携帯機器用プロジェクタとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 携帯機器用プロジェクタの意味・解説 

携帯機器用プロジェクタ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 22:26 UTC 版)

DLP」の記事における「携帯機器用プロジェクタ」の解説

TI社は2008年から携帯機器使用されるDLPプロジェクタ用の、新たな製品群量産出荷開始した。 このDMD方式の「DLP Picoチップセット」と呼ばれる小型表示用部品は、LED光源と共に使用されiPod程度大きさ小型プロジェクタ中核部品となる。既にOptima technology社とSypro Optics社が、2008年末と2009年第1四半期製品出荷目指し開発中である。これらの機器携帯用メディアプレーヤー接続することで、従来の数インチ単位液晶画面静止画動画を、大画面投影する利用法想定している。登場する最初世代では電池駆動10ルーメン、2時間程度使用想定され、480x320の画素数、2-4W程度消費電力で、当初価格400米ドル以下、量産時では200米ドル以下とされている。米TI社のDLP Picoの他にもいくつかDMDMEMS小型表示用部品の製造計画発表されており、2008年末からはこれらの表示用部品を組み込んだ単品携帯型プロジェクタが、2009年末頃からは携帯型情報機器組み込まれた形で、携帯プロジェクタ機能搭載品が市場登場する可能性がある。 ただ、ノートパソコンへの搭載は既に開発済み技術目処立っているが、携帯電話へ組み込み考えればプロジェクタ機能部品容積で0.7cm3以下、消費電力1W以下としなければならず、部品価格も50-60米ドル以下が求められるなど、実現までのハードルは高い。携帯電話より比較大きデジタルカメラへの搭載は、早期実現の可能性はより高い。 集光部品省けるレーザ素子の方がLEDより小型化には向くが、価格高く緑色レーザ発光素子が無いために1,064nm程度赤外発光レーザーSHG素子によって532nm程度波長変換するが、これでは効率悪く今後直接発光可能な緑色レーザ素子登場待たれるTI社はこのDLP Picoをさらに発展させた「DLP Pico HD」を発表、CES2011 で、AcerDellLGViewSonicHPLGNTTドコモSamsungなど30からこれらを搭載した製品プロトタイプ展示された。さらに翌年のCES2012 では、Picoチップセット累積出荷台数200超えた発表した

※この「携帯機器用プロジェクタ」の解説は、「DLP」の解説の一部です。
「携帯機器用プロジェクタ」を含む「DLP」の記事については、「DLP」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「携帯機器用プロジェクタ」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「携帯機器用プロジェクタ」の関連用語

1
8% |||||

携帯機器用プロジェクタのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



携帯機器用プロジェクタのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、WikipediaのDLP (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS