伏姫(ふせひめ)(声:高橋理恵子)
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「里見☆八犬伝」の記事における「伏姫(ふせひめ)(声:高橋理恵子)」の解説
八犬士を集め、妖怪を退治する使命を与えた神女。しかし重度のショタコンであり、犬士(特に信乃)達にはいまいち尊敬されていない。まだ幼児である親兵衛を預かり、立派な犬士として育てている。信乃が他人から男としか見られないのは実は彼女のせいだった。妖怪化した犬士達と戦い勝ったことがある。
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伏姫
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「南総里見八犬伝の登場人物」の記事における「伏姫」の解説
ふせひめ 里見義実の娘。八犬士の象徴的な母。 母は真里谷入道静蓮の娘・五十子(いさらご)。作中の嘉吉2年(1442年)夏、三伏の頃に生まれたため伏姫と名づけられた。3歳まで泣きも笑いもせず言葉も発しなかったが、母とともに洲崎明神の役行者の岩窟に参拝した帰り道に、仙翁(役行者)に仁義八行の数珠を与えられ、以後は健やかに美しく成長した。 長禄元年(1457年)、伏姫16歳の秋、飢饉に乗じて安西景連が里見領に攻め込む。落城の危機に瀕した父は、水杯の席で「敵将の首を取ってきた者に伏姫を与える」と言う。これを里見家の飼い犬であった八房が実行し、約束の履行を求めた。このとき「伏姫」の名は「人にして犬に従う」意の名詮自性であることが明らかにされる。伏姫は父に君主が約束を違えることの不可を説くとともに、仁義八行の玉の文字が「如是畜生発菩提心」に変化していることを示し、富山に伴われる。 富山では法華経を読経する日々を送り、八房に肉体を許すことはなかったが、翌年、山中で出遭った仙童から、八房が玉梓の呪詛を負っていたこと、読経の功徳によりその怨念は解消されたものの、八房の気を受けて八人の子の「種子」を宿したこと、さらにそれらが世に出るときに父と夫に出会うことを告げられる。伏姫は犬の子を産む恥に耐えられず入水を図ったが、おりしも伏姫奪回のために富山に入った金碗大輔による銃撃の誤射を受け負傷。折りしも里見義実も富山に導かれ、父と「夫」(義実に大輔と伏姫を娶わせる意思はあったが、婚約していたわけではない)の前で割腹し、胎内に犬の子がないことを証した。その傷口から流れ出た白気は姫の数珠を空中に運び、仁義八行の文字が記された八つの大玉を飛散させる。伏姫は安堵して死んだ。長禄2年(1458年)秋、享年17。 死後は「伏姫神」となってしばしば登場し、犬士たちと里見家に加護を与える。「伏姫神」としての初出は、子を願う手束の前に現れて珠を授ける描写(このあと犬塚信乃を出産する)で、挿絵では八房に騎乗した姿で描かれている。危機に瀕していた犬江親兵衛は「神隠し」によって救い出し、手許に引き取って育てた。 明治期の評論家・詩人で、日本において近代的恋愛論を展開した先駆者として知られる北村透谷は、1892年(明治25年)に富山の伏姫を題材として「処女の純潔を論ず(富山洞伏姫の一例の観察)」というエッセイを『女学雑誌』に発表した。江戸時代の戯作はもとより古来日本の文学では処女性・純潔性が尊重されてこなかったと嘆く透谷は、伏姫が八房に肉体を許さず、しかし慈悲を及ぼして成仏に導いた描写を評価し、「伏姫の中に八犬伝あるなり、伏姫の後の諸巻は俗を喜ばすべき侠勇談あるのみ」と説いた。
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伏姫(ふせひめ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/08/19 03:19 UTC 版)
冬馬の前世、犬江親兵衛の双子の妹。単身馬で遊びに行ってしまうような活発な姫。出掛け先で襲われた所を助けてくれた物の怪・八房に恋をしてしまう。兄と対の小刀『村雨丸』を持つ。転生後の姿は不明だが、CLAMP学園の生徒らしい。
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伏姫(ふせひめ)
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伏姫(ふせひめ)
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「八犬伝—東方八犬異聞—」の記事における「伏姫(ふせひめ)」の解説
遥か昔、怨霊となった玉梓姫の前に八人の若者を伴って現れ、玉梓姫の魂をその身に封じた姫。里見家伝説の巫女姫で、莉芳の先祖、里見家の犬神憑きの女性のことを総じて「伏姫」と呼ぶ。
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伏姫(ふせひめ)
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「コブラの登場人物」の記事における「伏姫(ふせひめ)」の解説
最初の異次元世界で、白鷺城の城主を務める姫。高貴な生まれのせいか男に命令されることに慣れておらず、コブラに出会った当初は高圧的な面を見せるが、敵対する忍び集団砂風魔との共闘でコブラへの心象も変わることに。
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伏姫(ふせひめ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/21 08:00 UTC 版)
「里見☆八犬伝REBOOT」の記事における「伏姫(ふせひめ)」の解説
南総の守護神と語られる、かつて玉梓を封じた神女。八犬士の夢のなかに現れ、救国の啓示を託す。
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