四宮家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/16 13:52 UTC 版)
四宮蓮(しのみや れん) 慧の三兄。四瑛館大学にトップで合格し、かつ首席で卒業した経歴の持ち主で、北見に匹敵する手術テクニックを持つ。手術室に音楽を流すという特異な手術方法のため、四瑛会には蓮専属の手術スタッフがいる。 表面上は優しいが、裏には冷酷な一面を持つ。しばしばお茶目でマイペースな言動を見せ、周囲を驚かせる。また帝王学を熟知しており、他人を手駒として動かすことに長けている。 幼少時にファロー四徴症を患っていたが、真東光介によって救われる。この縁から、光介とその息子のテルに執着を抱いている。 四宮凱(しのみや がい) 慧の父親で、四瑛会病院の会長。患者や医療行為よりも利益を優先している。 若い頃は真東光介をライバル視しており、三男・蓮のファロー四徴症の手術を成功させた光介に対抗して同じ手術を行ったが、失敗し患者を亡くしてしまう。その日に四男が誕生するが、凱が亡くした患者と同じ「慧」という名前を龍奉が命名したため、慧のことを自分の「敗北の象徴」として疎んでいる。 四宮魁(しのみや かい) 慧の長兄。自他共に認める凱の後継者で、「多くの医師を従える四瑛会の経営者」となるべく、手術と病院経営について学ぶため海外に留学した経験がある。 医師としては水準以上の腕前を持っているが、弟の蓮や慧には及ばず、その嫉妬心から長年にわたって2人のことを快く思っていなかった。一方で家庭ではよき父親であり、現在は四瑛会本家にある洋館で、妻や息子と共に暮らしている。 身長185cm、体重87kg。12月4日生まれ。 四宮烈(しのみや れつ) 慧の次兄。長髪を後ろで束ね、眼鏡を掛けている。 作中では凱や魁の指示を受けて行動することが多く、個人としてはあまり目立った動きはない。任されている病院が赤字に苦しんでいる模様。後に、慧や梢に恋仲の相手が出来てからは、独り身同士だと蓮からやたら優しくされるようになる。 四宮梢(しのみや こずえ) 慧の妹。四宮五兄妹の末っ子。向上心が強く、思ったことをはっきり口に出す点は慧と似ているが、慧よりも気さくな性格。 父の凱や長兄・魁、次兄・烈に対しては「傲慢で欲深い」と軽蔑しているが、四兄・慧とは親しく接している。兄と同様に子供の頃から医学の英才教育を受けており、診療知識は豊富だが、産科や内科を勧める父の意向に反して外科を専攻したため、四瑛会では手術以外の治療にはほとんど携わらせてもらえなかった。そのため、救急医療など実質的な経験は不足している。 父からは政略結婚目的で縁談をたびたび組まれるが、本人はこれを不服に思っている。 四宮龍奉(しのみや りゅうほう) 凱の父親で、慧の父方の祖父。四瑛会の総帥で、周囲には自分のことを「御前」と呼ばせている。 実子の凱とは折り合いが悪く、息子のことを見下している。一方で孫の蓮をバックアップしている。 四宮千栄(しのみや ちえ) 龍奉の母で、慧の父方の曾祖母。故人。慧からは「白いおばあちゃん」と呼ばれる。 「医は仁術」をモットーとした女医。四栄病院を運営する医師・四宮荘一と結婚し、個人病院に過ぎなかった四栄病院を総合病院「四瑛病院」へと発展させ、現在の医療法人・四瑛会の基礎を築いた。
※この「四宮家」の解説は、「ゴッドハンド輝」の解説の一部です。
「四宮家」を含む「ゴッドハンド輝」の記事については、「ゴッドハンド輝」の概要を参照ください。
四宮家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 07:07 UTC 版)
「かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜」の記事における「四宮家」の解説
四宮 雁庵(しのみや がんあん) 声 - 津田英三 かぐやの父。四大財閥である四宮グループの総帥で、京都の本邸にいる。かぐやとの関係は冷え切っており、早坂からも嫌われ、内心で「くそじじい」と呼ばれている。 四宮グループは彼のカリスマでまとまっていたが、第241話では余命数週間で入院しており、息子の区別もつかないような状態で登場。その隙を四条グループに突かれ、四宮グループは崩壊の危機に陥る。 かぐやをずっと以前に没した名夜竹と見紛い、かぐやが本当に自身の娘であるのか疑念を持っていたが、真実を知るのが怖く確かめることができず、かぐやへの接し方がわからないこと、たとえ血の繋がりがなくとも自身の遺したものを継いでくれれば自身の子だと思えるからと、いずれ会社を任せるつもりであるという心情を吐露している。 四宮 名夜竹(しのみや なよたけ) かぐやの実母。故人。雁庵の妾で、心臓病で医者にかかっていた。 四宮 黄光(しのみや おうこう) 四宮家長男。四宮家の跡取りの最有力とされ、父雁庵と黄光の派閥を指して「四宮家本家」という。早坂愛をかぐやの使用人に任命した張本人で、早坂にかぐやの動向・情報を報告させていた。秀知院学園の理事長。 四宮 青龍(しのみや せいりゅう) 四宮家次男。黄光と同じく、雁庵の前妻の息子。雲鷹いわく黄光の腰巾着。 四宮 雲鷹(しのみや うんよう) 四宮家三男。後妻の子であり、四宮家では立場が弱い。そのため、恐怖政治で周囲をコントロールする。ただし、実際に手を汚すことは四宮の人間にしては少なく、かぐやいわく黄光や次男に比べれば善人。かぐやを社交界に導いた張本人であり、かぐやの外交術や契約主義は雲鷹譲りである。裏切りを強く嫌悪しており、自分を裏切った早坂家や四条家を「鼠」と評し嫌悪している。 修学旅行編では四宮家各派閥の情報を手に入れるため、早坂愛を捕らえようとしたが、かぐやが早坂を許したいと言ったため、手を引いた。 千花からは、兄弟で唯一兄としてかぐやに愛情を注いでいると評されている。 早坂 奈央(はやさか なお) 声 - 行成とあ 早坂愛の母。かぐやの乳母で、雁庵の名代としてかぐやの三者面談に出席している。かぐやが御行の父(かぐやが好きな人の父親)に翻弄されているのを「お金が払えるくらい面白い」と評し、「面白そう」という理由で彼も三者面談に同席させることを決め、愛からも「性格が悪い」と評されている。かつては雲鷹の使用人を勤めていたが、黄光の計略により雲鷹との関係は破綻した。 天野 八雲(あまの やくも) 四宮雲鷹の側近。修学旅行編では雲鷹の命令で早坂愛を捕えようとした。
※この「四宮家」の解説は、「かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜」の解説の一部です。
「四宮家」を含む「かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜」の記事については、「かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜」の概要を参照ください。
- 四宮家のページへのリンク