個だった。1979年以来12年ぶりのBクラスとなる4位に転落したシーズン終了後近藤昭仁ヘッドコーチ松原誠打撃コーチが、不振責任を取る形で退団した1992年 序盤不調響き5月には9日の対大洋戦に負け8年ぶりに最下位転落する。特に前年の勝ち頭桑田出れば打たれる繰り返し結局シーズン通して尽く連勝ストッパーになってしまった。しかしチームシーズン途中西武から移籍大久保博元新外国人ロイド・モスビー加入生え抜き石毛博史リリーフエースとして頭角現したこと等により大快進撃で、前半戦終了する頃には首位立った。しかし8月に入ると失速し終盤ヤクルト阪神広島との大混戦優勝争い結果最終的に阪神同率2位になるも2年連続のV逸が決定この年限り藤田監督勇退後任には長嶋茂雄13年ぶりに復帰ドラフト会議注目されていた松井秀喜交渉阪神中日ダイエーとの競合の末獲得する。 この時期投手陣中心となったのは斎藤雅樹桑田真澄槙原寛己斎藤安定感桑田投球術槙原球威と、それぞれ違った持ち味発揮して白星積み上げていった。藤田監督在任時の成績は、斎藤68勝(20-20-11-17)、桑田57勝(17-14-16-10)、槙原42勝(12-9-9-12)の成績残している。

※この「第2次藤田監督時代」の解説は、「読売ジャイアンツ」の解説の一部です。
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