へんちょうふくちょう‐そうち〔ヘンテウフクテウサウチ〕【変調復調装置】
読み方:へんちょうふくちょうそうち
⇒モデム
モデム
【英】modem, modulator-demodulator
モデムとは、アナログ信号をデジタル信号に、また、デジタル信号をアナログ信号に変換する機器のことである。
変調機(modulator)と復調機(demodulator)の両方の機能を持つ機器であるため、その言葉を組み合わせてMODEM(モデム)と呼ばれている。
コンピュータ間におけるデータのやり取りはデジタル信号で行うが、アナログ信号しかやり取りできない伝送路がある。例えば、電話回線などはアナログ信号をやり取りする伝送路である。そのような場合、コンピュータからのデジタル信号を、モデムがアナログ信号に変調して送信し、受信したアナログ信号をまたデジタル信号に復調することで、デジタル情報の伝送を実現している。
※画像提供 / 株式会社デバイスネット (画像は海外用カードモデム)
モデム
(変調復調装置 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/05 04:32 UTC 版)
モデム(英: modem)とは、アナログ信号をデジタル信号に、またデジタル信号をアナログ信号に変換することでコンピュータなどの機器が通信回線を通じてデータを送受信できるようにする装置[1][2]。変復調装置。
注釈
- ^ この時期は接続機器 (Device) ではなく端末 (Terminal) であった。接続する通信ネットワークが主人(主)であり、接続する機器(デバイス)はそれがコンピューターであっても主に従う(従)ものとして扱われた。
- ^ a b 変調ごとに象限がπ/2 (90°) ずつ変わるため、変調ごとのシンボルは240または416である。960・1664は総数である
- ^ これらは元々は、据付ではない可搬性のある可聴帯域用モデムに対する呼び名でもあった。
- ^ 同様に、通信機器の構成部品としては確かに無線回路に対しデジタル変復調を行う部品が存在するが、それをモデムと呼ぶ事は少なく、通信チップやモジュール等と呼ばれる方が多い。
出典
- ^ a b c d e f [1]
- ^ [2]
- ^ [3]
- ^ [4]
- ^ Britannica, modem.[5]
- ^ https://www.ntt-east.co.jp/databook/pdf/2019_S4.pdf
- ^ https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/s48/html/s48a02010201.html
- ^ https://next.rikunabi.com/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=001133
- ^ “AIWA PV-2123 (1986)”. 2020年2月13日閲覧。
- ^ “オートホン PC-TL101 仕様一覧”. NEC サービス&サポート. 2019年4月16日閲覧。
- ^ MNPオフィシャルハンドブック,株式会社アスキー,1989年
- ^ ピクニック企画, 堤大介, ed. (1 March 1990). "BTLZ方式". 『電脳辞典 1990's パソコン用語のABC』. ピクニック企画. p. 282. ISBN 4-938659-00-X。
- ^ ピクニック企画, 堤大介, ed. (1 March 1990). "V.42bis". 『電脳辞典 1990's パソコン用語のABC』. ピクニック企画. p. 356. ISBN 4-938659-00-X。
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