城南信用金庫時代(現在の城南信用金庫の誕生)
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「小原鐵五郎」の記事における「城南信用金庫時代(現在の城南信用金庫の誕生)」の解説
昭和26年(1951年)10月に全国の信用組合に先がけて改組。 名称を現在の城南信用金庫と改めた。 昭和31年(1956年)5月に初代理事長である代田朝義(六郷信用組合:後に大田区長となる)、2代目理事長である酒井熊次郎(元入新井信用組合長)のあと、城南信用金庫の3代目理事長となる。
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城南信用金庫(理事長)時代
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「小原鐵五郎」の記事における「城南信用金庫(理事長)時代」の解説
昭和36年(1961年)に長年の奉仕活動による社会貢献や信金業界での発展に大きく貢献したことが評価され、紺綬褒章を受章。 昭和37年(1962年)に金融業務に精励し信金業界で指導者でもあり模範者であることが認められ黄綬褒章を受章。 昭和38年(1963年)全国信用金庫連合会(現:信金中央金庫)会長となる。 昭和41年(1966年)3月に全国信用金庫協会会長となる。 以来両会長職を長年務め全国の信用金庫をまわるなど信用金庫業界の結束に尽力する。この間、大蔵省の金融制度調査会委員としても預金保険法の成立や限度額の拡充など金融制度の整備にも貢献。 昭和43年(1968年)の金融二法成立時には、株式会社化の危機にあった信用金庫制度を守りぬく。信金中央金庫の支店をニューヨーク、ロンドン、シンガポールに開設するなど国際業務の拡充に尽力、信金情報システムセンターSSCを設立、信金中央金庫による金融債の発行を実現など、中小企業と信用金庫業界の発展に貢献。「裾野金融」「貸すも親切、貸さぬも親切」「カードは麻薬」などの「小原哲学(名前の一字を取って、鉄学・鐵学とも言われる)」は現在も信用金庫業界の経営理念として残る。 世のため人のために貢献する有為な人材を育成するために財団法人小原白梅育英基金を設立し全財産を遺贈。同財団は日本でも有数の奨学育英基金となる。 昭和44年(1969年)に信金業界に対して大きな功績と、そのための努力が認められて、日本の勲章の中の一つである勲三等瑞宝章を受章。 昭和48年(1973年)当時、テレビや新聞でも騒がれたデマによる豊川信用金庫の取り付け騒ぎ事件が発生。前線で小原が指揮をとって混乱を収めた。 昭和52年(1977年)に信用金庫界全体の発展のために積極的な貢献活動に取り組んできた長年の功績が認められて、日本の勲章の中の一つである勲二等瑞宝章を受章。 昭和62年(1987年)に全国信用金庫協会長名誉会長に就任それと同時に春の叙勲にて金融並びに広く産業経済の発展に長年にわたり尽くした功績により、日本の勲章の中の一つである瑞宝章の最高位の従三位勲一等瑞宝章を皇居・宮殿の「松の間」にて天皇陛下から勲一等を親授された。これにより小原鐵五郎の功績称え全国455信用金庫(当時の全国455信用金庫の全社員数が十八万人)が協力して東京都中央区京橋3丁目8−1の信用金庫会館前に小原鐵五郎の銅像を建立した。 小原鐵五郎の銅像の台石には次のように刻まれている。 小原鐵五郎氏は明治32年(1899年)11月1日、東京荏原郡大崎町に生れる。大正10年(1921年)城南信用金庫の前身である大崎信用組合に奉職。爾来、一業専念を信条として”信用金庫一筋”に歩む。永代に亘り全国信用金庫協会及び全国信用金庫連合会の会長として業界の発展に尽瘁、昭和62年(1987年)春の叙勲に於て、我が国の庶民金融並びに広く産業経済の発展に尽くした功績により、勲一等を親授せらる。 ここに同氏の栄誉を祝して、全国455信用金庫が相集い永久にその功績を顕彰し敬慕の念を後世に伝えんとして、この寿像を建立す。 昭和62年(1987年)11月1日 全国信用金庫一同 平成元年(1989年)1月27日没,享年89歳 葬儀では、当時の内閣総理大臣(第74代)竹下登や宮澤喜一(後の内閣総理大臣(第78代))、また歴代の総理大臣、大蔵大臣(大蔵省)の村山達雄なども葬儀に参列し弔辞を献じ、日本銀行総裁(第25代)の澄田智が弔辞を読み上げた。
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