主役パーティー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/09 06:42 UTC 版)
「ソード・ワールドRPGリプレイxS」の記事における「主役パーティー」の解説
全体にここぞというところでダイス目が悪い傾向がある。GMいわく、歴代パーティー中「もっとも、サイコロ運に恵まれなかったパーティーで賞」受賞確定。 ウィンド 賢者の学院出身のソーサラー・ファイター。かっこつけの要素としてバードも持つ。ソーサラー技能を持っているのは出自表でソーサラーが出たためだが、細かな便利魔法を使用できる事が重宝され、2巻では便利な道具呼ばわりされていた。能力は優秀だが、その優秀さのベースは「やつら」に改造されているからだと言い張る。その設定にGMが乗る形でストーリーが進展し、敵組織として「やつら」が用意される。「やつら」からはリッチー(「リチウム」から)と呼ばれていた。 全体的にダイス目が悪く、敵を単独で倒したことがないため(通称:慢心アタック)、頼りにされずにネタにされる日々。初期武器はウォーハンマーだったが、これは命中率の低い武器でありダイス目の悪さと相まってまるで当たらないため、1巻2話からヘビーメイス(命中率が高い)に持ち替え、4巻でメイス系のモールを購入した。11話で魔法のグレートソードを手に入れる機会があった(最終決戦での乱戦用に、多数攻撃オプション可能な武器としてGMが用意した)が、出目の悪さからもらうのを拒否してしまった。 2巻で単身敵を追撃した際、オスミン(後述)と1人で戦うハメになり、奮闘するも敗北。「やつら」に回収され、行方不明になる。3巻7話で「やつら」に洗脳された状態で再登場し、「ハイロード」としてポロンらと共にパーティーと敵対するが、出目の悪さから気付かれて即拘束。その後「やつら」によって掛けられていた呪いを解除され、3巻最後の9話でパーティー復帰するが、洗脳時の後遺症である「ハイロード・ポイント」(これがあると「やつら」に戻ってしまう可能性あり)を付けられた。10話でポイントは無くすが、その後もポロンからの求愛・勧誘に苦しむことになった。 最終決戦後は、ジョージと共に「やつら」残党を追う旅に出た。 ユーリリア 賢者の学院出身のハーフエルフのソーサラー。幸運神神官の両親から生まれた取替え子で、神官としての技能も持つ。両親を看取った上で冒険に出ているので年齢的にはそれなりに上と考えられ、故郷には神殿を継いだ弟がいるが、年齢は誰一人として尋ねることが出来なかった。 学院の後輩であるウィンドからは「先輩」と呼ばれ、他のメンバー(特にズン)からは「大首領様」とも呼ばれている。 ネイラードが知識神の勢力が強い街であることもあり、街中では神殿の建立などを巡りズンと対立する場面もある。お金の貸し借りには手厳しい一面がある。3巻でめでたくソーサラーのレベルが3となった際、黒猫を使い魔にしたいと思ったが、宗教的理由(黒猫は不幸の象徴とされる)から断念。幸運の象徴ということで、白ヘビの「パイ」が使い魔となった。 最終決戦後はネイラードの街でチャ・ザ神殿の神官を勤めつつ、時折ウィンドらに同行している。 ズン 知識神神官のドワーフ。「ふぃぎゅあ」作りに激しく情熱を燃やし、戦闘中や戦闘後に怪物のスケッチを始めたりもする。彼の作るフィギュアは知識神神殿の収入源の1つになっているらしい。将来はミスリルでフィギュアを作るのが夢。自分に有利な設定のみならず、不利な設定もどしどし作る同リプレイの設定面での牽引者である。 第10話で起こった魔神との戦闘で死亡したが、この回での依頼人がラムリアース国都ライナスの盗賊ギルドナンバー2であり、報酬とコネでライナスの大きなラーダ神殿にすぐ蘇生の儀式を依頼出来たため、すぐに復活した。あっさり復活できたためにGMから、仲間の復活に苦労した同時期の『Waltz』と比べてどうなのかという苦言も出た。 最終決戦後はマーブルを弟子にとって「ふぃぎゅあ」を作成し、「チョコ・レット」の販売を手助けすることになった。 モニカ・レット シーフ。親にチョコレートを食べられてしまったことをきっかけに家出してきた娘。その際従兄弟のトリムを強引に連れ出した挙句、「トリムはいただいた」と書置きを残した為、実家では駆け落ちしたものと誤解されていた。 異様な量の荷物を背負っており、戸口を通れず、また防刃効果すら発揮する。行動力はあるが細かい事を気にせず、他人の迷惑や誤解を意に介さない所があるトラブルメーカー。第4巻ではズン死亡後に助けに来たセシウムとの恋愛フラグがたち、彼に買ってもらった高品質レイビアに『セッシー・レイビア』と名付けるなどバカップル状態に。しかしゴーストであるセシウムは未練(ドクター・モリブへの復讐)を果たすと昇天するということに気づいていなかったため(GMはこの件について懸念していた)、最終決戦後に彼が昇天したときには深く悲しみ、最後に形見として貰った彼の左手薬指の骨をペンダントにして旅に出た。 トリム・レット シャーマン。モニカの従兄弟で、1歳年下。モニカの事は姉ちゃんと呼ぶ。モニカの家出に付き合わされる形で冒険をともにしているが、保護者を自任している節もある。 れっきとした人間だが精神力23を誇り、意外と筋力も低くないため、「シャーマン(の防御力、生命力)が薄いのはエルフのせいだったんだなぁ」とGMに言わしめた。 最終決戦後に実家を継ぐことを決心した。姉が「夫」から受け継いだセシウム城を守るため、資金集めに奔走する。 ジョージ ファイター。本名はジョージ・某(不明)。ジョージ・ザ・ブレイブ(“勇ましき”ジョージ)という二つ名を自称している。強くなりたいという単純さに付け込まれ、「やつら」に改造された。「やつら」の一員としてウィンド達に立ち向かったときの通り名は「力のチタン」(チタン・ザ・マイト)。名前を全てつなげると「ジョージ・ザ・ブレイブ・AKA・チタン・ザ・マイト」。 呪いで徐々に能力が低下しており、それを祓うため「やつら」に敵対する事を決意し、行方不明になったウィンドに代わって(ウィンドのプレイヤーの代用キャラクターとして)パーティに加わる。3巻にてめでたく呪いから解放された。 最終話の戦闘では、助っ人のサブ・プレイヤーの1人が担当した。
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