ねじり剛性
車体のねじり剛性とは、車体に対して、弾性限界内の回転角を発生させるモーメントと回転角の比のこと。走行中、前後左右の4つのタイヤから入る入力は、大きさとタイミングが異なる場合が多い。これが車体にねじれが発生する状態である。このねじれに耐える強さがねじり剛性である。ねじり剛性は振動、騒音、乗り心地やボディのしっかり感に影響する重要な値であり、一般にねじり剛性は高いほうがよいとされる。
ねじり剛性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 08:44 UTC 版)
k T = M T ϕ = G J L {\displaystyle k_{T}={\dfrac {M_{T}}{\phi }}={\dfrac {GJ}{L}}} k T {\displaystyle k_{T}} :ねじり剛性 M T {\displaystyle M_{T}} :ねじりモーメント ϕ {\displaystyle \phi } :ねじり変形角 J {\displaystyle J} :ねじり定数。円形断面では断面二次極モーメントに等しい
※この「ねじり剛性」の解説は、「剛性」の解説の一部です。
「ねじり剛性」を含む「剛性」の記事については、「剛性」の概要を参照ください。
- ねじり剛性のページへのリンク