横川発電所
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「豊橋電気 (1894-1921)」の記事における「横川発電所」の解説
位置:北緯34度57分19.5秒 東経137度32分53.8秒 / 北緯34.955417度 東経137.548278度 / 34.955417; 137.548278 (横川発電所) 寒狭川で3番目の水力発電所は横川発電所である。布里発電所と長篠発電所の中間、長篠村大字横川字大久保に位置する。元は豊橋電化工業という別会社が計画した発電所で、1918年(大正7年)7月に水利権を得たのち、同社を吸収した豊橋電気によって1919年12月25日着工された。豊橋電気時代には完成に至らず、関西電気時代の1921年(大正10年)12月31日付で使用認可を得て運転を開始した。以後、横川発電所を最後に水量の少ない豊川水系では発電所建設が行われなくなった。 設備は縦軸フランシス水車と900kW三相交流発電機の組み合わせで、設置数は1組。布里発電所と同じく電業社製水車・芝浦製作所製発電機であり、水車が露出型という点も同様である。発電所出力は800キロワット。長篠発電所と同様の変遷をたどって中部電力に継承され、豊橋電気時代からの設備は1987年(昭和62年)の改修まで使用された。
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