つが【×栂】
読み方:つが
マツ科の常緑高木。福島県以南の山地に自生。樹皮は縦に裂け、葉は短い針状で2列に並んで密生。4月ごろ、雄花と雌花とをつけ、球果は下を向く。材は建築やパルプに使われ、樹皮からタンニンをとる。つがまつ。とが。
[補説] 「栂」は国字。
とが【×栂】
ツガ
![](http://weblio.hs.llnwd.net/e7/img/dict/kkszi/kurashi/jtree/images/s11tsuga.jpg)
関東以南の本州、四国、九州、屋久島などに分布します。同属にコメツガ:T.diversifoliaがあり、本州中部以北の亜高山地帯および僅かに四国、九州に分布します。モミとともに、比較的低い処で、モミ・ツガ林を形づくっています。近年、伐採もわずかなので、木材として目も触れることは、非常に少ないといえます。 ■木材 ■用途 |
カナダつが (栂)
![Tsuga canadensis](http://weblio.hs.llnwd.net/e7/img/dict/skbzk/plants-ka/katuga_1.jpg)
![Tsuga canadensis](http://weblio.hs.llnwd.net/e7/img/dict/skbzk/plants-ka/katuga_2.jpg)
●カナダ東部とアパラチア地方が原産です。自生地では高さが25メートルほどになりますが、都会では7~8メートルの高さにしかなりません。樹冠は円錐形です。樹皮は若木では灰褐色ですが、老木になると赤褐色になり広い割れ目ができます。濃い緑色の葉は線形で、下面に2本の白い気孔のラインがあります。5月から6月ごろ、黄色い雄花と淡い緑色の雌花をつけます。球果は卵形で、秋に熟します。
●マツ科ツガ属の常緑高木で、学名は Tsuga canadensis。英名は Canadian hemlock, Eastern hemlock。
つが (栂)
栂
姓 | 読み方 |
---|---|
栂 | つが |
栂 | とが |
栂 | とがさき |
ツガ
(栂* から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/23 21:43 UTC 版)
ツガ(栂[3]、学名:Tsuga sieboldii)は、マツ科ツガ属に分類される常緑性の針葉樹。別名をトガ[2]、ツガマツ[3]という。細かな葉が次々に展開していくことから「継ぐ」が展化してツガと命名された。一般家庭での植栽は稀であり、公園や神社の御神木などに使われる。
- ^ a b c d e Katsuki, T. & Luscombe, D (2010). "Tsuga sieboldii Carrière". IUCN Red List of Threatened Species. Version 3.1. International Union for Conservation of Nature. (英語)
- ^ a b c 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Tsuga sieboldii Carrière ツガ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2022年12月24日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 西田尚道監修 学習研究社編 2009, p. 32.
栂
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