和の心とは? わかりやすく解説

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特定非営利活動法人和の心

行政入力情報

団体名 特定非営利活動法人和の心
所轄 大阪府
主たる事務所所在地 茨木市彩都やまぶき三丁目11番4号
従たる事務所所在地
代表者氏名 阿部 学
法人設立認証年月日 2018/08/29 
定款記載され目的
この法人は、「和の心」をそなえた思いやりにあふれるまちづくり実現寄与することを目的とする。上記目的のもと、安心して暮らせまちづくりへの寄与観光推進イベント通じたコミュニケーションを図る場所作り、防犯対策等、またはこれらの啓発活動を行う。これによって、海外含めた観光客にとって魅力ある、また、地元住民にとって過ごしやすいまちづくり目指す。 
活動分野
保健・医療福祉     社会教育     まちづくり    
観光     農山漁村中山間地域     学術・文化芸術スポーツ    
環境保全     災害救援     地域安全    
人権・平和     国際協力     男女共同参画社会    
子どもの健全育成     情報化社会     科学技術振興    
経済活動活性化     職業能力雇用機会     消費者保護    
連絡助言援助     条例指定    
認定
認定・仮認定
認定   認定   旧制度国税庁)による認定   認定更新中  
PST基準
相対値基準     絶対値基準     条例指定()    
認定開始日:       認定満了日:       認定取消日:   
認定年月日:    認定満了日:    認定取消日:   
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解散情報
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解散理由  

和の思想

(和の心 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/29 23:02 UTC 版)

和の思想(わのしそう)[1][2]、あるいは、和の精神(わのせいしん)[3]和の心(わのこころ)[4][5]とは、一部の(保守的な)知識人評論家思想家らが日本の精神文化・社会特性を説明するときに用いる用語、およびその用語を用いた日本の文化に関するナラティブ(日本人論)の一つである。「日本民族の精神文化の本質は、個の自律を重視する精神文化ではなく、集団の秩序と安寧、また礼儀と作法を重視した精神文化である。」といったものである。

概要

日本人論として、「日本人は個性や自由より秩序や安寧を重視する」「日本人は和の心・精神を持っている優れた民族であり、秩序や安寧を乱すような個性や自由は許されない」と主張し、集団の和を主張にすることがある。逆にそれを批判する人々が「遅れた日本民族の本質」とし、「欧米ではありえない集団主義」「アジア的停滞」と対比させるという形で、この種の言動を唱えることもある。

また、同様の概念をアジア(ヨーロッパを除くユーラシア大陸)の諸文化にも波及させ、「本質的に集団主義文化の遅れたアジア」と、「本質的に個人主義文化の優れた欧米」という言説がなされることもある。

同調圧力」として特にこの風潮自体は日本に限られたものではない。「和の思想論」に対しても、他の日本人論と同様に、日本民族の文化と述べたとき、その“日本民族”とはいつの時代の、どの地域の、どの階層に属する“日本民族”なのかを無視しているのではないかという批判や、サンプルを恣意的に選別し、日本民族の“本質”を述べているのではないかという批判、さらに“個性重視の欧米”の実態如何についての疑問などが提示されている。

アメリカ国務省日本部長ケヴィン・メア(元・沖縄領事)は「日本人は和の文化を強請りの手段に使う」と発言した(2010年12月3日、研修旅行に出るアメリカン大学の学生対象に国務省で行った講義)。

中華人民共和国では、2004年から「和諧社会」が理念として提唱され、2012年からは「和諧」を含む24字12熟語が社会主義核心価値観として打ち出されて、社会スローガンとなっている。

歴史的材料

十七条憲法

7世紀初頭に成立したとされる十七条憲法では、第一条と第十条、第十七条にそれぞれ協調の精神が謳われている。なかでも第一条の冒頭「和を以て貴しと為し」は非常によく知られており、十七条憲法を作ったとされる聖徳太子や、その思想性によって支えられている天皇天皇制)・国体皇国)に対する信仰心とも相まって、日本人の間における「和」概念の普及・浸透に多大な影響を及ぼし続けている。ちなみに第十条では「人それぞれ考えに相違があるので、他人と考えが相違しても怒らない」こと、第十七条では「独断に陥らず、他者とよく議論をする」ことが、述べられている。

儒教

十七条憲法は、儒教思想と仏教思想が混合する形で成立しているが、第一条に見られる「和」概念の直接の由来は、儒教にあると考えられる。

論語』の第一篇である「学而」の12節には、十七条憲法第一条の直接の典拠と考えられる以下の文がある。

礼之用和為貴。
(礼はこれ和を用うるを貴しと為す。) — 『論語』学而12

また、『論語』の第十三篇である「子路」の23節では以下のような文が見られる。

君子和而不同、小人同而不和。
(君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず。) — 『論語』子路23

また、『孟子』の「公孫丑」篇では、俗に「天の時、地の利、人の和」と短くまとめられて言及される、三才(天地人)についての以下の文が見られる。

天時不如地利、地利不如人和。
(天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず。) — 『孟子』公孫丑

このように元来、「和」の概念は儒教においても一定程度の重要な地位を占める概念であった。そして、これが十七条憲法の冒頭に持って来られた背景には、当時の「崇仏論争・崇仏戦争」などと呼ばれるような内紛的事態の影響があったと考えられる。

礼儀・上下関係・敬語

また、儒教に由来する「礼儀」意識、特に年齢(長・幼/先輩・後輩)や立場(上司・部下)に基づく「上下関係」意識や、それを言語的に表現する「敬語」使用に対する意識などは、現代においてもなお日本人(や韓国人・朝鮮人)に「集団主義的な秩序意識・同調圧力」を浸透・機能させるための主たる手段となっており、「和」の思想と不可分な関係にある。

仏教・神道

十七条憲法は、第二条で仏教の「三宝(仏・法・僧)」を敬うよう命じるなど、仏教思想も色濃く反映されており、また聖徳太子自身も四天王寺法隆寺三経義疏などとの関連で「日本仏教」の始祖の一人ともされており、また更に仏教思想自体も実際調和を重視する平和思想ということもあり、「和の思想」が仏教と結び付けられて語られることも多い[1]

また、そんな仏教と神仏習合を通して混淆してきた歴史がある神道も、「八百万の神」概念が寛容性を示す概念として提示されつつ、「和の思想」と結び付けられて論じられることが多い[6]

大和

古来、日本は「」(わ、やまと)の名・表記を自称に用いていたが、7世紀頃から国号を「日本」へと改め、また旧来の呼称である「わ、やまと」の漢字表記として、「和、大和」の表記を用いるようになっていった。その背景には、当然上記した十七条憲法にも現れているような、当時の朝廷の意向・思想があったことは言うまでもない。

そしてその後も、「和魂漢才」「和魂洋才」「和字」「和歌」「和書・和装本」「和服和装」「和食和菓子」「和風和様」「和様建築」「漢和辞典英和辞典和訳」「大和民族」「大和魂大和心」といったように、今日に至るまで、「大和(和)」は「日本(日)」と並ぶ自称として日本人に併用され続けている。

このように、「和」という文字が自称として用いられるようになったことも、「和」という概念・思想性が日本人の間に普及・浸透し、それをアイデンティティ・拠り所とする日本人を今なお一定数生み出し続ける要因となっている。

脚注・出典

関連項目


和の心

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 03:00 UTC 版)

ファイアーエムブレムif」の記事における「和の心」の解説

ターン開始時、周囲2マス以内味方がいる時、最大HP10%回復

※この「和の心」の解説は、「ファイアーエムブレムif」の解説の一部です。
「和の心」を含む「ファイアーエムブレムif」の記事については、「ファイアーエムブレムif」の概要を参照ください。

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