携帯武器など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 04:45 UTC 版)
「伝説巨神イデオンの登場兵器」の記事における「携帯武器など」の解説
地球、バッフ・クランの物を分けずに双方の物を羅列する。 地球連合軍制式小銃 銃身下に単発式グレネードランチャーが付属するビーム小銃。トリガー直前にフォアグリップがあり、曲線で構成されたフォルムは前衛的。グレネードランチャーはワイヤーランチャーに交換可能。電子光学式の照準器も標準装備している。 ソロ・シップを始め、地球軍の兵が使う標準火器。ギジェがダラムを射殺したのもこの銃である。発動編ではコスモがジョング隊のバッフ・クラン兵を射殺し、銃で殴りつけてジョングを奪っている。 地球連合軍制式拳銃 第1話から登場。ベスを筆頭に主要登場人物のほとんどが使用した。小銃とは対照的にごつごつした直線的なデザインで、かなり大型の自動拳銃。 ビームガンではなく、8連発の実体弾式で第37話でシェリルがコモドアを撃った際、薬莢が飛び出して弾切れになっている。 クラモ19 第13話でロッタがカララを襲撃する時に使用した民生用の拳銃。9連発の実体弾式自動拳銃でロッタの私物である。フォルムはワルサーP38に酷似している。 キャラル軍制式小銃 第23話より登場。キッチ・キッチンらが使用したキャラル軍採用のビーム小銃。グレネードランチャーは備えていない。 個別の設定図は存在せず、キッチ・キッチンの全身図に描き入れられているのみである バッフ・クラン制式小銃 機能・性能的には地球の物と大差ない。フォルムは直線的で、やはり電子照準器らしきスコープが付属する。下部右にオフセットされたグレネードランチャーを持つ。こちらもビーム小銃である。 文字通り、バッフ・クラン側の銃だが、作画ミスで第27話ではムーンランドの兵が使用してシェリルらに向けて発砲している(キラニン・コルボックはこの際に射殺された)。 バッフ・クラン制式拳銃 モーゼルC96を想起させる実体弾式自動拳銃。9連発。カラーリングは白。ハルルがカララを撃ち殺したのはこの銃である。 こちらも小銃同様、作画ミスで第27話でムーンランドの士官がシェリルらへ突き付けているシーンがある。 バズーカ ソロ・シップに配備された肩撃ち式のロケットランチャー。カーシャやロッタが使用した灰と赤の曲線的なフォルムの砲と、ラポーが使用した緑色の直線的な砲の二種が確認出来る。 ジョング程度を相手にするには充分な火力を持つ。ロッタがトロロフを吹き飛ばす等、発砲シーンは多いが、再装填や連射の描写がないので連発式なのか、単発式なのかは不明である。 ビームソード 地球、バッフ・クラン双方に存在する白兵武器。形成されるビーム刃は軽機動メカの脚部なら切断可能な威力がある。 バッフ・クランではサムライの名誉をかけた、ビームソードによる決闘が行われている。 ハンドグレネード 手榴弾。TV版ではガダッカの兵がトカモフのハッチに放り込んで撃破する等、主にバッフ・クラン側が、発動編でコスモがジョングを吹き飛ばしたりと、専ら地球側が使っている。 核爆弾 ダラム私設軍隊が用いた小型核爆弾。ガンガ・ルブのコクピットカプセルに装備されており、ダラムは第23話でこれをイデオンに取り付けて爆発させるが、核の威力に反して損傷は極めて軽微であったため、巨神にイデの力を内包しているのを確信する根拠となった。 第25話でギジェも別形式の小型核爆弾をイデオンに設置しようとするが、これはコスモに気が付かれて失敗に終わっている。専用ケースに五個収納可能でダラムの物よりも小型。 大型核爆弾 第36話に登場した地球製の核爆弾。ソロ・シップを放棄すべく、艦内とイデオン内部に計120発が仕掛けられた時限爆発式の自爆用である。だが、ガルババ艦隊の来襲で緊急解除する羽目に陥ってしまい、数発がタイマーを解除出来なかった。 しかし、イデはこの核爆発をバリアーで封じ、これを目にしたギジェは「我々は切腹も出来んということだ。自殺しようにもイデに止められる」と、自分達の運命が完璧にイデに取り込まれたことを嘆くのであった。 フリーザー・スカッチ 第30話に登場したバッフ・クランの兵器。ルクク・キルの旗艦ガロワ・ザンから発射された無数の冷凍弾で、包囲網を形成して熱エントロピーを奪い、内部の対象を凍り付かせて無力化する兵器である。 戦艦4隻を波導ガンの掃射で失った際の窮余の策で、計画的に用いた訳ではないがイデオンの動きを止めることに成功し、「驚いたな。ゲル結界より効果があるとは」とルククを驚かせ「ふっ、産むが易しか……」と言わしめた。だが、意識を失ったコスモに代わってイデが波導ガンを自動発射したためにフリーザー・スカッチは全て破壊され、イデオン捕獲に失敗している。 ナイフ コスモの私物。常に腰に吊っていた大型のボウイナイフである。日常生活道具だが、第11話や第20話で偵察ドローンや海蛇に対して投擲され、第7話でギジェとの決闘に武器として使用もされている。 第24話では投擲したナイフがギジェを負傷させ、これがイデオン奪還成功の鍵となった。 ツルミ三式 ソロ・シップの各所やイデオンメカにも搭載された単裝小型グレン・キャノン。元々はソロ星駐留軍の装備。有人型でシートがあり、射手が手動で照準する。小型ながら戦闘機程度には充分な威力があり、第2話ではデッカ・バウを撃墜している。イデオン各機に取り付けた物の一部には、変形後に隔壁で塞がれて射撃不能になった砲もあり、後に配置が変更されている。 ソロ・シップやイデオン各機に搭載されたグレン・キャノンや機銃座などは寄せ集めで雑多な型があるが、正式名称が判明しているのはこのツルミ三式のみである。 偵察ドローン カメラを備えたリモコンの無人偵察機。第11話でハルルが使用した物は、カララの言によると「そう遠くからでは使えない」物であり、大気圏内限定仕様らしい。コスモのナイフに撃ち落とされた。 第19話でコスモがイデオ・デルタから放出したドローンは、先の物より大型で宇宙空間用。新型戦闘機ゴンド・バウとサディス・ザンの映像を捉えるが、その直後に破壊された。
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