機能・仕様
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/27 16:16 UTC 版)
「PC-H98シリーズ」の記事における「機能・仕様」の解説
CPUは386DXから486DX2までの32ビット外部バス対応CPUが搭載されている。これらは原則的に各機種出荷時点でのPC-9801型番各機種よりも上位の仕様のものが選択されており、特に386DX搭載機種ではPC-9801型番各機種にないフロントサイドバス(FSB)33MHz駆動のモデルが提供され、これに合わせて1次キャッシュメモリ(非同期SRAM)64KBを標準搭載していたことが特筆される。 また、余裕のある電源、底面まで塗装が施された丁寧なつくりの筐体、特殊なコネクタなどに特徴がある。 「ノーマルモード」と「ハイレゾモード」を切り替えるスイッチがあり、「ノーマルモード」では多くのPC-9800シリーズ用ソフトウェアが動作する。 「ハイレゾモード」の下ではE2GCやAGDCと呼ばれる新コントローラの固有機能により、高解像度のグラフィックを高速に描画することが可能であり、CADユーザーなどに支持された。 拡張スロットには各スロットにEバスとCバスのコネクタが並んでおり、これをまとめてNESAバスと呼んだ。Cバスのコネクタは従来機と同様の位置にあり、その上に重なる形でEバスコネクタが配されている。そのため、Eバス用の拡張ボード先端は、基板とコネクタが _| ̄ という形状をなしている。こうした構造により、互換性は限定されているものの、Cバスボードも使用することができる。拡張ボードを装着したり、取り外した際には「リファレンスディスク」と呼ばれるFDによる再設定が必要になる。 NESAバス対応ボードのみを搭載した場合にはINT(IRQ)の割り込み方式をレベル割り込み方式に設定することでIRQの共有が(理論上は無制限に)可能となるが、Cバスボードを使用する場合には従来通りエッジ割り込み方式とせねばならず、この場合はIRQの共有は不可能である。 ただし、エッジ割り込み方式を選択し、かつリファレンスディスクにより各ボードが必要とする各種リソースを正しく登録した状態の下では、H98はノーマルモードのPC-9801シリーズ互換機として極めて正しい動作を行う。NESA-FOの下での設定・登録作業の煩雑さ故に、拡張ボードを拡張スロットに挿せばほぼそれだけでそれらのボードの機能を享受できるという状況に慣れきっていた一般ユーザーの大半には誤解されていたが、ソフトウェアの動作互換性という観点に立てば、むしろ後継のPC-9821シリーズよりも忠実なPC-9801/PC-98(ハイレゾモード)シリーズ互換機であるとさえ言える。 また、本シリーズを特徴づけるものの一つに、専用アナログRGBコネクタがある。当時ワークステーションで一般に用いられていた13W3と称するアナログRGBコネクタの影響下で開発されたと見られるこのコネクタは、別名を複合29ピンコネクタとも称し、RGBの映像信号を3本の超小型同軸コネクタと26ピンハーフピッチアンフェノールコネクタを1つのD-SUBタイプのコネクタの枠内に一体化した、特殊な構造を備えている。 このコネクタは単純にアナログRGB映像信号を伝達するだけではなく、ディスプレイからの電源オン指令信号による本体の起動や、ディスプレイへのキーボードの接続、それに本体内蔵スピーカーの音声出力をディスプレイ内蔵スピーカーから出力するための音声信号端子をサポートする、極めて多機能なものである。もっとも、上述した各機能はごく一部の長残光タイプ専用ディスプレイでのみサポートされており、通常のマルチスキャンディスプレイへ接続するためのPC-H98-U03などの信号変換アダプタやナナオP4Aのような変換ケーブルを使用する場合には、これらの拡張機能は一切使用できない。
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機能・仕様
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機能、仕様
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Webメール、POP3、IMAP、POP3S、IMAPS、自動転送。 メールのサイズは100MBまで送受信できる。 メールボックスは6,000通まで保存できる。容量は250MBからで、毎日1MBずつ拡張できる。 受信許可、受信拒否。 自動返信 POP3の外部メールを取り込める。
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機能仕様
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ソフトウェア開発における機能仕様は、プログラムや大規模なソフトウェアシステムの振る舞いを記述した文書群である。一般に、そのソフトウェアへの各種入力を記述し、それぞれに対してシステムがどのように反応するかを記述する。例えば、機能一覧表、状態遷移図、プログラムの骨格のフローチャート、各機能を実現するアルゴリズム記述などから成る。
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