神那学院学生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/07 14:59 UTC 版)
阿部 久志(あべ ひさし) 誠悟の悪友の1人。メガネ。エロゲーからBLまで嗜む生粋のオタクであり、根は真面目だが言動が変態。しかも睨まれたり殴られると逆効果に喜ぶどMで、遙か彼方に吹き飛ばされても次の瞬間には何処からともなく戻っている。本人曰く「紳士と言う名の変態」。ただ、オタクではあるがインドア系ではなく、島育ちということもあり体力は誠悟以上。魔女っ子キャラクター「ヴァージナル」がお気に入りで、ポスターやミニフィギュアを持っている。 変人だが友情に厚く、春樹の負傷には誰よりも心を痛めている。その為クルセイダーズの活動が手詰まりになるとメンバーの誰よりも焦りを見せる。自身に誠悟のような頭の回転や春樹のような腕っ節がないことを嘆いており、第二部後半では時々「誠悟のようにはなれない」「誠悟には勝てない」など誠悟を称賛する一方で自分を卑下するような発言も見られる。しかし春樹と一緒にチンピラと喧嘩をしたり、誠悟の受け売りを島民、全校生徒の前で堂々と発表して見せるなど普通以上の力はあり、誠悟と春樹の中間といえる。 なお第二部終盤で、廃校問題に打ち勝つための過程として、静奈から生徒会長の座を譲ってもらう。その後、純粋に好意を寄せる副会長の橋本に告白しようとしたが、言う前にあっさりと断られて傷心した。 藤堂 春樹(とうどう はるき) 誠悟の悪友の1人。ガタイのいいムードメーカー。運動神経抜群だが成績はイマイチ。時々口にする慣用句も間違っており、二桁以上の数字の計算が出てくると混乱するほどの馬鹿だが仲間想いの好青年。しかし一般女子からは「野獣」「ケダモノ」と敬遠されているようである。詳細は不明だがかつて佳代子との決闘に挑んで惨敗し、以来彼女の前では肝が小さくなる。また校則に厳しい風紀委員の真智子とは犬猿の仲。ちなみに好みは「金髪グラマー」などの年上であり、finaleでは珍しく饒舌にその重要性を力説したほど。 序盤で何者かに危害を加えられ、昏睡状態に陥る。彼の入院は、誠悟らに大きな影響を与える。 以下4名はファンディスク(エクストラ)でヒロインに昇格する。 中西 藍子(なかにし あいこ) 声:若葉椿 身長153cm B80(A)-W56-H83 血液型A 静奈たちに憧れて生徒会の書記となった少女。美琴とは親友で彼女の相談相手でもある。勝気な美琴と比較して気弱であり、彩同様性的な話題になると困惑する。趣味は風景撮影で、生徒会でも記録用として誠悟からもらったデジカメを愛用している。華奢な体で冬はコタツから出られないことから、美琴から「コタツムリ」と呼ばれている。 美琴の誠悟に対する思いを理解しているが、素直じゃない妹と、鈍感な兄という2人の状態に悩んでいる。 三木 真智子(みき まちこ) 声:青山ゆかり 身長158cm B81(B)-W59-H83 血液型A 聖良と対をなす「鋼鉄の眼鏡」。聖良と同じ風紀委員であり、第一班班長。楽観的な聖良と比べて融通が利かない厳格な性格で、獲物を執拗に追跡することからティンダロスの猟犬と恐れられている。しかし聖良に振り回されて苦労する事もあり、全く話が通じないわけではない。あだ名は「まっちゃん」だが、そう呼ばれると怒る。彩は『真智子』から「ちこちゃん」と呼んでいる。こちらは悪意がないだけマシ、とのこと。実家は島の南部に位置する神社である。 規律を重んじる芹沢に恩があり理想の教師と見ているが、クルセイダーズに対する彼の卑劣な行動を前に、自分の正義と葛藤するようになる。 毛内 清美(もうない きよみ) 声:木村あやか 身長168cm B86(E)-W59-H84 血液型B 生徒会副会長。制服のリボンを胸元でなく左の手首や腿に巻いている。実家は代々内海家に仕える家系であり、静奈とのつきあいは長い。世話役兼親友として静奈をサポートし、彼女に寄ってくる男たちを排除している。自分の苗字があまり好きではないらしく、苗字で呼ばれると怒る。静奈とは対照的に男勝りな性格で同姓からの人気は非常に高い。上品であるものの性に関してデリカシーのない静奈に頭を悩ませている。実は高所恐怖症。また誠悟による騒動に、胃薬を欲するほどストレスを感じてはいるが、当の本人は皆が悶絶するほどのものを食べても平気な辛い物好き。 橋本 優喜(はしもと ゆうき) 声:風音 11月29日生まれ。身長160cm B85(D)-W58-H84 血液型A 誠悟のクラスメイト。風紀委員第二班所属で聖良の親友。良識だが、言い換えれば軽い説得で許してしまうほど優しい性格であり、他の風紀委員からはよく思われていない。そのため風紀委員第二班は彼女と聖良の2人だけであり、委員の中では浮いた班となっている。愛称は「ゆっきー」だが、聖良からは優喜(ゆうき)という名前から「ゆきち」と呼ばれ、たまに「万札」と呼ばれることもある(主に聖良の機嫌が悪い時)。聖良によく胸を揉まれる。実は勇敢に廃校問題に立ち向かった誠悟に思いを寄せているが、「普通」な自身に対して聖良や佳代子などの「規格外」のヒロインが周囲に存在することにやや嫉妬している。しかし一途な部分があり、『あはえは』の主題歌のイントロとなる「誰よりも(中略)誰にも負けないから」のフレーズは、彼女の芯の強さ表現したものである。 第二部終盤で生徒会副会長に就任する。 平山(ひらやま) ファンディスク『あはえは』に登場した新キャラクター。 神那島南部の地主の子息となる文化祭実行委員長。性格はその生活環境から傲慢で高圧かつ陰湿で、何かあると母親を求める典型的な「お坊っちゃま」という属性をもつストックキャラクター。 内海を毛嫌いしており、彼女が所属する生徒会や廃校問題で活躍したクルセイダーズと折り合いがつかない。
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