初期パーティメンバー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/07 22:19 UTC 版)
「西遊記 (ゲーム)」の記事における「初期パーティメンバー」の解説
三蔵法師(陳 玄奘:保志総一朗、陳 玄娘:堀江由衣) 本編の主人公。日本での中性的なイメージのため男性か女性を選べるようになっている。男性と女性のどちらを選んでもストーリーはまったく同じ。 五行の特性では木性。攻撃力はさほど高くないもののクリティカルヒットが出やすい。男性だとHP、女性だとMPがそれぞれ10多い。 年齢は16歳。素直で楽天的な性格だが、原作の三蔵とは違い、妖怪や鬼神を前にしても怯えずに錫杖で立ち向かう勇気を持っている。 観音菩薩より授かった錫杖を持ち、またそれに各地に散らばった神将達を集めるのも、旅の目的の一つ。そしていざという時には、神将をその身に降ろして戦う。 孫悟空(上田祐司) 五行の特性では火性の妖怪である。 人間年齢にして15歳くらい。竹を割ったようにさっぱりした性格の持ち主で裏表がない。石から生まれた異端児だがそんなことはまるで気にしていない。原作とは違い、破門されることなく三蔵に付き従う。温泉や源泉を見かけると一目散に入浴して長湯をしてしまう。雪が好き。物語が進むに連れて仲間を思いやるようになる。 攻撃力のバランスが良い。觔斗雲で飛べるため一気に敵陣に切り込めるが無鉄砲に飛び込むと集中攻撃を浴びることも。 使用する武器は“如意棒”。 神獣は“斉天大聖”。巨大な赤い猿の姿である。 猪八戒(龍田直樹) 五行の特性では土性の妖怪である。 原作とは違い、最初から妖怪である。世界一の料理人を目指す猪妖怪。攻撃に優れており、複数攻撃もできるが足が遅く、順番も初期メンバーでは最後。 人間年齢にして22歳くらい。あまり戦いを好まない優しい性格。また、とても涙もろい。食欲旺盛なところ以外は原作の猪八戒とは、ほぼ正反対な性格である。大の食道楽であり、美味しいものを作るのも食べるのも大好き。 使用する武器は“馬鍬”。 神獣は“天崩巨猪(てんぽうきょちょ)”。数個の牙と人間と同じ腕を持つ巨大なイノシシの姿である。 沙悟浄(檜山修之) 五行の特性では水性の妖怪である。 原作とは違いもとは人間で妖怪退治を生業としていたが、倒した妖怪の呪いにより、水妖に変えられた妖怪道士。病気のことになると仲間から度々聞かれ「俺は医者じゃない」と否定している。 人間年齢にして25歳くらい。そっけのない言動の為誤解されやすいが心優しい青年。水中で回復できる特性があり、性能はオールマイティーで特徴は無いが欠点も無い。 使用する武器は“宝杖”。攻撃力、範囲等如意棒と同じレベルの性能である。 神獣は“幻蓮河伯(げんれんかはく)”。巨大な半魚人の姿である。 朱涼鈴(山本麻里安) 五行の特性では金性の「妖怪」であるが「幽霊」が苦手。 許婚との結婚に反対し家出した西界竜王の末娘。順番的には猪八戒と沙悟浄の間に仲間になる、原作に朱涼鈴という名前は無いためオリジナルキャラとなるが、龍である事や剣が武器である所から原作で変身した玉龍をモデルとして作られたとされる(このゲームで馬は登場せず、三蔵は全編において移動手段は徒歩)。 人間年齢にして14歳くらい。性格は闊達で無邪気、天衣無縫。初期メンバーでは一番俊足で順番が早く回り、パーティーの切り込み役となる。 使用する武器は、“干将陽剣”。 神獣は“鋼翼飛竜(こうよくひりゅう)”。巨大な羽根を持つ龍の姿である。ただし女の子が変化した姿なので、髭がない。 桔花公主(榎本温子) 五行の特性では木性の妖怪である。 ゲームオリジナルキャラ。遠距離攻撃と回復役を担当する桜の精霊。“公主”とは中国で“姫”の意味。桜の精の名に恥じない美しさと気品を併せ持つ。 人間年齢にして20歳くらい。性格はおしとやかでたおやか。怒ると怖い。甘いものに目がないという子供っぽい一面がある。初期パーティーでは朱涼鈴と仲良くなり、病気から回復した時には涙を流したり、「公主が買うなら」と揃いの化粧水を買うなど親友になっていく。 使用する武器は、“芙蓉弓”。 神獣は“鳳瑠華蝶(ほうりゅうかちょう)”。蝶の姿をしたエキゾチックな精霊の姿で、神獣レベルが上がると非常に強力な神技を覚えていく。が、ボスには苦手な金性が多い上、土性がボスの時には出撃できない等使用できる場面が少ない。
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