穢歌の庭 (エデン)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/13 15:01 UTC 版)
「氷結鏡界のエデン」の記事における「穢歌の庭 (エデン)」の解説
凪・一咲・ジール(なぎ・いちさき・ジール) 魔笛に汚染されて誰も住んでいないと思われた穢歌の庭に住んでいる少年。 セラの虚像が帰還する影響で幽幻種として穢歌の庭に強制帰還させられたシェルティスを介抱した。黄昏竜(アマデウス)とも関わりがある。 壊れたイリスを言葉だけで復帰させた。イリスからは「ご主人様」と呼ばれる。また、サラがヴァイエルを見て「凪を思い出します。あの駄犬も『悪ぃ』が口癖だったから」といっているため、関わりがあると思われる。 正体は、エデン・プロジェクトの裏の立役者。主役とも称される存在。『聖女』紗砂、『反逆者』ツァリ、『不完全神性機関』イリスとそれを作ったヨミ。彼女達の輝かしい活躍の裏で、紗砂を激励し、ツァリに手を差し伸べ、ヨミの代わりに『天結宮』の基礎設計をし、イリスの主として戦い続けた『一般人』。 詳細に関しては、同作者の作品『不完全神性機関イリス』の登場人物を参照。 シャオ(紗音) 幽幻種として穢歌の庭に強制帰還させられたシェルティスを追って穢歌の庭に着いたユミィを介抱した人物。男性とも女性ともとれる容姿で、所見の際にユミィは困惑していた(実際の性別は不明) 紗砂の名付け親のようなもの。一人称は『自分』。 紗砂とは交流があり、ユミィのことを知っていた。 巨蛇(ミクヴェクス)の知り合い。禁断水晶の適格者であったが、彼女とは喧嘩別れしたらしい。 禁断水晶の護衛 ローブを羽織った黄昏色のボロボロの法衣を身につけた存在。 魔笛でも巫女の言語でもない言葉を使う。影から剣を取り出したり、一瞬でシェルティスの横まで移動するなど不可思議な点が多い。 右手に髪の毛ほどの太さしかない黒の刀身の剣。左手に樹の根っこのごとく歪で曲がりくねった深紅の刀身の剣。この双剣を使う。 使用している言語は、セラフェノ音語で、影から剣を取り出したのは、名詠式を用いているからである。 アマリリス 禁断水晶と呼ばれる存在。外見はユトと同じか、少し上くらいの歳の女の子。結界の中心にたどり着く人を待っていた。 紗砂やツァリ、シャオとは知り合い。 アマリリスが生まれたのは、別の世界で、そこに姉が居るらしい。 黄昏竜(アマデウス) 深い夜色に輝く竜。セラの虚像の一体、アマデウスの実像。偉そうな喋り方をする。 セラの虚像のアマデウスと紛らわしいので、「アーマ」と呼ばれる。凪にシェルティスを連れてくるように言い、シェルティスに穢歌の庭の真実を告げた。 巨蛇(ミクヴェクス) 白夜色の光を放つ蛇。セラの虚像の一体、ミクヴェクスの実像。 シャオに連れられてやってきたユミィに穢歌の庭の真実を告げた。
※この「穢歌の庭 (エデン)」の解説は、「氷結鏡界のエデン」の解説の一部です。
「穢歌の庭 (エデン)」を含む「氷結鏡界のエデン」の記事については、「氷結鏡界のエデン」の概要を参照ください。
穢歌の庭(エデン)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/13 15:01 UTC 版)
「氷結鏡界のエデン」の記事における「穢歌の庭(エデン)」の解説
浮遊大陸の真下に存在する幽幻種の巣窟。いくつかの層があり、深部へ行くほど狭く、魔笛が濃くなっているとされる。イグニド曰く、第九鏡面まであるとのこと。 幽幻種(ゆうげんしゅ) 体内に魔笛を保有した、穢歌の庭に住む魔物。物理的実体は霧のような体の中にある核晶(かくしよう)のみ。これを壊すことで幽幻種を倒すことができるが、非常に凶暴。 統率個体のように実体を持つ物もいくらか存在し、それをリーダーとする群れも存在することが、天結宮への大侵攻で明らかになった。 また、統率個体以外に、人に対して幻影を見せたり、幽幻種自身が増殖したり、人ではなく幽幻種に対して寄生する個体も存在する。統率個体(とうそつこたい) 一対の翼と巨大な四肢に蜥蜴(とかげ)の頭部を持つ巨大な幽幻種。竜に酷似した形態をしている。 非常に知能が高く、浮遊大陸全域に配下の幽幻種を送り込み、天結宮近辺の内部調査をさせることで結界が弱まる瞬間を知り、その間隙を付くことで結界にわずかな穴を開け、数百という配下の幽幻種を連れて天結宮への大侵攻を敢行する。 千年前から存在していた模様。 眠り仔(ねむりご) まだら模様の甲殻に6本の足を持つ、蟹のような形態の幽幻種。なぜか統政庁管轄の浮遊島の研究所で培養されていた。眠っている状態にあったが、シェルティスたちが訪れたことをきっかけに復活。初めは小さな姿だったが、水槽から目覚めたことで急成長し、体格が数倍にまで膨れ上がった。 イグニドによって捕獲され、秘密裏に培養されていた。 千年の獣 千年前に存在した重装機兵と幽幻種。ミクヴァの緋眼に干渉したイグニドによって呼び出された。 幽幻種は濃い紫色の輪を仕掛け、機雷として進路妨害、もしくは攻撃に使用する。 重装機兵は、三メートル近い巨体に全身を鋼鉄の装甲によっておおわれている。そのため動きは鈍重だが、幽幻種との戦いを想定して作られており、沁力の刻印が施されている。 ショットガンのような重火器を用いて攻撃を仕掛けてくる。 Sベクター第八種 生態生育野のSベクターで発見された幽幻種。死後もその効果が残り続ける後罪型の魔笛を有する。 テッシャという子供にかかった魔笛を解呪するため、ホルンが追っている個体。 禁断水晶 またの名を「Armariris Sophienet(アマリリス・ソフィネット)」。イグニド曰く、自ら穢歌の庭の奥深くに眠り、穢歌の庭を封じている存在だが、最後の適格者であったユミィの代わりにシェルティスが穢歌の庭へ落ちたため、現在はもうほとんど力が残っていない。自らを「残酷な純粋知性」と名乗っている。イリスとは面識がある。
※この「穢歌の庭(エデン)」の解説は、「氷結鏡界のエデン」の解説の一部です。
「穢歌の庭(エデン)」を含む「氷結鏡界のエデン」の記事については、「氷結鏡界のエデン」の概要を参照ください。
- 穢歌の庭のページへのリンク