神那学院教師
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/07 14:59 UTC 版)
坂本 結子(さかもと ゆうこ) 声:黒崎猫 誠悟のクラスの担任。教職2年目と経歴は浅いが、生徒と年齢が近いこともあって慕われており、「ゆっこちゃん」と呼ばれている(本人はあまり呼ばれたくないようだが)。おっちょこちょいで直ぐ駄々を捏ね、「グレたい気分」の時には校舎裏でこそこそと電気煙草を吸っていることも。挙句の果てには、ここぞというシリアスな場面で人一倍混乱したり号泣したりと、教師としての素質を誠悟から疑問視されている。事あるごとに芹沢に嫌味を言われていると嘆いている。 榊(さかき)※下の名は不明 声:みる 学院の保険医であると同時に島の限られた医者の1人。そのため自主的な往診が多く、不在にした保健室を殆ど保健委員に任せっきりである。保健室は永久中立という思想の持ち主で、誰にでも平等に診察する。自称「巫女さんドクター」であり、メスにより相手の神経を正確に狙う針術をもっていたりする。本人曰く「生かすことと殺すことは表裏一体」らしく、治療に役立つことは一通り学んでいるとのこと。『こいそらじお電気外特別編』に出演したみるが同番組のパーソナリティに名づけを依頼し“みどり”(メーカーから由来)と名づけられた。 芹沢(せりざわ)※下の名は不明 学院の生活指導を担当する教師。常に冷静沈着な堅物で、風紀委員会の顧問も担当しており、彼が担当するようになってから学院の風紀は向上したとされている。しかし本性は自分の思い通りにいかない無能な者や不良を悪と切り捨てる非情な性格であり、憤ると相手を「毒虫」或いは「蛆虫」と罵る。しかし、真智子を初めとする一部の風紀委員は彼の方針に賛同しており、彼らの人望を集めているのも事実である。 校長(こうちょう)※本名不明 学院の校長。狡い性格と肥満な外見から(主に教頭から)狸爺(たぬきじじぃ)と称される。有馬の賄賂と定年退職後の生活補償に誘惑され、学院廃校を推し進めようとする。しかしやや抜けている所があり、誠悟がカマをかけただけで簡単にボロが出てしまう。 小悪党ではあるが神那島に対する郷土愛はもっており、有馬の計画によって神那島が更地と化す危険性が明かされたことで改心し、廃校を撤回した。 教頭(きょうとう)※名字不明 学院の教頭。長身でヒゲを生やし、校長と対をなして(主に校長から)狐と称される。校長同様有馬の賄賂と介護中の母親の生活環境提供に誘惑され、有馬に荷担する。一方で、自分のことを棚に上げ高みの見物してこき使う校長に対して陰口を叩いており、信頼はしていない。自宅の家庭菜園や花壇の手入れが趣味という一面も持ち、その技術は誠悟が感服するほど。 とある出来事がきっかけで自分の行為を恥じて罪悪感を持ち、改心して誠悟らの協力者となる。以降は絵に描いたような好人物として描かれ、物語の重要なシーンに何度も登場する。
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