スプリッタ
【英】Splitter
スプリッタとは、ADSLなどの通信方式で用いられる装置で、信号を音声用信号とデータ通信用信号とに分離させるための装置のことである。
スプリッタはローパスフィルタの一種で、音声通話で用いられる周波数と、音声通話では使用されない周波数帯域を分割することができる。音声用信号はスプリッタを通じて電話機へ接続され、データ用信号はモデムへと接続される。あるいは、モデムの内部にスプリッタが内蔵されており、モデムに直接電話を接続する方式のものも多い。
従来、データ通信は電話回線に直接モデムを接続するため、通話とデータ通信が回線を共有することができなかったが、ADSLなどの普及により、通話中でもデータ通信を行うことが可能になっている。
※画像提供 / 株式会社バッファロー
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スプリッタ
スプリッタ(Splitter)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/12 08:31 UTC 版)
「DVB-T」の記事における「スプリッタ(Splitter)」の解説
Hierarchical Transmissionと呼ばれる技法を使うと、2つの異なるTSを同時に転送できる。これは例えば同じ搬送波でSDTV信号とHDTV信号を送信するのに使われる。一般にSDTV信号の方がHDTV信号よりも頑健である。受信機では受信信号の状況によって、可能ならばHDTVを使い、電波が弱い場合はSDTVを使う。
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