天下統一 戦国時代編
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「実況パワフルプロ野球2011」の記事における「天下統一 戦国時代編」の解説
決定版の追加シナリオ。ボールが頭を強打し目覚めると戦国時代にタイムスリップした甲子園球児によって野球が広められ、戦国大名らも戦ではなく主人公がスリップと同時に所有していた野球道具が元になり野球で天下を競うようになった、という異色のストーリー。 選手全員が甲冑を身に纏っており、審判は烏帽子姿で判定も「ストライクじゃ!」などと言ったり、バットはイグサなどで固めた竹製となり、いわゆるリリーフカーに至ってはバックのファウルスペースにある左右の門から投手自ら、馬に騎乗しマウンドに登場する、とグラフィックや演出面が異彩を放っているのも特徴。戦国時代なので堂前の実況は存在しない。天下統一の試合は満月の夜間に行われるが、メインメニューの「試合」から、「戦国球場」が選択でき、試合をデーゲームにすることが可能。 歴史上の人物からは織田信長、武田信玄、上杉謙信、毛利元就、島津義弘、長宗我部元親、豊臣秀吉、徳川家康、伊達政宗が君主として登場する。また島津義久、吉川元春、小早川隆景、山本勘助、明智光秀、本多忠勝、片倉小十郎、直江兼続、石田三成、真田幸村が各国の配下武将として、前田慶次、服部半蔵、宮本武蔵、佐々木小次郎、猿飛佐助が浪人として、そして最後の敵としてペリーが登場する。この他、モブとして登場する選手も全員戦国武将である。 ゲームの進行 プレイヤーは九名の君主の中から1人を選び、その家臣として野球の試合に勝って他国を併呑し、天下統一を目指していく。一度でも勝利すればクリアは可能だが、グッドエンディングに至るには全国を統一し、その後に現れる「黒船軍」に勝利せねばならない。 新月から一月の間に可能な練習は3回であり、続いて上弦の月の日に「探索」「茶会」「武将」という三つの「計略」の内の一つを実行した後、満月となり、他国との「合戦」(試合)を行い試合勝利後、次の新月まで休養し、また練習と試合を開始というスケジュールを繰り返すことになる。試合当日である満月でも中断セーブが可能になっている。 練習 練習は野手・投手を問わず、「筋力」「敏捷」「技術」「変化球」「精神」の五種類だが、一つの練習では一種類の経験ポイントしか得られない。 例えば高校編の「走塁」練習では「敏捷」「精神」の二種の経験点が得られるが、戦国編「敏捷」練習で入手できるのは「敏捷」ポイントだけである。 体力のシステムは無いため、ケガイベントは無く、自身のコンディションの影響はやる気のみ存在する。 計略 戦力の増強や敵の弱体化を図れるコマンド。敵国の君主も実行してくる。探索 自国を探索し、浪人やサクセスで登録した継承選手の自軍への登用や家宝の入手を行う。何もないことも。 茶会 茶会を催し、自軍の士気(やる気)を高める。 武将 仲間に助力を頼み、味方や敵に様々な効果を発生させる。君主格の将・元浪人・矢部ノ介・ゼンザイが実行可能だが、一度のプレイ中で選択可能なのはそれぞれ一度きり。 合戦 試合中の操作は、自分のみ操作する「自分本位の陣」、8回以降の全ての操作を行う「七しのぎ八起き」に加え、中盤から基本はオート操作だが攻撃時の得点チャンス及び守備時のピンチのみ操作し、9回以降は全てを操作する「オイシイとこ取りの陣」から選択できる。選手の采配の選択が可能であり、投手なら自分選手がプレイ中、途中で降板することが出来たり、登板せず出場しないことが出来る。 合戦に勝利すれば自軍武将たちの能力が強化される。また、相手国の君主と配下武将を自軍に加える事が出来る他、練習レベルもランダムで一つ上昇する。 なお他国同士も一定の確率で合戦を行う。この時敗れた側の配下武将は勝者に仕官するため自軍に再仕官させることが可能だが、敗れた君主は行方不明になり、その後ゲーム中に再登場することはない。
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