松平乗佑とは? わかりやすく解説

松平乗祐

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/27 05:54 UTC 版)

 
松平 乗祐
時代 江戸時代中期
生誕 正徳5年9月29日1715年10月26日
死没 明和6年9月4日1769年10月3日
改名 源二郎(幼名)、乗祐
官位 従五位下主水正和泉守従四位下
幕府 江戸幕府 雁間詰帝鑑間詰奏者番寺社奉行大坂城代
主君 徳川家重家治
下総佐倉藩主、出羽山形藩主、三河西尾藩
氏族 大給松平家
父母 松平乗邑、柳瀬氏
兄弟 意乗、乗祐乗薀、乗富、乗溥、ヒサ、
岡部長著正室
土屋陳直堀口氏
乗孝、乗用、乗房、乗完、西郷員相、
堀直起、守惇、土井利見、忠順、乗峰、
里姫、牧野貞長正室、三浦矩次正室、
松平近儔正室、岩城隆恕正室、
永井尚志正室、岡部盛真室、井上正定正室
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松平 乗祐(まつだいら のりすけ)は、江戸時代中期の大名下総国佐倉藩2代藩主、出羽国山形藩主、三河国西尾藩初代藩主。官位従四位下和泉守大給松平家宗家11代。大坂城代などを歴任した。

生涯

正徳5年(1715年)9月29日、松平乗邑の次男として誕生。兄・意乗は早世したため嫡男となる。父・乗邑が老中を罷免され隠居謹慎を命じられたため、大給松平家6万石の家督を相続したが、追罰を受け、直後に山形に懲罰的国替を命じられた。

その後、寺社奉行を経て大坂城代となり、西尾に転封となるが、同地は2万7000石しかないため、飛地という形で差分は越前国内に与えられた。

明和6年(1769年)9月4日、死去。享年55(満53歳没)。長男は早世していたため、五男の乗完が跡を継いだ。

年譜

官位位階

系譜

父母

正室

側室

  • 堀口氏

子女

養女

脚注

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  1. ^ 堀著朝の養子
  2. ^ 土井利里の養子

松平乗佑(大給松平家)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/26 10:06 UTC 版)

山形藩」の記事における「松平乗佑(大給松平家)」の解説

堀田正亮入れ替わりで、松平乗佑が下総佐倉7万石から1万減封された6万石入部した。乗佑の父は第8代将軍徳川吉宗享保の改革の下で勝手掛老中として活躍した乗邑である。乗邑は吉宗後継者として言語不明瞭な家重より聡明な弟である宗武を推していたため家重から非常に疎まれており、延享2年1745年)に吉宗隠居して家重第9代将軍就任すると、たちまち家重報復受けて同年10月には老中罷免の上隠居命じられ家督継いだ乗佑もこの処分により山形移されのである。 乗佑は18年間、山形藩主の地位にあった実際に山形にいたのは1年足らずだったため、山形城城門がかなり荒廃した。また財政難から宝暦2年1752年)に地子銭城下町町屋敷土地課される年貢)の復活を図るが、町年寄激し反対失敗しその上に宝暦5年1755年)に大凶作で打ちこわし起きて藩政混乱した明和元年1764年6月、乗佑は三河西尾藩転封となった

※この「松平乗佑(大給松平家)」の解説は、「山形藩」の解説の一部です。
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