再審査とは? わかりやすく解説

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さいしんさ(再審査)


再審査

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 09:52 UTC 版)

最高裁判所裁判官国民審査」の記事における「再審査」の解説

憲法上、国民審査には再審査制度存在するが、国民審査一度信任され最高裁判所裁判官日本国憲法第79条2項規定により、審査受けた日から10年経過した後の衆議院総選挙まで再審査にかけられることはない。しかし、裁判所法50条の規定により最高裁判所裁判官70歳になると定年退官することになっているため、再審査を受けるには遅くとも50代最高裁判所裁判官就任しなければならない。 これらの条件満たし定年前に再審査を受けた最高裁判所裁判官は、初代最高裁判所裁判官15人のうち5人および史上最年少最高裁判所裁判官任命され入江俊郎の計6人のみで、実際に再審査が行われたのは1960年1963年の2回のみであり、その後現在に至るまで再審査は1度行われていない。 50代最高裁判所裁判官任命されたのは1964年1月16日就任田中二郎最後であり、同年1月31日就任松田二郎以降最高裁判所裁判官全て60歳上で任命されているため、1963年以降、再審査の対象となった最高裁判所裁判官はいない。

※この「再審査」の解説は、「最高裁判所裁判官国民審査」の解説の一部です。
「再審査」を含む「最高裁判所裁判官国民審査」の記事については、「最高裁判所裁判官国民審査」の概要を参照ください。

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