湘南爆走族OB・OG
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 06:53 UTC 版)
茂岡 義重 声 - 嵐ヨシユキ(第1作)、よしださとし(第2作)、西村知道(第4-7作)、玄田哲章(第8-11作)、岸野幸正(第12作)、麻生智久(パチンコ版) 湘南爆走族OB。初代湘爆親衛隊長で初代湘爆四天王の一人、砂岡中学出身で元波打際高校総番、江口の先代の総番になるが、茂岡も江口も一年から番を張ったため、25代総番なのか22代総番なのかは現時点では不明。通称「シゲさん」。2代目湘爆時はラーメン屋「じえんとる麺」の店主。湘南爆走族メンバー5人の溜まり場がじえんとる麺になっているせいか、最も登場頻度が高いOB。メンバーの悪乗りに巻き込まれることも多い。本人が全く知らない所で、店が周辺の不良達の聖地のようになってしまっており、この店でラーメンを食べることが一種のステイタスとなっている。 湘爆結成前は、喧嘩でもバイクテクでも負けたことがなく、波高では1年生で番格になるなど、何においても無敵を誇っていたが、そのせいで他人を少し見下しており、周りとは若干空回りを起こしていた。有り余った力を何処にぶつけていいかも分からず迷走していたが、ケンカ等悪い事をやめて、全開で走るチームを作るべくポスター張って追加の仲間を募った。当初はマスコットで誘ったはずの桃山マコとリーダーをかけたバイク対決になり、敗北を喫し初めて相手を認める事を覚えてリーダーを譲る、マコに心底惚れた彼は誰よりも彼女と一緒に居る時間を長く出来る様に親衛隊長を選んだ。園都成高校番格の大橋にタイマンで勝ち、地獄の番人総長の釘崎も倒し鬼の様に強いと恐れられており現時点では、この世代での最強キャラである。湘爆引退後は、満福軒で修行し、「ラーメンSHOPじえんとる麺」を開業。後にマコと結婚した。湘爆時代の愛車はZ400。 「湘南爆走族」は、前述の通り、次のステージに行くため、全開で走る事を理想として茂岡を中心に集まったコースケ達との5人のグループが母体となっている、いわゆる湘爆生みの親である。 桃山 マコ 声 - 佐々木優子(第8作)、藤巻恵理子(第12作)、庄司宇芽香(パチンコ版) 湘南爆走族初代リーダーで海浜女子学園出身。抜群のライディングテクニックを持ち「バイクに乗らせりゃ関東一」は江口以前は彼女の代名詞であった。小野をリーダーとする横浜の「無明」をぶっちぎり、自称親衛隊として付きまとわれる中、茂岡が立ち上げかけていたチームに自らリーダー希望で勝負を挑み、自信があった茂岡をいとも簡単にブッチぎって湘爆初代リーダーを襲名。茂岡達が結成前に理想としていたチームを体現させた。引退後は短大を卒業し東京で石橋商事のOLをしていたが、その後湘南に戻り茂岡と結婚した。愛車は短編ではファイヤーパターンの400SS(マッハⅡ)だったが、ファーストフラッグではファイヤーパターンの500SS(マッハⅢ)。 芳木 幸介 声 - 小林通孝 初代湘爆副リーダー。砂岡中学出身。そばかすの目立つ優しげな顔をしているが、中学時代は茂岡、山田とつるんでかなりのワルだったらしい。湘爆結成当初には良識派で、直情的に新たな理想から外れかける茂岡を諌める。平山輪業もしくは大山モータースに務める。 大橋 数基 声 - 銀河万丈 初代湘爆四天王の一人。中学時代は、黒潮中の青オニと呼ばれていたほど程喧嘩は強く、園都成高では、1年生で番格をはる有名な武闘派。茂岡にタイマンで負けたらしいが、チーム内のイザコザで茂岡とぶつかった際も実力は伯仲している。自他共に認める初代湘爆の重鎮。口数が少なくいつも冷静で無愛想だが、顔に似合わず、誰よりも仲間思いである、湘爆引退後は家業の造り酒屋の息子として修行中、湘爆引退頃には、無駄に明るいキャラになっている。湘爆時代の愛車はRD400。 山田 和夫 声 - 田中和実 砂岡中学出身で波頭高校中退、湘爆四天王の一人。サラリーマンながら初代湘爆に参加。茂岡とは中学からの付き合いで、近辺に噂が流れる程の喧嘩が強かった。初代湘爆全員が桃山マコのファンであるが、彼のみは結成当初から意中の相手がおり、唯一袖にした貴重な男として茂岡やコースケからイジられる。年上の白石砂知子と同棲を経て結婚した。式には初代と2代目のメンバー多数が参加し、その際江口に人生の三つの幸せな瞬間を教える。愛車はGS400で江口のバイクのタンクは彼から譲り受けたものである。 山田と白石の恋物語は、本作だけでなく、スピンオフ作品に度々登場している。 小野 郡司 初代湘爆四天王の一人。元横浜の暴走族「無明」のリーダー。無明時代にからかい半分で桃山マコを追っかけたが全く前に出れず、その走りと美貌に惚れ込んだ彼らはチーム全体で桃山マコの自称親衛隊を名乗って追っかけをしていた。マコと同じチームで走る事を希望していたが、「燃焼室(ハート)が熱くない」事を理由に断られ続けてた。成り行きではあったが、マコと茂岡の公道レースに追走し共鳴しあった2人の立会人となる。「無明」丸ごとを親衛隊に改編して初代湘爆結成に参加したが、茂岡の顔を立てて親衛隊長は譲る。湘爆へは横浜からの越境参加である。 柴田 初代湘爆特攻隊長。中学時代は茂岡グループにいたらしく、それなりに根性が入っており四天王の推薦で特攻隊長に選ばれたが、四天王の影に隠れ一時はチームのウィークポイントになったが、髪型をチームで一番目立つモヒカンにし心機一転再起を図った。喧嘩するのなら俺から狙えという、特攻隊長としての決意表明であり、髪型やその意思は2代目特攻隊長の丸川に引き継がれる。 岩室 初代湘爆メンバー、波頭高校所属。茂岡、山田の友人。田中、杉下、尾高と共ににワルの大物として有名で他チームの勧誘はシカトを通していた。 田中 初代湘爆メンバー、霧山工業所属。小野の友人。 杉下 初代湘爆メンバー。 尾高 初代湘爆メンバー
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