南方独立戦団 パッパラ隊
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「突撃!パッパラ隊の登場人物」の記事における「南方独立戦団 パッパラ隊」の解説
スットン強帝国に対する反乱軍。 後光院イズル(ごこういん イズル) 主人公。少尉。元スットン強帝国第一皇子。本来、第一継承者だったのだが、妹ランジェに敗北したことで帝位を奪われ反逆者にされてしまい、飛行機で逃げていたところを反乱軍のパッパラ隊に拾われ、彼女らと行動を共にする。窮屈な王宮での生活よりも自由なパッパラ隊の生活の方が性に合っているらしく、現在は馴染んでいる。不死身遺伝子の持ち主。帝王剣なる剣技を使い、戦闘時は日本刀一本で戦場に出る。ランジェに植えつけられたトラウマのせいで犬恐怖症。 とびかげ司令から隊長に任じられるとメキメキと頭角を現して南方戦線を奪還。少佐に昇進する。 紆余曲折を経て、世界に平和を取り戻すと皇帝に即位。反乱軍との和平を締結して共和連邦制国家に移行。初代大統領として忙しい日々を送る。 水島そら(みずしま そら) ヒロイン。曹長。16歳。水島家二女。面食いだが、それ以上にイズルに対して庇護欲をそそられている節もあり、イズルに惚れている。また、ややファザコンの気があり、イズルに父親の面影を見ているらしい。戦闘の際は飛行ユニットを身につけ、空中戦を行う。 水島うみ(みずしま うみ) 上等兵。水島家三女。語尾に「のだ」を付ける。戦闘の際は、水中ユニットを身につけ水中戦を行う。幼いが、実力は末恐ろしい物がある。水泳、漁、鮮魚捌きなども得意とする。南極海で産湯を使ったという伝説がある。イズルを兄として、友達として慕っている。変人ぞろいのパッパラ隊にあって、その純真さはある意味一番まとも。 水島りく(みずしま りく) 少尉。水島家長女。19歳。豪胆かつ生真面目な常識人だが、その常識が一般人の感覚からズレている。かつてはアイドル歌手になりたがっていたが、一度歌うと70年も歌い続けるほど歌が長いため、母親に歌うことを禁止されていた。現在の夢は「金持ち」。歌手の夢も諦め切れていないようで、自室で歌を作ったりもしている。戦闘の際は大口径キャノン砲と多連装ミサイルランチャーがついた陸戦ユニットを身につける。その威力は、キャノン砲一撃で大型航空旗艦を撃墜するほど。 最終話では姉妹揃ってイズルの秘書として働いている。なんだかんだとイズルを気に入っていたのか「大統領は3人まで妻がもてる法案」を通そうとしていた。 とびかげ 『突撃!』から引き続き登場。パッパラ隊司令官。神出鬼没さは全く変わらない。 白鳥沢麗(しらとりさわ れい) イズルの執事。スットン強帝国を追われたイズルと共に脱出して、パッパラ隊に拾われた。とびかげとうみの手によって一度は「タコ焼き」の具材として食べられたが復活。毒持ちに進化したりもした。ショタコンの気があり(同性愛も含む)、イズルを溺愛している。 ザコ兵士 パッパラ隊のその他大勢のオッサン達。そらの隠れファンも多く、女性にモテるイズルを敵視している。今作も相変わらず不死身の変態集団でエロに命を全て賭ける。悪と言われたら変態と言いなおすように指摘する生粋の変態。杉野(すぎの) ザコ兵士の一人。前作に登場した杉野と同じモヒカン姿だが、関係は不明。 おかま ザコ兵士の一人。文字通りおかまであるが、前作に登場した宮本と外見が似ているどころか、苗字が一緒。 千々谷(ちぢや) ザコ兵士の一人。いわゆるおたくであり、ついでにロリコン。二次元美少女、アニメ、特撮などの知識が豊富。カメラで女性の姿を激写することも多い。しかし、最終巻では(あくまで「趣味の副産物」ではあるが)コンピュータクラッキングの技能を持つエキスパートであることが明かされた。 丸山(まるやま) ザコ兵士の一人。スットンレンジャーのピンクの股間を触ったことで、中の人が男性であると知ったショックで心臓が止まる。 水島チャーミー(最終巻では「水島ひろみ」) 少佐→少将。水島三姉妹のママ。 現在も存命中だが、普段、何をしているかは不明。夫は反乱軍最強の戦士らしく、彼女も破天荒な人物であり、共に戦場を駆けていた。関西弁で喋る。歌い始めると止まらないりくの歌を幼少の頃から止め続けてきた。歌いだしたりくの歌を50年聞いても、とびかげと同じく歳を全く取らない謎の人物。 アーミー仮面(仮) ザコ兵士によりピンチにさらされたそら達を突如疾風のように現わて救っていったキザでハイテンションでノリ良くちょっと天然で滅茶苦茶強くて疾風のように去っていった謎の人。あくまで名前は仮であるためにまだ正式な名前が決まっていない。登場するときには名前が変わる。 魔法妖兵マジカル・アーミー 魔法の世界バトルフィールドからやって来た妖精。自称イズルのワイフで特技はみせパンアタック。 桜花(おうか) とびかげ同様『突撃!』から引き続き登場。水島家に7代もの間、お側役ロボットとして仕えている。性格は丸くなっているが、「後光院」の名には敵意を持っているためにイズルを攻撃するが、その度にそらやうみに止められる描写がある。ランコを想わせるランジェを見るとキレる模様。
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