地域別放送
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地域によっては通常番組を休止(別の時間帯に時差放送)して、地元に本拠地を構える球団の試合を中継する場合がある(差し替え地域の範囲は県域またはブロック単位で試合により異なり、またビジター側地元局もネットするかどうかも試合によって異なる)。また、2021年9月30日の阪神対広島戦の様に、大阪局(関西ブロック)と広島局(鳥取県を除く中国ブロック)が別制作となった事例がある(広島局は実況は広島のスタジオからのオフチューブで行ったが、リポーターについては、現地派遣を行ったか広島からの球団広報へのリモート取材で対応したか不明)。この対戦は、2022年5月12日にも大阪局(関西ブロック)、広島局(広島県域のみ)の別制作で中継する予定だったが雨天中止となった。 2022年からは、ビジターの地元のみ中継する試合もシーズン序盤から放送する。これまでは、後述の通り2013年東北楽天ゴールデンイーグルスが球団創設以来初のリーグ優勝がかかった西武ドームの「西武対楽天」を同年9月26日に東北6県に向けて総合テレビと全国放送のBS1とのサイマル放送(後述の通り解説と実況はそれぞれ別内容)を実施したがシーズン序盤では、初めて2022年4月10日、札幌ドームの「日本ハム対楽天」を楽天の地元宮城県を含む東北6県の総合テレビで中継した。当初は、前日の4月9日、横浜スタジアムの「DeNA対中日」を中日の地元愛知県を含む東海3県の総合テレビで中継する予定だったが新型コロナウイルスの感染者がDeNA側に多数発生したことからこの試合の同一カード3連戦は中止となった。この対戦は、5月3日に東海3県の総合テレビで甲子園球場で行われる『阪神対ヤクルト』を差し替えて中継した。 県域またはブロックでのローカル放送時には、過去の大阪放送局発関西ブロック放送での『関西たっぷり!ナイター』や、2022年の広島県域放送での『コネクト・カープ中継』(2022年4月28日)のように、独自のサブタイトルが付与される場合がある。 主に中継される試合は、休日のデーゲームと木曜・金曜のナイター(19:30 - 20:45)。これは、前述の全国放送が行われる日であっても例外ではない。 ナイターの放送時間は、前述の19:30 - 20:45までで、地域により20:55までの場合もある。ただし全国放送同様、サブチャンネルを使用して試合開始から中断なしで中継を行うが、地域によってはローカルニュース終了後の18:59から放送する地域もある。 また、原則としてメインチャンネルでの放送延長は行われないが、サブチャンネルで試合終了まで放送を延長する。なお、雨天など試合中止の場合はマルチ編成も行われない。 また、地デジ完全統合を受けて、2011年7月26日に近畿地方向けに中継された「阪神対中日」は、全編を総合のサブチャンネルだけで放送する試みが実施された(メインチャンネルは通常番組を放送)。これ以降もサブチャンネル限定での完全中継が各地域で度々行われている。 スコア表示のデザインは基本的に共通デザインだが、得点時に文字が拡大・回転して変化した後数字が小さくなるなどのモーションがなく数字が点滅するだけになり、一部の局(仙台局・名古屋局)ではカウント表示横の対戦投手・打者と次の打者2人やカウント表示上の球数表示が省略される(福岡局と広島局では2018年から、大阪局では2019年から対戦投手・打者と球数を表示。札幌局は球数のみ表示していたが、2021年から対戦投手・打者も表示)、ランニングスコアと次の回の打者の表示が単純な動きになるなど、地上波全国中継やBS1での放送よりも動画や表示内容が簡略化されている。また広島局ではスタメン紹介テロップの表示モーションに合わせたに効果音がないなど、担当局ごとの差異もあるほか、名古屋局のように球速の初速・終速表示、配球チャート表示、打球速度・角度とそのランキングの表示を行うなど独自要素を加える例もある。また広島局のオープン戦中継では公式戦中継と別の機材を使用しているため(全国高校野球広島大会と共通のものと思われる)、フォントがやや異なり、ランニングスコアの打順表示が省略されたり、タイトルの対戦カードに1世代前(2019年まで)のデザインを使用している上動画がないなど(『NHKプロ野球』のタイトルロゴ表示は全国中継と同一で、対戦カード表示時の効果音はあるが、動画がないため意味をなさなくなっている)、簡略化の度合いが公式戦中継より大きくなっている。
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地域別放送(県東部・西部)
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「中国放送」の記事における「地域別放送(県東部・西部)」の解説
テレビ・ラジオとも演奏所から地域別に回線が分けられており、これを用いて県東部ではテレビ・ラジオとも県西部のものと番組内容を一部差し替えて放送していた。テレビではコマーシャル(提供では備後有名各社などと紹介されていた)の差し替え等が主で、かなり前に県西部の内容と統一されたが、ラジオでは最近まで県東部向け別番組編成があり、生ワイド番組などを福山放送局で制作、放送していた(小川久志のきょうもいい朝・びんご屋のラジオくん・あおぞらんど等)。
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