仕様の内容
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 06:08 UTC 版)
よい仕様書を書くための標準手続きや書式、あるいはガイドが利用可能になっている場合もある。仕様には以下のような内容が含まれる。 説明的表題と仕様の範囲、仕様を識別するための番号 最新版の発効日と改版履歴 その文書の著作権の帰属・出所を明示するためのロゴタイプまたは商標 文書が長い場合は目次をつける。 その仕様の更新や変更に責任を持つ人物・オフィス・機関 仕様とその用途の重要性 使われている用語や略語の定義(仕様の内容を明確化するため) 記述されている特性すべてについての検査手法 物質的な要求仕様: 物理的、機械的、電気的、化学的など。目標値と許容差 機能的な要求仕様: 目標値と許容誤差 図面、写真、テクニカルイラストレーション 製造方法 必要とされる認証 安全性についての考慮と要求仕様 環境についての考慮と要求仕様 品質についての要求仕様。標本調査、検査、受け入れ基準 その仕様の施行に責任を持つ人物・オフィス・機関 完了と出荷 不合格、再検査、再審査、是正措置への用意 出典と参考文献。文書を明確化し内容の確認を容易にするため。 承認者の署名または捺印(必要ならば) 改版の際には必要に応じて改版によって変更された部分がわかるよう印をつけたりする。 付録(詳細化したり、オプションを提示したり、さらなる明確化をする場合)
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