任天堂との関係とは? わかりやすく解説

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任天堂との関係

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 02:15 UTC 版)

ファイナルファンタジーシリーズ」の記事における「任天堂との関係」の解説

『ファイナルファンタジーVII』PlayStation開発したことをきっかけに、それまでハードウェア供給し続けてきた任天堂スクウェア険悪な関係になった。これは、大容量メディア採用したハード求めていたスクウェア開発姿勢任天堂方針大きく食い違っていたことが原因だった(そのためスーパーファミコン末期のスクウェアタイトルは、ソフトの発売スケジュール全て繰り上げられた)。詳細スクウェア・エニックス#任天堂との関係を参照。 これ以降長らくスクウェア任天堂ハードFFシリーズ開発することはなかった。その中で携帯ゲーム機市場においてスクウェア大きな苦戦を強いられることとなる。2000年以降スクウェアFFシリーズスピンオフ作品である『はたらくチョコボ』を皮切りにバンダイ携帯ゲーム機であるワンダースワン参入しその後FFシリーズ初のリメイク作品リリース。しかし、携帯ゲーム機市場における任天堂ゲームボーイシリーズ圧倒的優位揺るぐことがなく、ワンダースワン自体短命ハードとして市場から姿を消していった。 代表取締役社長和田洋一交代方針転換してからは関係が改善しゲームボーイアドバンス用ソフトとして外伝作品ファイナルファンタジータクティクスアドバンス』や『チョコボランド』などがリリースされるその後スクウェアエニックス合併経てゲームキューブ用ソフト『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル』が発売任天堂ハードでの新作FFとしてシリーズ化されている。 また、2004年からナンバリングタイトル移植・リメイク作品任天堂携帯ゲーム機向けに発売されるようになった同年7月には『ファイナルファンタジーI・II アドバンス』を発売2005年10月には『ファイナルファンタジーIV アドバンス』のゲームボーイアドバンスでの発売発表すると共に "Finest FANTASY for ADVANCE" というキャッチフレーズで「携帯機完全移植計画」を開始ゲームボーイアドバンス向けには2006年10月『ファイナルファンタジーV』同年11月『ファイナルファンタジーVI』移植版が、ニンテンドーDS向けには2006年8月『ファイナルファンタジーIII』2007年12月に『ファイナルファンタジーIV』のリメイク版発売された。 一方でナンバリング作品PSプラットフォームXboxプラットフォーム両方発売されるようになってからも、任天堂ハードでは『ファイナルファンタジーVII』以降ナンバリング作品発売されていなかった(例外として、PS2発売され『ファイナルファンタジーXII』派生作品として、『ファイナルファンタジーXII レヴァナント・ウイング』ニンテンドーDS向けに発売されている)が、2018年9月にはポケットエディションながら『ファイナルファンタジーXV』Nintendo Switch移植され『ファイナルファンタジーXII』まで(VIIIとXIは除く)の移植発表された。 本シリーズバーチャルコンソールにてFCSFC版作品販売されている(2023年3月販売終了)。

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任天堂との関係

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 04:53 UTC 版)

スクウェア・エニックス」の記事における「任天堂との関係」の解説

ファミリーコンピュータ・スーパーファミコン全盛時代ドラゴンクエストシリーズというビッグタイトルを持つエニックスは、任天堂サードパーティーとして重要な位置にあったファイナルファンタジーシリーズ追いかけるにあったスクウェアは、任天堂との関係が深かった小学館ゲーム・オン!編集部)との合同企画として1994年『ライブ・ア・ライブ』製作したり、1996年に『スーパーマリオRPG』を共同開発するなど、任天堂との関係を強めようと模索していた。 しかし『ライブ・ア・ライブ』はさほどヒットせず、『スーパーマリオRPG』はヒットしたものの、スクウェア側のスタッフ独立してしまうなど必ずしもスクウェア思うようにはならなかった。この時期前後して『ファイナルファンタジーVII』製作スタッフである坂口博信が「PlayStation」(PS)の描画能力魅力感じていた事から、FFシリーズPSへの移籍への道を探っていた。 スクウェア自体もまたこの流れ同調し、『トレジャーハンターG』を最後に任天堂ハードへのソフト開発NINTENDO64N64)用に企画していた約10タイトル含む)を中止する鈴木尚スクウェア社長当時によればPS独占供給決めた際に任天堂山内溥社長当時)は「機種選択という意味では仕方がない」と語っていたが、その際スクウェア社員エニックスPS陣営に誘うために、エニックス加え他のソフトメーカー達にN64は駄目だと吹聴していたことが山内社長に伝わってしまったことから、任天堂との深い確執生まれてしまうことになった。これに加えてスクウェアの子会社デジキューブIPOアピール過程で、任天堂ビジネスがいかに「遅れた」ものかを喧伝してしまった。このためゲーム機だけではなく任天堂ビジネスそのもの難癖を付けた形になり、さらに任天堂側態度硬化させる事となった。 時を同じくして、エニックスソニーからドラクエシリーズ移籍勧誘別個受けていたが、その際返事は「PS本体売り上げ一定数を越えた考える」というものであったその後1997年になりエニックス当初N64PSかで迷っていた『ドラゴンクエストVII』をPS開発発売することを発表する。ただ、エニックススクウェアとは違いPS参入後もドラゴンクエストモンスターズなど任天堂携帯ハード用のソフトを販売し、任天堂との関係を続けた2001年スクウェア映画事業失敗により多額特別損失計上する。この時期スクウェア任天堂次世代携帯型ゲーム機であるゲームボーイアドバンスへの参入模索していたが、上述一件原因当時スクウェア任天堂への出入り禁止されており、山内社長今西紘史広報室長(当時)が参入可能性強く否定するなど取引順調には進まなかった。そうした中で行われたデジキューブ株主総会では任天堂商品扱えない事が問題となり、株主からの「土下座してでも任天堂和解しろ」との声にデジキューブ染野取締役当時)が「土下座してなんとかなるものならいくらでもしますよ」と答えており、別の場で鈴木社長記者対し交渉をやれるならやっている」と発言するなど、任天堂との関係修復急務であったその後経営悪化責任を取る形でスクウェア副社長務めていた坂口博信2001年2月辞任社長であった鈴木尚同年12月社長辞任した後任として社長に就任した和田洋一成長戦略一環として任天堂との取り引き再開2003年8月には、山内設立した基金ファンドQ」を用いて制作された『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル』を発売2005年10月には開発スクウェア・エニックス発売任天堂担当したマリオバスケ 3on3』が発表されスクウェア・エニックスから「これから任天堂がっちりコラボレートしていこう思っている」との旨が語られた。その後ニンテンドーDS用ソフト『ファイナルファンタジーIII』リメイク作品)などのヒット作生まれ一時断絶関係にあった任天堂スクウェア(現スクウェア・エニックス)の関係は修復している。 一方でドラゴンクエストシリーズPS発売された『ドラゴンクエストVII』、PS2発売された『ドラゴンクエストVIII』のリメイクや、『ドラゴンクエストIX以降ナンバリング最新作任天堂ハードでも発売する中、ファイナルファンタジーシリーズリメイク作品である『ファイナルファンタジーI・II アドバンス』、2019年にはNintendo Switch向けの移植として『ファイナルファンタジーVII』『ファイナルファンタジーIX』『ファイナルファンタジーX』『ファイナルファンタジーXII』などを発売してはいるが、『ファイナルファンタジーVII』以降ナンバリング最新作任天堂ハード発売大きく時期隔てた。尚、『ファイナルファンタジーVIII』リマスター版は他機種同時発売している。

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