今十勇士(いまじゅうゆうし)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/01/14 07:12 UTC 版)
「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 十勇士陰謀編」の記事における「今十勇士(いまじゅうゆうし)」の解説
真田十勇士を名乗ってはいるが、実際は明治の世に適応できなかった者たちの集まり。元武士、忍者、幻術使いなど様々な分野の達人がいる。真田幸村を君主として奉ることで結束力を得、活動を開始する。明治政府を恨んでおり、東京を混乱に陥れようと画策する。その際に邪魔になるであろう「神爪の里」を最初に滅ぼした。なお、以下に記す名前は全て自称(本名は不詳)。
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今十勇士
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「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 十勇士陰謀編」の記事における「今十勇士」の解説
真田幸村(さなだ ゆきむら) 声 - 郷田ほづみ 明治政府転覆を狙う今十勇士の首領。圧倒的な戦闘力とカリスマ性を持っているが、自身は特にこれといって行動を起こすことはなかった。これは真田が明治という時代を生きられなかった今十勇士を哀れに思ったからで、あくまで象徴的な存在でしかなかったからである。しかし自分を頼ってくれた今十勇士のために、計画の阻害となる聖(輝)や剣心組と刃を交えた。大小2本の刀による二刀流で戦う他、記憶封じの術や幻術、瞬間移動のような術を使える。下仁田での一戦目と石岡の洞窟内での二戦目では、望月との同時攻撃をあたかも自分1人が攻撃しているように見せかける戦法で主人公たちを破るが、剣心に見破られる。石岡の洞窟での最終決戦の後、瓦礫に埋もれる。エンディングでは今十勇士の遺体が見つかったにも関わらず、彼の姿だけは発見されなかった。今十勇士たちからは実力を頼られているだけでなく本当に慕われており、最期は彼らの遺体を並べて看取るなど、決して悪人ではなかった。 今十勇士(いまじゅうゆうし) 真田十勇士を名乗ってはいるが、実際は明治の世に適応できなかった者たちの集まり。元武士、忍者、幻術使いなど様々な分野の達人がいる。真田幸村を君主として奉ることで結束力を得、活動を開始する。明治政府を恨んでおり、東京を混乱に陥れようと画策する。その際に邪魔になるであろう「神爪の里」を最初に滅ぼした。なお、以下に記す名前は全て自称(本名は不詳)。根津(ねづ) 聖(輝)たちが最初に戦う十勇士。体中に刺青を入れた青年。武器は刀。催眠術で人々を十勇士の配下としていた。幕末の動乱で両親を失っている。 穴山(あなやま) 背の高い槍を使う十勇士。鬼婆騒ぎを起こした。幕末期は、ある討幕派の藩主の護衛をしていた。 清海(せいかい) 最も背の低い十勇士。誠真という部下に命じて霊山で幻覚作用をもたらす花を栽培していた。自分の背丈ほどの数珠を武器とする。伊三を失った後、撤退するも直前に姿を隠していた筧が放った一撃で、伊三の後を追うことになる。 伊三(いさ) 清海の弟で最も背の高い十勇士。金剛棒を使う。霊山内の洞穴において、聖(輝)たちとの戦闘時に勢い余って転落、奈落の底へと消えた。兄共々、廃仏毀釈の煽りで勤めていた寺を失った本物の僧侶である。 海野(うんの) 老人の十勇士。様々な計略を張り巡らせる今十勇士の参謀的存在。筧と同様、幕末期は草という忍びであったが、多くのことを知りすぎたため命を狙われるようになった。戦闘では短刀を用いる他、拳銃や爆弾といった「秘密兵器」も使う。 筧(かけい) 曲芸師のような十勇士。子供を操り、さらには薫も人質とするが剣心の逆鱗に触れ、抜刀斎の片鱗を呼び起こしてしまい敗北。直後に望月に処刑された。海野と同様、幕末期は草でありそのため命を狙われるようになる。追っ手から逃れる時に右目を失い、強力な爆薬を仕込んだ義眼を入れている。扇子や小柄を武器とし、戦闘では多彩な必殺技を使ってくる。また、究極必殺技も使ってくるが、威力は低い。 由利(ゆり) 十勇士の紅一点。鞭を使い、自らを五人に増やす分身の術も駆使する。かつて龍也を殺した。聖(輝)にとっては兄の仇に当たる人物。南里家の当主の悪行により、家族と財産を失っており、作中では復讐の意味合いも込めて彼の一人娘である沙織を誘拐した。敗北後、聖(輝)に説得され、十勇士を抜けようとするが、才蔵に殺害される。 幸吉(青年忍者)(こうきち) 巨大な剣を使う十勇士で、猿飛佐助にあたる。本来の姿は老人だが、忍術によって青年の姿に化けることも可能。この他にも水を操る水遁の術を使える。忍者屋敷で剣心たちと戦う。政府転覆を狙っているわけではなく、同じように「滅ぼされた者」である主人公とは全く同じ境遇。自分と同じく復讐に走るべき主人公が新しい時代で生きようとしていることを知り、仲間とともに姿を消す。剣心たちに理解を示して戦いから手を引いた。 才蔵(さいぞう) 一見優男だが、凄まじい幻術を使う十勇士。幼少のころより高度な幻術を操るが世間から評価されなかったため、自分の実力を発揮する場所を求めて伯父である政吉の元から失踪する。龍神や天女など様々な幻獣を召喚する他、戦闘では幻術を駆使した多彩な必殺技を使ってくる。横浜近辺の峠での戦闘の際、敗北と同時に幻術の使用で精神を激しくすり減らした反動により死亡する。 望月(もちづき) 真田の影である十勇士。緑の忍装束を着た忍者。十勇士の掟を破る者はたとえ仲間であろうとも許さず、容赦ない制裁を加える。真田同様瞬間移動を用いる他、二人に分身したりカラスを自在に操る能力を持っている。最後に一度だけ剣心と戦闘する。 今十勇士の中では唯一詳しい正体や経歴が一切不明で、上記のような超常的な力を持っていたりと、謎の多い人物である。
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