仕様と特徴
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石岡第二発電所は1913年(大正2年)12月に竣工し、1914年(大正3年)1月から運転が始まった水力発電所である。本発電所は茨城県北茨城市に位置し、茨城県では最大の二級河川である大北川水系の本流・大北川から取水し発電している。この大北川本流は総長22.2キロメートル、流域面積195.5平方キロメートルの河川であり、茨城県北茨城市の磯原市街東端に河口がある。大北川水系では、石岡第二発電所の他に石岡第一発電所・横川発電所が本流沿いに、花園川発電所が支流沿いに設けられている。 本発電所は取水堰堤・沈砂池・余水路・水槽・鉄管路擁壁・本館といった施設から構成される(構成施設参照)。上流にある石岡第一発電所から放水された水は石岡第二発電所の取水堰堤から取り入れられ、総延長745メートルの導水路や延長約100メートルの水圧鉄管を通り本館へ到達する。石岡第二発電所の発電設備は横軸フランシス水車1台と三相交流同期発電機から成り、最大出力は1,600キロワットである。この発電設備は2014年(平成26年)3月に刷新されたもので、それ以前はゼネラル・エレクトリック製の1,000kVA発電機1台とフォイト製の1,650馬力横軸単輪フランシス水車が使われ、出力は1,300キロワットだった。今日では石岡第二発電所は無人化され、北茨城自動制御所によって遠隔操作されている。 2008年(平成20年)3月31日時点での石岡第二発電所の諸元は下記の通り。 河川名:大北川水系大北川 発電形式:水路式 発電方式:流込み式 最大出力:1,300キロワット 常時出力:550キロワット 最大使用水量:5.00立方メートル毎秒 有効落差:36.86メートル 流域面積:96.6平方キロメートル 水車:横軸フランシス水車 出力1,300キロワット1台 発電機:同期発電機1台 所有者:東京発電 石岡第二発電所の本館は日本における初期の鉄筋コンクリート造建築物であり貴重とされる。本館を含む、石岡第二発電所の6施設は日本の登録有形文化財に登録されている。また茨城大学の名誉教授である中川浩一は、常磐炭田と日立鉱山は茨城県の近代化を語る上で欠かせない存在であり、前者は常磐線の整備に、後者は日立製作所の創立に寄与したと述べている。中川は常磐炭田と日立鉱山の発展は茨城県北部の水力発電所によって支えられてきたと述べ、茨城県内の水力発電所に関する近代化遺産として石岡第一発電所・石岡第二発電所・めがね橋・中里発電所・里川発電所・旧町屋変電所を挙げている。
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仕様と特徴
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