定番記事
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/05 07:10 UTC 版)
頻出する定番記事は以下の通り。 Introduction - 導入 各号の冒頭記事に位置付けられている。What's new的な話、目次、PGP署名などで構成される。また、廃刊告知もここで行なわれた。 Loopback 各号の第2記事にくることが多い。読者の声に相当する。 Linenoise Loopbackに続くことが多い。読者から寄せられた、記事の体裁をなしているものを一まとめの記事としたものである。 Phrack Prophile スタッフ紹介である。身長や体重などといった、アンダーグラウンドに関わらない詳細な情報まで記載されていることもある。 Phrack World News / International scenes - 各国事情 各国のアンダーグラウンド事情、近年のアンダーグラウンド事情がまとめられている記事である。第58号では日本の警察についても触れられている。 extract.c extractと呼ばれるプログラムのソースコードが記された記事で、第50号から一時期付けられていた。引数に指定されたファイルの中から、<++>と書かれた行と<-->と書かれた行を見つけ出し、その間の内容を一つのファイルとして書き出す(書き出し先ファイル名は<++>の直後に指定されているものとみなす)というプログラムである。記事の性質上、システムハックに関するプログラムが付けられていることがあり、その場合はこのプログラムを使うとプログラムだけを別ファイルに切り出すことが可能となる。 C言語、Perl、AWK、shar、Pythonなど、複数言語のソースコードも本マガジンで提供されており、これらのソースコードもこの記事に対してextractを掛けることで生成可能となっている。また、ファイル名の後にチェックサムを記述することで、チェックサム機能を有するバージョンも存在する。
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定番記事
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/06 05:10 UTC 版)
『ジ・オニオン』の定番記事には次のようなものがある。 「STATshot」——なんらかの統計を図説したもの。『USAトゥデイ』「USA TODAY Snapshots」のパロディ。 「Infograph」(インフォグラフィックの意)——主題についての箇条書きが添えられる。 「Point-Counterpoint」。 投書欄と連載コラム。 へんてこな星占い。 「歴史の中のオニオン」(The ONION in History) ——扉ページは昔の新聞に似せてある。書籍『Our Dumb Century(英語版)』より。 「ニュースから」(In the News) ——写真に、関係ない内容のキャプションをつける(たとえば “Frederick's(英語版) of Anchorage Debuts Crotchless Long Underwear”〔下着会社と関連づけた〕、"National Association Advances Colored Person”〔団体名 “National Association for the Advancement of Colored People” に掛けた〕、“Owls Are Assholes”〔語呂合わせ〕といったもの)。 「アメリカ人の声」(American Voices) ——以前は「あなたはどう思う?」(What Do You Think?) という題だった。話題になっている時事問題についての、街頭インタビュー(英語版)による調査を模したもの。テーマごとに三名の回答を載せるが、年齢、人種、社会的経済的地位にもとづく選択の違いが際立つような人選になっている。回答者の氏名や職業は毎回変わるが、顔写真はいつもきまった六人のものが使われる。うちひとりはしばしば「システムズ・アナリスト(英語版)」とされる。 時事漫画(英語版)——作者は「Kelly」。これは架空の人物で、実際に描いているのはウォード・サットン(英語版) (Ward Sutton)。この漫画——「『ジ・オニオン』の紙面中、もっとも論議を呼びがちな記事」とされる——は、古くさい一コマ漫画のまじめくさったパロディで、時事漫画の約束事にも忠実である。だいたい半数は自由の女神像に題材を採る(よく涙を一滴こぼしている)。 ウェブサイトは2005年にリニューアルオープンした。 過去記事の閲覧は無償となった。有料購読枠の「オニオン・プレミアム」を断念した。 「あなたはどう思う?」(What Do You Think?) は「アメリカ人の声」(American Voices) になった。質問が週替わりになり、回答者は6名から3名に減った。 「ニュースから」(In the News) が「印刷版から」(From the Print Edition) に改称した。 ジ・オニオンはウェブ版独自の日替わり記事を始めた。たとえば、「株式ウォッチ」(Stock Watch) は架空の株式市況(毎週一記事が印刷版にも掲載される)。「QuickPoll」はウェブでの世論調査(休止中)。「ナショナル・ニューズ・ハイライツ」(National News Highlights) は各地の話題を三つ掲載。『ジ・オニオン・ウィークエンダー』(The Onion Weekender)(ニュース雑誌『PARADE magazine(英語版)』のパロディ)や『ジ・オニオン・マガジン』(The Onion Magazine)(『ニューヨーク・タイムズ』の日曜版付録『ザ・ニューヨーク・タイムズ・マガジン』のパロディ)の表紙。「今週の大統領ラジオ演説」(The President's Weekly Radio Address) はホワイトハウス公式ウェブサイトの「今週の演説」(Weekly Address) のパロディである。 全国展開をはたした「オニオン・ラジオ・ニュース」。アンカーマンのドイル・レッドランド(英語版) (Doyle Redland) が読み上げる短いオーディオクリップが毎日提供されるようになった。2006年はじめにオニオン・ラジオ・ニュースのポッドキャストが開始され、たちまちiTunesのポッドキャスト番付1位を獲得した。 スポーツコーナーが新設された。以前の記事から抜き出してまとめたものに、新作記事(たとえば「マット・ライナート 2006年NFLドラフト美男枠を勝ち取る」〔Matt Leinart Wins Beauty Portion of 2006 NFL Draft〕といったもの)や、ヘッドライン(たとえば「ニューヨーク・レンジャース マディソン・スクエア・ガーデンの栄えある伝統を死守」〔New York Rangers Honor Proud Madison Square Garden Tradition by Losing〕といったもの)が加わっている。 ジ・オニオンのウェブサイトは毎日更新されているが、特に(もともと毎日更新になる前からそうだが)水曜日の午後の更新が多い。新聞の『ジ・オニオン』が木曜日に配布されるためである。
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