地域別推定人口の変遷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 16:09 UTC 版)
「江戸時代の日本の人口統計」の記事における「地域別推定人口の変遷」の解説
鬼頭宏による江戸時代の国別推定人口を地域別にまとめると以下の通りである。1700年以前の推定人口は1750年の幕府調査人口から逆算したもので、1721年以降の推定人口は幕府の調査人口を一律2割増ししたものである。 江戸時代の地域別推定人口 (1650年と1700年の推定人口は社会工学研究所 (1974年), 他は鬼頭宏 (1996年)による)地域1600年1650年1700年1721年1750年1756年1786年1792年1798年1804年1822年1828年1834年1840年1846年北海道 (蝦夷) 7,100 10,000 19,000 18,700 26,200 27,200 31,600 32,900 34,500 54,500 74,300 78,000 81,400 77,200 85,100 東奥羽 (陸奥) 734,400 1,035,500 1,960,800 2,355,400 2,203,400 2,167,400 1,876,500 1,881,900 1,906,900 1,923,500 1,980,800 2,016,100 2,028,600 1,807,400 1,929,500 西奥羽 (出羽) 338,500 477,300 903,800 1,053,200 1,015,500 1,006,100 965,900 980,100 1,023,600 1,044,200 1,091,100 1,135,100 1,129,100 999,200 1,094,900 北関東 714,300 1,007,200 1,907,200 2,210,300 2,143,000 2,106,400 1,766,600 1,696,600 1,704,200 1,664,400 1,617,100 1,603,300 1,501,700 1,552,200 1,594,200 南関東 1,304,600 1,839,600 3,483,300 3,938,100 3,913,800 3,865,900 3,484,200 3,464,900 3,516,400 3,490,500 3,474,300 3,609,400 3,502,800 3,605,100 3,731,900 北陸 864,200 1,218,500 2,307,500 2,586,800 2,592,600 2,655,500 2,530,100 2,628,000 2,723,300 2,769,300 3,013,700 3,117,900 3,169,000 2,881,400 3,041,400 東山 428,100 603,500 1,143,000 1,262,600 1,284,200 1,319,100 1,328,600 1,290,100 1,358,100 1,353,400 1,391,400 1,536,000 1,464,400 1,390,100 1,429,600 東海 1,081,300 1,821,000 2,555,100 2,642,200 2,710,100 2,691,800 2,718,800 2,585,800 2,754,700 2,775,300 2,973,000 2,950,100 2,940,900 2,821,100 2,920,900 畿内 2,284,600 2,567,400 2,567,400 2,699,800 2,567,400 2,604,100 2,449,600 2,432,800 2,458,600 2,420,800 2,479,200 2,519,600 2,492,700 2,322,400 2,398,500 畿内周辺 1,397,500 2,520,900 3,114,200 3,380,200 3,200,100 3,294,900 3,213,900 3,135,800 3,124,300 3,119,100 3,246,100 3,264,500 3,217,200 3,121,500 3,206,600 山陰 412,100 581,100 1,100,200 1,174,100 1,236,300 1,270,600 1,304,800 1,305,000 1,375,700 1,391,000 1,475,100 1,502,600 1,532,200 1,385,700 1,450,700 山陽 815,200 1,149,400 2,176,600 2,428,800 2,445,100 2,488,000 2,567,900 2,557,700 2,657,500 2,668,200 2,822,100 2,910,300 2,957,500 2,800,900 2,920,600 四国 625,000 881,300 1,668,700 1,838,600 1,874,700 1,929,000 1,993,800 1,989,400 2,043,100 2,112,600 2,235,900 2,276,300 2,319,400 2,260,200 2,331,800 北九州 797,500 1,124,400 2,129,300 2,385,100 2,392,500 2,434,100 2,382,400 2,398,600 2,390,800 2,453,900 2,455,600 2,501,900 2,531,100 2,483,100 2,548,400 南九州 468,600 660,800 1,251,100 1,304,600 1,405,900 1,422,200 1,489,100 1,490,300 1,493,800 1,505,700 1,584,000 1,604,800 1,608,600 1,594,500 1,613,300 全国合計 (琉球を除く) 12,273,000 17,497,900 28,287,200 31,278,500 31,010,800 31,282,500 30,103,800 29,869,700 30,565,200 30,746,400 31,913,500 32,625,800 32,476,700 31,102,100 32,297,200 日本全体で見ると、江戸時代前期の急速な人口増加に比べ、幕府による調査人口が残っている1721年から1846年までは人口はほぼ横ばいといっていい状況だが、享保(1730年代)、天明(1780年代)、天保(1830年代)の三大飢饉の時期には人口が減少し、平常年には多くの地域で人口が増大している。一方地域別で見ると、東奥羽と北関東は減少、北陸・東山・東海は増大、近畿は減少、中国・四国・九州は増大という傾向が見られる。
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