召し使い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 03:53 UTC 版)
「トロピカル〜ジュ!プリキュア」の記事における「召し使い」の解説
彼らとバトラーを含めて全員がそれぞれ役職を持っており、普段は魔女が住む館の使用人として仕事をする日々を送っている。召し使い同士の仲は良く、仕事や人間界への出撃がないときは互いにテーブルを囲んで談笑したり、愚痴をこぼし合うことが多い。人間界への出撃に関しては程度の違いがあれども気怠そうな一面を見せており、何かとぶつくさ言いながらも出撃していく。しかし、生来の性格が故にヤラネーダのみが登場し、彼らが誰一人出撃しない、もしくは彼らが出撃してヤラネーダが登場したにも関わらず、周辺に誰もおらずに「やる気パワー」を奪うという命を果たさなかったこともある。 バトラーとは異なり、三人は世界の破壊までもは望んではおらず、バトラーからあとまわしの魔女の目的を知ると離反を決意。その後、ヤラネーダと化したバトラーにやる気パワーを奪われてしまうも、復活した後はプリキュアと協力して暴走したバトラーを阻止している。その後はまなつたちにこれまでの行いについて謝罪の言葉を述べつつ、次の仕事を探すために無気力状態になったバトラーを連れてどこかへと去っていった。 グランオーシャンの住民ではないため、ローラの記憶消去の影響を免れている。 チョンギーレ 声 - 白熊寛嗣 青色のカニのような姿に赤いコックタイ(シェフスカーフ)を首に巻いたあとまわしの魔女に仕える男性シェフ(料理人)。一人称は「オレ」。人間界への出撃の際は緑色の浮遊する舟に搭乗しており、召し使いとしての仕事の際には白いコック服を身につけている。 ガラの悪い粗暴な口調で話し、「かったりぃ」が口癖の怠惰な性格の持ち主。拠点では寝そべっていることがしばしばな様子。やる気パワーを奪うという命には従うものの、取れるだけ取れたら帰りたがったり、出撃の際は嫌そうにしていたりと、任務自体を面倒臭がっている。その一方、シェフとしての腕前は優秀で、あとまわしの魔女に「食べるのをどれだけあとまわしにしても麺が伸びないラーメン」を作るなど、相手のことを考えたものを作っているが、時には料理の最中にハサミを負傷してしまうらしくない一面を見せることも。魔女が自分の料理を全く食べてくれなかったり、食事自体をあとまわしにすることには不満を抱いている模様で、配慮しているとはいえ自分の料理をいい加減に食べて欲しいと愚痴を漏らしている。 愚者の棺の本来の用途を知ったのを機に魔女への反抗を決意。直後にバトラーによってヤラネーダ化させられてしまうが、最終的にプリキュアたちの活躍によって無事に解放された。その後はプリキュアたちに協力し、片目を負傷しつつもヌメリーやエルダと共にコワスンダーを全滅させた。 ヤラネーダを召喚する際には「出てこい、ヤラネーダ」と叫びながら、核となるものを素体へと投げつける。また本人の戦闘能力は高く、ハサミから岩を打ち出して攻撃する事が可能。 最終回エンディング時のエピローグでは、海の妖精を対象とした食堂を経営し、料理の腕を振るっている。チョンギーレヤラネーダ バトラーから超ゼッタイヤラネーダの核を投げつけられ、ヤラネーダ化した状態のチョンギーレ。意識は完全にヤラネーダに乗っ取られており、体も巨大化している。体の色は紫色。 ヌメリー 声 - 渡辺明乃 ナマコのような下半身を持つあとまわしの魔女に仕える妖艶な女性ドクター(医者)。一人称は「あたし」。人間界への出撃の際は紫色の浮遊する舟に搭乗する。 気怠そうな口調で話し、「フフッ」という笑い声のまったり、のんびりした性格の持ち主。やる気パワーを奪うという命には仕方なく出撃するが、任務自体を楽しむ余裕を持っている。一方で、あすかのような気の強い性格の人物は苦手と漏らしたり、ヤラネーダの核を紛失する失態を犯す一面もある。また、ドクターとしての腕前も優秀で、拠点ではあとまわしの魔女に仕える他の召し使いたちの治療も行っている。エルダとは仲が良く、彼女をお膝抱っこをするほどに可愛がっている。 グランオーシャンを襲撃した際には、人魚の女王の幻を纏う形で本人になりすましているが、言葉の違和感を隠すことはできずにローラによって正体を見破られている。魔女の目的が「滅び」であると知った際には仕方がないと割り切るも、最終的に「エルダちゃんと遊べなくなるのは嫌」として離反した。 ヤラネーダを召喚する際には「出てらっしゃい、ヤラネーダ」と叫びながら、核となるものを素体へと投げつける。また、自身の持っている聴診器からビームを放って攻撃することも可能。 最終回エンディング時のエピローグでは海の妖精を相手に医師として働いている。 エルダ 声 - 高垣彩陽 エビのような下半身と触角を持つあとまわしの魔女に仕える子供らしい少女メイド。一人称は「エルダ」。人間界への出撃の際は桃色の浮遊する舟に搭乗する。 天真爛漫な性格の持ち主ではあるものの、相手に皮肉を言ったり、ヤラネーダを罵倒したりする生意気かつ毒舌な一面も持つ。大人扱いされることを嫌っており、バトラーなどに「さん」付けで呼ばれるのを嫌がる。人間界への出撃もバトラーからのお駄賃が目当てであり、普段は「子供だから責任のある仕事はやりたくない」と豪語して行おうとせず、やる気パワーを奪うことやプリキュアとの戦闘も遊び感覚である。子供が故に他の召し使いたちには可愛がられており、チョンギーレからデザートを貰って喜んだり、お人形遊びをしていたりするなどの相応の子供のような一面も見せている。 魔女の目的を知った際には「お菓子が食べられなくなる」と反論して離反し、密かにまなつを助け出したり、ヤラネーダと化したバトラーに変身解除させられたプリキュアたちにトロピカルパクトを投げ渡すなどして勝利へと貢献した。 ヤラネーダを召喚する際には「遊ぼう、ヤラネーダ」と叫びながら、核となるものを素体へと投げつける。また、自身の触覚から電撃を放って攻撃することも可能。 最終回エンディング時のエピローグでは、バトラーの食事の補助を行っている。
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