初代 YA11S/YA41S/YB11S/YB41S/YC11S型とは? わかりやすく解説

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初代 YA11S/YA41S/YB11S/YB41S/YC11S型(2006年 - 2014年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/22 01:04 UTC 版)

スズキ・SX4」の記事における「初代 YA11S/YA41S/YB11S/YB41S/YC11S型(2006年 - 2014年)」の解説

フィアットとの共同開発車であったものの、設計生産に関してスズキ生産拠点製造が行われ、エンジンディーゼルを除く)およびプラットフォームスズキスイフトと同じものが使用されるなど、非常にスズキ色の強い車である。フィアットでは姉妹車フィアット・セディチ」として販売されていたが2014年終了し500Xバトンタッチした。スズキでは(車両コンセプト多少異なるが)エリオ後継車種相当するデザインジョルジェット・ジウジアーロ率いるイタルデザインが担当している。「X-OVERREVOLUTION(クロスオーバーレヴォリューション)」を開発コンセプトとし、スポーティーコンパクトカーとSUV融合クロスオーバー)させたモデルとして開発された。運動性能重視したハッチバックタイプのコンパクトカーありつつも全高1,585mmと高めボディ加え「X○」系のグレードにはフェンダー部にサイドクラッディング(モール)を入れるなど、SUV要素取り入れられている。当時スズキでは「スポーツ・クロスオーバー」と称していたが、実際に日本ではそれまでほとんどなじみのなかったコンパクトクロスオーバーSUV嚆矢ともいえるモデルでもある。なお全幅が1,730mm~1,755mmのため、日本国内では全車3ナンバーとなる。エンジンガソリン2種類(1.6L・2.0L)と、フィアット製の1.9Lディーゼルターボ用意される日本仕様車ガソリンエンジンのみ)。ホイールはこのクラスFFベース車に採用される事が多いPCD100・4穴ではなく、PCD114.3・5穴採用している。 WRカー化を前提にしたスポーツコンパクトとしても開発されており、同社スイフト比でねじり剛性10%以上、曲げ剛性では20%以上、リヤサスペンションの取付剛性190%以上強化された。 2007年3月ジュネーヴモーターショーでセダンモデルが発表された。エリオセダンの後継との位置づけで、日本および北米先駆けて中国およびインド先行発売され、日本では同年7月発売された。 2005年12月1日 同日欧州での生産開始され併せて実車写真公開された。 製造ハンガリーマジャールスズキ行われ年間6台(うち3分の2スズキ向け、残りフィアット向け)の生産見込んでいる。 2006年3月 欧州仕様車ジュネーヴ・モーターショー正式に発表された。 量産車クロスカントリーカー色の強い「アウトドアライン」と、より都会的なイメージの「アーバンライン」の2タイプ用意されるまた、2007年からWRC参戦発表され競技用車両SX4 WRCコンセプト)が参考出品車として出展されている。 2006年4月 北米仕様車ニューヨーク国際オートショー発表エンジンは2,000ccガソリン1種類のみ。製造日本相良工場行われる2006年7月4日 日本国内での発売開始エンジンガソリン2種類M15A型1.5L・J20A型2.0L)を用意北米仕様同じく相良工場製造される全車FFパートタイム4WD設定されるトランスミッション4速ATのみ。国土交通省への届出には2.0Lのマニュアルトランスミッション仕様設定され国土交通省から型式認定されていたが、日本国内向けには発売されなかった。 発売当時グレード廉価グレードの「1.5E」、スポーツ色を高めた1.5G」、「2.0S」、欧州でのアウトドアラインにあたる「1.5XG」の4グレード目標年間販売台数1万5,000台と発表されている。車両型式駆動方式により異なり2WD車はYA#1型4WD車はYB#1型となる。 2006年10月11日 アウトドアラインに、新グレード「2.0XS」追加2006年12月5日 スポーツ用品ブランドサロモン」のイメージ合わせウィンタースポーツを楽しむユーザー向けた特別限定車1.5サロモンリミテッド」発売。(限定1,000台) 2007年3月 ジュネーヴモーターショーでセダンモデルが発表2007年5月15日グレードとして、お買い得グレードの「1.5F」、ルーフレールアンダーモール装備した廉価のアウトドアグレード「1.5XF」を追加2007年6月5日 アルカンターラ使用したシート表皮ディスチャージヘッドランプなどを装備した特別仕様車1.5ヘリーハンセンリミテッド」発売。(限定1,000台) 2007年7月24日 4ドアセダンの「SX4セダン」を追加車両型式はYC11S型)。1.5L・FFのみで2.0Lや4WD設定はない。グレードは「1.5F」と「1.5G」の2種で、後者に関して15インチアルミホイールやディスチャージヘッドランプなどが装備されている。外観ではフロントバンパーフロントグリルセダン専用デザインとなっているほか、セダン専用色として同社パレットソリオなどにも採用されている「ノクターンブルーパール」を用意目標年間販売台数ハッチバック合わせて10,000台と発表されている。 2007年11月6日 昨年引き続き特別限定車1.5サロモンリミテッド」を発売。(限定700台) 2008年6月26日 昨年引き続き特別限定車1.5ヘリーハンセンリミテッド」を発売今回防水シート防水ドアトリムなど内装いたるところに「ヘリーハンセン」のロゴ入っている。また、ディスチャージヘッドランプやオートライトシステムなどを装備している。(限定700台) 2008年10月 仕様変更。5ドアタイプは廉価グレードの「1.5E」を廃止また、ボディカラーは「パールメタリックカシミールブルー」を廃止。セダンタイプも仕様変更された。 2009年5月20日 一部改良グレード形態整理し、5ドアタイプは「1.5G」と「1.5XG」の2グレードとなり2.0L車は廃止。セダンタイプは「G」の2WD車のみの設定となったM15Aエンジン可変吸気システム追加されたことで最高出力最大トルクアップ点火方式について、2つ気筒1つイグニッションコイル点火させる「セミダイレクトイグニッション」方式採用廃止して、1気筒あたりイグニッションコイルが1個の通常のダイレクトイグニッション方式採用したメーターパネル自発光式に変更し時刻外気温燃費表示するインフォメーションディスプレイを追加また、LEDターンランプ付ドアミラー追加し、その他一部装備変更。さらに、5ドアタイプはリアシート収納方法変更荷室ボード追加使い勝手向上するとともにフロントグリルアルミホイールデザイン変更2012年6月11日 一部改良。5ドアタイプ・セダンタイプ共にリアシート中央ヘッドレスト3点式シートベルト標準装備し、シート表皮変更。さらに5ドアタイプではアルミホイールフロントグリルデザイン変更した2013年2月1日 仕様変更。5ドアタイプ・セダンタイプ共にJC08モード燃費対応した2013年3月5日 後継モデルとなるS-CROSS (SX4 S-CROSS)発表2014年10月 5ドアセダン共にそれぞれ日本での生産終了以後在庫のみの販売となる。 2014年11月 5ドアセダン共にそれぞれ日本での販売終了同時に公式HPへの掲載終了また、マジャールスズキでも製造終了5ドア リア セダン 後期型 1.5G リア 前期 1.5G フロント 前期 1.5G リア 前期 1.5G 内装 5ドア輸出仕様リアセダン輸出仕様フロントセダン輸出仕様リアフィアット・セディチ

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