入間市駅 - 箱根ケ崎線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 05:07 UTC 版)
「西武バス飯能営業所」の記事における「入間市駅 - 箱根ケ崎線」の解説
入市40:入間市駅 - 扇町屋 - 人事院研修所 - 三井アウトレットパーク 入市40(直通):入間市駅 -(途中無停車)- 三井アウトレットパーク 入市40(準急):入間市駅 → 扇町屋 → 東金子 → 三井アウトレットパーク 入市41:入間市博物館 → 東野高等学校入口 → 三井アウトレットパーク → 人事院研修所 → 扇町屋 → 入間市駅 入市42:中村屋武蔵工場 → 二本木 → 三井アウトレットパーク → 人事院研修所 → 扇町屋 → 入間市駅 入市43:二本木地蔵前 → 元狭山 → 二本木 → 三井アウトレットパーク → 人事院研修所 → 扇町屋 → 入間市駅 入市44:箱根ケ崎駅 → 元狭山 → 二本木 → 三井アウトレットパーク → 人事院研修所 → 扇町屋 → 入間市駅 入市51:入間市駅 - 扇町屋 - 人事院研修所 - 三井アウトレットパーク前 - 東野高等学校入口 - 入間市博物館 入市51(準急):入間市駅 → 扇町屋 → 東金子 → 三井アウトレットパーク前 → 東野高等学校入口 → 入間市博物館 入市52:中村屋武蔵工場 → 二本木 → 三井アウトレットパーク前 → 人事院研修所 → 扇町屋 → 入間市駅 入市53:入間市駅 - 扇町屋 - 人事院研修所 - 三井アウトレットパーク前 - 二本木 - 元狭山 - 二本木地蔵前 入市53(準急):入間市駅 → 扇町屋 → 東金子 → 三井アウトレットパーク前 → 二本木 → 元狭山 → 二本木地蔵前 入市54:入間市駅 - 扇町屋 - 人事院研修所 - 三井アウトレットパーク前 - 二本木 - 元狭山 - 病院前 - 箱根ケ崎駅 入市54(準急):入間市駅 → 扇町屋 → 東金子 → 三井アウトレットパーク前 → 二本木 → 元狭山 → 病院前 → 箱根ケ崎駅 入市61:入間市駅 - 扇町屋 - 工業団地入口 - 武蔵工業団地 - 宮ノ台 - 入間市博物館 入市62:入間市駅 → 扇町屋 → 工業団地入口 → 武蔵工業団地 → 宮ノ台 → 中村屋武蔵工場 ※準急便は途中「人事院研修所」と「船久保工場前」バス停を通過する。 大正末期に栗原枡治なる人物によって開業した、狭山自動車商会の「豊岡町駅 - 箱根ケ崎 - 拝島線」を起源とする。栗原の路線は、この付近において埼玉県と多摩地域を結ぶ数少ない交通手段の一つとして始まったが、1931年に八高線が開通すると鉄道との競争のために度重なる値下げを余儀なくされ、徐々に経営困難に陥った。 これを1935年に多摩湖鉄道(現在の西武多摩湖線の前身)が買収したことで、西武との関係が始まった。1938年には拝島から八王子へ延伸されたが、当時は拝島橋が未開通だったため、拝島の渡しで船にバスを載せて多摩川を渡っていたとの記録が残されている。終戦後は八王子への運行が廃止されて立川へ延伸したものの、定時性確保のために箱根ケ崎を境に折返し運行される便数が増えていき、1970年代には完全に分割され、箱根ケ崎以南が廃止された。 青梅営業所の管轄だった頃は、本線である入市31(入間市駅 - 箱根ケ崎駅)は1時間に1本運行されていて、出入庫として農協前 - 箱根ケ崎駅の運行が1往復ある程度であった。1995年1月16日には入市31-1を二本木地蔵まで、入市31-2を入間市博物館までそれぞれ延長した。 後年設定された入市31-3:大妻女子大学行きは、同大学狭山台キャンパスへのスクールバスの補完を目的に、二本木地蔵前最終便の行先を振分けて設定された。営業終了後は大妻女子大学からそのまま北上して駿河台大学脇を通り、東京都道・埼玉県道195号富岡入間線へ出て、みどり橋から美杉台へ向かっていた。この大妻ダイヤは2015年3月31日終車をもって運行終了し、代替としてダイヤが入市31-1に割り振られた。 当路線は沿線に武蔵工業団地・狭山台工業団地などの工業団地や流通センターが多いため、一定数の運行本数が設定され、遅めの終車時刻が確保されている路線だった。 2008年4月10日、保谷硝子工場跡に大型ショッピングセンター「三井アウトレットパーク入間」が開業すると、アクセス路線として入市30、入市30-1、入市30-2が新設された。これらの路線は船久保工場 - 宮寺北でアウトレット構内の停留所を経由する(入市30は構内折返し)。4月30日には「宮寺北」停留所が「三井アウトレットパーク前」に改称、「人事院前」停留所が「人事院研修所」に改称された。 同年7月16日にはアウトレット構内に入るまでの渋滞対策として、構内に入らない入市30-4を土休日の午前に新設したほか、土の午前10時台に直行系統(入市30-5)が設定され、入間市駅 - アウトレット間は毎時5本の運行で利便性の高い路線となり、路線利用者が従来の約3倍に増える結果となった。午後の入間市駅方面は全便アウトレット構内経由になり、アウトレット構内折返便以外の二本木方面は構内に入らなくなる。12月16日には入市30-5を入市30-3へ系統番号変更、入市30-6が新設され、入市30-4が休止された。 入間市駅 - アウトレット間は、西武バス公式サイトで表示・閲覧できるバス時刻表の他に臨時便が運行され、土休日の午後には臨時便を合わせて1時間あたり6-7本運行されている時間帯もある。だが土休日を中心に国道16号がアウトレットパークへの入場待ちで渋滞し定時運行が困難となっている。渋滞は圏央道入間IC出口の通過待ち車両が本線上にまで繋がるときもある(入間インターチェンジ#周辺も参照)。 一方で、箱根ケ崎駅発着便は1日4〜5往復である。後述の小手03と共に、西多摩郡瑞穂町内の大人普通運賃は初乗り100円となっている。 2017年3月25日改正より、土休日の入間市駅発アウトレット方向に限り「準急」系統の運行を開始した。入間市駅発車後は、東金子までは各停留所に停車、人事院研修所と船久保工場前を通過する。 2018年10月1日より、大妻女子大学狭山台キャンパス跡地に同年7月18日に竣工した中村屋武蔵工場への通勤輸送として、入市42、入市52、入市62が新設された。併せて系統番号の改番が行われ、アウトレットパーク構内経由は40番台、国道16号上の「アウトレットパーク前」停留所経由は50番台、工業団地経由は60番台にそれぞれ変更された。入市52はかつての入市31-3の事実上の復活となった。
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