男爵ディーノ(だんしゃく ディーノ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 14:17 UTC 版)
「男塾 (架空の学校)」の記事における「男爵ディーノ(だんしゃく ディーノ)」の解説
声 - キートン山田 / 服巻浩司(PS3ゲーム『魁!!男塾 〜日本よ、これが男である!〜』) 鎮守直廊三人衆の一人で紫電房(しでんぼう)の番人。棘殺怒流鞭、死穿鳥拳、地獄の魔術の使い手。シルクハットにカイゼル髭の異彩を放つ風貌で、普段は慇懃で言葉遣いも丁寧な紳士だが、存外気は短く、切れると口調が一変する。ワインにはこだわりがあり、シャンピニオン・スペチアーレの白、15年ものしか飲まないという。西洋かぶれの人物ではあるが、下着は男塾の校則に準じてフンドシを愛用している。 当初は調教師のような姿だったが、天挑五輪決勝リーグでは魔術師風の黒マントを纏いトリッキーな戦法で戦うスタイルへと変貌。数々のトリックを使いこなす闘法で、梁山泊十六傑の酔傑に対し比較的優位に立っていたものの、酔傑の卑怯な手にはまり致命傷を負い、酔傑を道連れに激流の川に飛び込んだ。鎮守直廊三人衆の中で唯一、対戦相手を倒した人物。 『天より高く』には登場しなかったが、『曉!!男塾』にて存命していた。 『極!!男塾』では、大豪院邪鬼のために独眼鉄を暗殺しようとしていたことにより男塾の裏切り者と判明している。シルクハットの下には手品に使用する発信機とアンテナが付けられている。阿們・呍們のコンビを圧倒するが、宋江将軍の護狼真流により致命傷を負う。威硫時穏罵多怖雷によって宋江将軍の両手の中指の薬を剥がしてラグビーを破裂させて先の棘で宋江将軍を倒したが、胸板の下には既に護狼真流に貫かれ、決着後自らのカード型の爆弾により自決した。 棘殺怒流鞭(きょくさつどるべん) 無数の棘がついた鞭で、一度巻きつけば石柱をも粉々に砕く破壊力を持つ。葡蛇撃嵐(ほじゃげきらん) 棘殺怒流鞭による怒涛の攻撃。 デッドボーン・ハンギング アメリカ開拓時代の西部で牛泥棒などに対し行われたとされる拷問。首にロープを巻きつけ馬で引くものだが、馬は使用しない。 怒流鞭での技ではないが紫電房で虎丸に使用し、さらに剣山つきの鉄板で苦しめていた。 死穿鳥拳(しせんちょうけん) 明朝末期・宋 大源(そう たいげん)により完成された。中国雲南省原産・鷲鷹科の猛禽である死穿鳥を飼い慣らし、嘴に即効性の激毒を塗り殺人鳥に仕立て己の拳法と同時攻撃する。 ディーノはシルクハットの中に死穿鳥を潜ませており、棘殺怒流鞭との同時攻撃を行う。 地獄の魔術(ヘルズ・マジック) ヨーロピアン魔殺術(キラー・マジック)とも呼ばれ、人の視覚の盲点をつき心理の裏をかく手品・奇術・魔術を恐怖の殺人技として完成させ、芸術の域まで発展させた戦闘術。ゾリンゲン・カード 縁が研ぎ澄まされた刃物に加工されているカードを投擲する。空気との摩擦で発火する揮発性の油を塗り、燃え上がるカードとすることも可能。 眩魔切断術(ミラクル・カッター) 煙幕を焚いて視界を一瞬遮った中で敵の攻撃をくらい、胴体を境に上下真っ二つに切断されたと見せかけてさも中身が入っているかのように見せかけたズボンと靴を地上に残し、自身の下半身は地中に埋めて偽装する。出血の正体は腹に巻いたニワトリの血袋である。この技を使用した後は下半身が褌一丁になってしまうことが欠点。 奇跡の杖(ミラクル・ケイン) 地獄の魔術奥義。敵の槍にカードで切れ込みを入れ、目を逸らした隙に折って口にくわえ口内を貫かれたように見せかける。血は舌を噛み切ったものである。 (名称不明) 蝋で作ったダミーの頭を利用して首を切り落とされた振りをし、シルクハットを拾って元通りに戻る。最初は相手への挑発と思わせたが、本来の目的は「倒しても本当に相手を葬ったのか死を確認させる」よう心理を誘導させるもので、眩魔切断術・奇跡の杖の布石となった。 威硫時穏罵多怖雷(イリュウジオンバタフライ) 蝶ネクタイを無数の蝶に変化させ、敵を襲う技。宋江将軍の指の薬を移植させた。無数のコウモリにも変化させることができ、藤堂を三面拳から逃がしたこともある。
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