構造・外観とは? わかりやすく解説

構造・外観

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 06:51 UTC 版)

国鉄キハ40系気動車 (2代)」の記事における「構造・外観」の解説

全長21.3 m(車体長20.8 m)、幅2.9 mで既存急行形気動車同等大型車体である。酷寒地や海岸沿いでの使用考慮して[要出典]外板屋根板床板には当時鋼製車標準車両用耐候性高張力鋼板 (SPA) を用いて耐久性を向上させている。板厚例えば同じSPA使用した201系電車比較すると、外板厚が2.3 mmに対して国鉄気動車標準の1.6 mm屋根板厚は1.6 mmに対して1.2 mm薄く台枠設けた軽量とともに軽量化配慮している。製造当初車体塗装は「首都圏色」と呼ばれる朱色5号一色であった前頭形状キハ66系踏襲し踏切事故対策として高運転台化、運転室長さ350 mm拡大前面外板4.5 mm厚への強化床下前面へのスカート装着をしている。運転台窓は運転席からの視認性配慮して側面部に回り込んだパノラミックウィンドウとし、前照灯前面窓上にRBS-24V形150/50 Wシールドビームが2灯、尾灯在来形気動車よりも高い位置40 Wのものが2灯、それぞれ左右に振り分けて設置され貫通路直上には列車種別表示器が設けられている。側窓は寒地形、暖地形は外はめ式のアルミ合金2段ユニット窓として工数削減している。一方酷寒地形小型の1段上昇窓で、FRP窓枠による内窓組み合わせた二重窓構造とし、冬季車内保温図っている。

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構造・外観

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/29 20:17 UTC 版)

ZMC-2」の記事における「構造・外観」の解説

ZMC-2船体外形は、流線型前方太く船尾側が細長いティアドロップ(涙滴)形である。船体寸法は、全長149フィート5インチ(約45.5メートル)、最大直径52フィート8インチ(約16.1メートル)で、総体202,200立方フィート(約5,726立方メートル)である。 船体外壁は、厚さ0.24ミリメートルアルクラッド材で構成された。アルクラッド薄板は約350本のリベット接合されつなぎ目コンパウンド丁寧に埋められた。ツェッペリン飛行船用いられたゴールドビータース・スキンと呼ばれる牛の盲腸から作ったガス嚢よりも気密性高かった船体の構造は、輪切り状に等間隔並んだ円形肋材フレーム)とそれらを前後につなぐ縦通材(ロンジロン)、そして外壁応力分担するセミモノコック構造であり、軽量で丈夫という特徴を持つ。船体縦通材等間隔24本、肋材12本、外壁厚さは0.24ミリメートルアルクラッド材で覆われた。肋材のうちの5本は強い構造部材で、そのうちの特に3本で、ゴンドラエンジン係留索などの集中荷重を受け持つ構造だった。残り肋材船体形状維持する役割であり、軽量な構造であったゴンドラは、船体前方位置する最大直径となるあたりの下部取り付けられていた。ゴンドラ全長24フィート(約7.3メートル)で幅は6フィート6インチ(約2メートル)である。ゴンドラ内には操縦装置無線機器燃料タンクなどを備え操縦士2名、整備士1名、さらに約4名を収容できるZMC-2全長直径の2.8倍であったが、これは飛行船としては太く短い方で、構造力学的に曲げに強い形状である。一方このような比率飛行力学理論上不安定になるが、風洞実験結果踏まえて安定板枚数を8として比較的前方に配置することで安定性確保していた。安定板は、船体周囲等間隔配置され、4水平安定板、残る4垂直安定板役割果たした安定板外壁アルクラッド材が用いられた。水平安定板垂直安定板後縁にはそれぞれ昇降舵方向舵備わっていた。舵はゴンドラから伸びる操縦索で操作されたが、船体上側方向舵2枚には索が繋がっていなかった。 ZMC-2浮揚ガスヘリウムガス用いられ船体直接封入された。船体内のガスは、大気圧温度依存して膨張収縮する。そこで、ZMC-2船体内に、バロネット呼ばれる空気房が設けられた。バロネット船体前方後方1区画ずつ設けられ体積それぞれ640立方メートル、793立方メートルであったバロネット伸縮性の布で覆われ空気袋であり、通常の空気出し入れすることができる。バロネット内の空気量調整することで、ヘリウムを失うことなく船体内圧調整することができる。また、バロネット内の空気量増減することでヘリウムガス体積増減させて、上昇下降制御行われた。さらに、船首側と船尾側のバロネットバランス変えることで、船首の上下げピッチ)の制御行われたエンジン220馬力の「ライト・ホワールウインド」エンジンが2発で、ゴンドラ左右に伸びた支柱先に取り付けられていた。プロペラエンジン前方取り付けられいわゆる牽引式配置だった。 降着装置は、当初中空スティールボール用いられゴンドラ3点式配置された。このスティールボールは、抗力低減し飛行速度高めるためアメリカンフットボールのような形状をしていた。しかし、のちに旋回可能な一般的なタイヤ置き換えられた。 建造から解体まで、ZMC-2船体塗装施されず、表面に "US Navy" と "ZMC-2" と表記されただけであった

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