模型部→書道部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 10:09 UTC 版)
姉さん / 源間色絵(色枝、げんま いろえ) 声 - 狩野茉莉 主人公。背中まで届く長い髪(うす茶色)と、高校3年生とは思えない程の低身長と幼児体型が特徴で、腹がたるんでいる。かつて頭に城の模型が乗っており、中には新衛門という侍と一休さんのような坊主がいた。下級生および一部の大人からは「姉さん」と呼ばれるが、同級生からは「チビ子」と呼ばれる。 「放課後だからといってすぐに帰るのはもったいない」と、とにかく青春することを志とし、いつも他人にちょっかいをかけたりしているはちゃめちゃな性格。傍若無人で我侭かつ下品。図々しく他人に迷惑を掛けることを何とも思わない上に、目立ちたがりなトラブルメーカーである。ただし、場の空気を読んだ上で空気を壊したり、わざと状況を悪化させることが多く、至極真っ当な言動も少なくない。また、周囲には破天荒な人物が姉さん以外にもいるため、それらの前ではツッコミに回ることもある。意外にも世話焼きで、自らパーティーやイベントを企画するなど行動力があり、人望は厚い。しかし、自分の知らないところで何かが企画されていると拗ねる一面も。 能力が豊富で学力は高く、料理も得意。将棋も相手を完膚なきまでに叩き潰すほど強く、大道芸の腕前はプロのピエロを戦慄させるほどで、ゲートボールやDJなど細かな芸を身に着けている。 9巻で自ら告白する形で鈴木と交際を始める(正確には、自身に交際を申し込む内容の手紙を鈴木に無理やり読ませ、それを了承することで交際が始まった)。鈴木はごっこと思っていたが、本人は割と本気で、鈴木を品定めするために図書館へ出向いていたことをオカッパによって看破された。 両親はどちらも姉さん以上に破天荒な人物。9巻で母親が外国人のハーフであることが判明した。 名前を逆さから読むと「えろい○んげ」であり、その事実が校内放送で全校に知れ渡ったため、「○んげ先輩」と呼ばれたこともあった。 オカッパ / 岡本葉月(おかもと はづき) 声 - 内山夕実 姉さんの後輩。黒髪ショートカットで前髪はパッツン。かつて頭に電車の模型が乗っていた。黒いニーソックスを履いているが、夏場は白のハイソックスになる。小学校4年生のころまで関西育ちだった。中学時代は弓道部だった。マキマキのクラスメイトで彼女の隣の席。しょーちゃんという小学1年生の弟がいる。 巨乳の持ち主(ただし非常に硬い)でスタイルもよく、姉さんによくセクハラされている。本人曰く「柔らかくなってきている」。16巻にて、怪異に揉み解されることになり胸が軟化。 姉さんとは違い、周囲の人間とごく普通のコミュニケーションを取れる常識人(ただし、マキマキ共々一般生徒からは頭に模型を乗せている『変わり者』と認識されていた)。しかし怒ると怖く、無反動で姉さんを壁や戸棚に叩きつける、姉さんをバスケットゴールに「ダンクシュート」するなどの驚異的な怪力・身体能力を見せつけることもある。姉さんの振る舞いが癇に障った時には、喜々とした表情(漫画では白目が黒色になり、アニメ版では文字通り目の色が変わる)で周囲が慄然とするほどの暴力を振るい、マキマキもとばっちりを食うことが多い。国木や9番ですら殴り倒して記憶を消去させたことがある。マキマキとは小学校時代に引っ越してきて以来の幼馴染であり、失恋した彼女を気遣う優しい一面も持っている。 小学校時代からプラモデルが好きでそのころから頭に模型が乗っており、いじめっ子の少年をパンチ一発でKOさせるなど、そのころから強い。 虫が嫌いで、特にゴキブリが大の苦手であり、ゴキブリが額に止まった時は泡を吹いて失神した。 時折周囲の人間にやたらと絡みたがる時があり、姉さんとマキマキからは「甘え日」と言われ鬱陶しがられている。また、ある一件がきっかけで、自身の容姿をやたらと自慢したがるウザキャラと化してしまい、遂には姉さんとマキマキから電話の着信拒否をされた。 マキマキ / 酒巻真希菜(さかまき まきな) 声 - 井上麻里奈 姉さんの後輩。身長168cm、体重53.55kg(定規調べ)。長身で、首元で2つに結った長い赤っぽい髪と、黒ニーソックスがトレードマーク。夏場は白のハイソックスを履く。胸は模型部で一番大きく描かれているが、詳細は不明。かつて頭に戦車の模型が乗っていた。中には軍服を来た中年男性(アニメでは戦車兵 声 - 辻親八)が入っており、初期はよく戦車砲を撃っていた。この戦車砲は直撃されると人間が気絶するほど強力である。オカッパのクラスメイトで彼女の隣の席。オカッパとは小学生時代に彼女が転校してきてから一緒の仲。 男言葉でしゃべるボーイッシュな少女だが、見た目によらず争いごとが嫌いな性格であり、模型部の中では一番の常識人。姉さんに迷惑を掛けられても基本的に仕返しはせず、オカッパとのケンカをオロオロしながら見ている内にとばっちりを喰うなど損な立ち位置にいる人物だが、姉さんに「アイプチ」と貶された際には、姉さんを窓から逆さ吊りにするほど激昂した。東や多田など後輩にもよく弄られる。 ウブで、一人で自分の腕を使いキスの練習をしている。また、片思いしていたクラスメイトに彼女ができた時には発狂してしまった。 小学生のころは太っており、滑舌が悪かったが、中学に入ってから痩せた。
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