ローカルループ
【英】local loop
ローカルループとは、電気通信事業者と加入者宅内回線の接続点(責任分解点)から、電話局などにある電気通信事業者のネットワークまで繋ぐ伝送路のことである。
ローカルループといえば、かつてはNTTの電話回線やEthernetのTUPケーブルを指したが、伝送手段の多様化に伴いローカルループという概念に無線LANや衛星インターネットなども含めるようになった。
たとえばWiMAXや無線LANは無線ローカルループ、CATVインターネットはケーブルローカルループ、光ファイバーサービスは光ローカルループなどと呼ばれている。
加入者線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/18 05:22 UTC 版)
加入者線(かにゅうしゃせん、英: subscriber line)またはローカルループ(英: local loop)は、利用者の敷地にある責任分界点から電気通信事業者のネットワークの先端までを繋ぐ物理的リンクまたは回路を指す。事業者のネットワークの先端とは、公衆交換電話網(PSTN)では既存地域通信事業者(ILEC)の電話交換局内の回路開閉器である。つまり加入者線とは、加入者の敷地から電話局までをつなぐ電話線であり、一本のツイストペアケーブルであって、それによって回路を形成し音声通信をサポートしている。しかし、最近ではデジタルループキャリアシステムやFTTxと呼ばれる光ファイバー伝送が使われることもある。
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