会社更生法申請後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 10:29 UTC 版)
2003年6月29日:(旧)東日本フェリー、会社更生法適用を申請。 8月 - 蔦井グループの親会社「蔦井本社」が傘下の建材・石油製品卸の「ツタイ商事」に合併される。 12月3日:常石造船グループの神原汽船と甲子園運輸倉庫が会社更生手続きの中核支援者に決定。 2004年5月:鉄道建設・運輸施設整備支援機構の保有債務に関する合意が得られず更生計画案の提出を延期。 7月29日:鉄道建設・運輸施設整備支援機構との債務減免が合意に至らず、更生計画案の提出が再延期され事業家管財人が辞任するとともに常石造船グループがスポンサーを辞退。 10月8日:リベラ、旧・東日本フェリーに対する支援表明。 2005年3月14日:東日本フェリーを傘下においた蔦井グループ中核の「ツタイ商事」が民事再生法を申請、クワザワの支援で再建を行う。 8月1日:リベラを存続会社とし、(旧)東日本フェリーほかグループ会社3社(九越フェリー、東日本観光サービス、東日本輸送)を合併(東日本フェリーの名前は事業名称として使用される)。 2006年3月15日:室蘭-八戸航路を休止。 4月1日:インターネット予約サービスを開始、函館・青森・室蘭・大間港にフェリー業界初のインターネット予約用自動発券機を導入。 9月2日・3日:室蘭 - 直江津 - 博多航路を金沢港・境港に試験寄港。 10月2日:リベラよりフェリー事業を分割・事業継承する目的で、100%出資子会社の(新)東日本フェリーを設立。 10月17日:苫小牧 - 大洗航路の運営を2007年から商船三井フェリーへ集約化を決定。 12月1日苫小牧 - 八戸航路の同社運航便を川崎近海汽船(シルバーフェリー)へ移管し八戸港から撤退。同航路に就航していた「べにりあ」「べが」を用船するとともに、川崎近海汽船との共有船「フェリーはちのへ」の持分を川崎近海汽船へ譲渡。 旧東日本輸送が手掛けていた陸上輸送事業を分社化しリベラ・三協運輸(現・三協)の共同出資で「ネクスト」を設立。 12月25日:室蘭 - 直江津 - 博多航路を休止。 12月31日:苫小牧 - 大洗航路を休止。 2007年1月2日:苫小牧 - 大洗航路の運航を商船三井フェリーへ移管。苫小牧港・大洗港から撤退。 「へすていあ」を商船三井フェリーに用船。 1月:室蘭 - 直江津 - 博多航路「ニューれいんぼうべる」「ニューれいんぼうらぶ」を商船三井フェリー「さんふらわあみと」「さんふらわあつくば」と交換。 この時点では貨物重視から旅客重視の船型に転換し、さんふらわあ2船を改装の上同航路に就航の予定であったが同月26日「さんふらわあみと」をパンスターライン(韓国・ソウル)に用船、「パンスター・サニー」と改称され、釜山-大阪航路に就航した。また「さんふらわあつくば」はドック入りし4月に「フェリーつくば」に改称、その後7月にギリシャに売却された。 1月25日:函館 - 大間・函館 - 青森・室蘭 - 青森航路の(新)東日本フェリーへの譲渡、休止中の苫小牧 - 大洗・苫小牧 - 仙台・室蘭 - 八戸・室蘭 - 大畑・岩内 - 直江津 - 室蘭・直江津 - 博多・室蘭 - 大洗・苫小牧 - 八戸航路の廃止を北海道運輸局に業務申請。 3月1日:リベラ、フェリー事業を分割し(新)東日本フェリーへ事業を譲渡。 7月11日:室蘭 - 直江津 - 博多航路の再開見送りを表明。 9月1日:函館 - 青森航路に、高速フェリー「ナッチャンRera」が就航。一部の在来船が転配および引退。また、函館港新フェリーターミナルも竣工。 9月30日:「ナッチャンRera」が機関故障のため、長時間にわたり陸奥湾内で立ち往生する。 10月13日:「最善の注意を払い、繊細なメンテナンスを行い続けるには現在の短い待機時間の中では少々時間が不足している」との理由により、高速フェリーの夜間運航を当分の間休止。 10月26日:冬季の厳しい海象が予想される中でのサービス維持を理由に、高速フェリーの冬期航海時間を1時間45分から2時間15分に変更とする。 11月1日:函館 - 青森航路の在来フェリー配船を一部変更。「びいな」に代わり、引退した「ばにあ」が復活。 2008年5月2日:函館 - 青森航路に2隻目の高速フェリー「ナッチャンWorld」が就航、高速船の所要時間を2時間から2時間5分とする。本船就航に合わせ青森港高速船ターミナル(現・青森港津軽海峡フェリーターミナル)が竣工。 6月1日:QRコードを使用した新乗船システム「スマートチェックイン」システム開始。 6月16日:金沢 - 釜山航路を開設。 10月:リベラホールディングスが新たにフェリー部門の持株会社として「ブルーオーシャン株式会社」を設立し、同社の傘下となる。 10月29日:金沢 - 釜山航路を休止。 11月1日:高速フェリー「ナッチャンRera」「ナッチャンWorld」の運航を休止。 12月1日:函館 - 青森航路、函館 - 大間航路および室蘭 - 青森航路を廃止。前者2航路およびフェリー4隻を道南自動車フェリーへ承継。 函館 - 大間航路は暫定的な運航継続。 2009年11月1日:道南自動車フェリーに吸収合併され、解散。
※この「会社更生法申請後」の解説は、「東日本フェリー」の解説の一部です。
「会社更生法申請後」を含む「東日本フェリー」の記事については、「東日本フェリー」の概要を参照ください。
- 会社更生法申請後のページへのリンク