捕獲検定と戦後の再審査
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/28 15:46 UTC 版)
「大瀬 (給油艦)」の記事における「捕獲検定と戦後の再審査」の解説
1942年6月19日横須賀捕獲審検所に送致され、船体は横須賀鎮守府司令長官に委託される。8月15日、検定開始。同月18日、検定確定し「捕獲」とされた。同月20日、官報に判決が掲載され、翌21日に執行手続きを終えた。 戦後の1953年3月、対日平和条約第17条に基づきオランダからヘノタの捕獲措置が国際法上合法かどうかの再審査要求があり、日本側は運輸省の外局として捕獲審検再審査委員会(委員長法学博士信夫淳平)を設置し検定を行った。本件は同年6月に検定確定し日本海軍による捕獲措置は正当と認め、外務省はその結果を同年6月16日にオランダ大使館へ通告した。ヘノタは捕獲審検再審査委員会が取り扱った検定の最初の案件だった。
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