メダロット世界の歴史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/17 12:07 UTC 版)
「メダロット (架空のロボット)」の記事における「メダロット世界の歴史」の解説
以下で説明する厳密な設定はメダロットの世界観をより奥深いものとしたが、設定は各メディアによって(漫画同士でも作者によって)解釈が異なっている。漫画版『メダロット2』の世界観では大学生のヒカルがゲームとアニメでは高校生である等、年表に関しても細かい年に違いがある。それらについては「メディアによる設定の違い」節で説明する。 メダルの発見 メダロットの歴史は、地質学者ニモウサクタメゾウがメダル(当時は六角貨幣石と呼称されていた)を発見することから始まる。タメゾウはそれが恐るべき情報処理能力を秘めていると気づき、悪用を恐れて1938年には六角貨幣石に関するあらゆる特許・権利を取得して研究に専念する。後にニモウサク家は2001年にメダロット社を設立する。 1947年 アメリカ合衆国ニューメキシコ州ロズウェルにメダロット(ALI型)が宇宙より飛来。この時、人類は初めて駆動する状態のメダロットを目撃することとなった。 1976年 - 2001年(メダロットの原型と開発、販売、問題の発生) ニモウサクタメゾウ教授のもとで学んだアキハバラアトムが、この時点でメダロットの原型を既に完成させていた。 完成していた0 - 5号機のうち、0号機はマザータイプ、1 - 5号機はキッズタイプであった。しかし二足歩行型である4, 5号機のバランサーが不完全であり、友人のオオミヤテツヒト(後の校長先生)が製作した追加パーツに頼っていた。アキハバラはやがて、1993年にマッスルケーブルを、1998年にNFRPを発明し、2000年にはメダロットの本格開発がスタートされる。そして2001年、メダロット社により、ついにメダロットの一般販売が始まった。 一方、メダロットの普及に伴ってそれを利用した犯罪、事件も頻発するようになる。 2003年 ロボトルブームを反映して、メダロッターのロボトル戦績を調査・管理するリサーチ会社、RR(ロボトルリサーチ)社が設立される。母体となった機関は、ソフトウェアやOSを専門とするムラサメ研究所。同社は調査会社でありながら、後に完全自社開発のメダロットを商品化するために苦心することになる(漫画版『メダロットnavi』)。 2004年 増加するメダロット犯罪を防ぐため、セレクト防衛隊を発足。 2006年 第1回「世界ロボトル選手権」開催。 2009年 フシハラゲンゴロウ博士が自動修復機構「スラフシステム」を開発。後に販売されるパーツには、同システムが搭載されている。 2010年(魔の十日間の発生と波及) セレクト防衛隊の一部によって、メダロットの暴走事件「魔の十日間」が起きる(『メダロット』及び漫画版『メダロット』での出来事。ただしゲームでは「魔の十日間」という単語は出てこない)。事件の再発防止に向けて2013年にはメダロット登録制度が制定され、メダロットの所有が免許制となり、2020年には対暴走プロテクトを搭載した2020型メダロットが発売される。しかし、メダロットをめぐる事件は後を絶たなかった。 2022年頃 ヘベレケ博士率いるロボロボ団による一連の騒動(『メダロット2』及びアニメ版『メダロット』) メダフォースの発見 Xメダル事件(漫画版『メダロットR』) 違法改造メダロットの流通(漫画版『メダロット3』及びアニメ版『メダロット魂』) マザー達の暴走(漫画版『メダロット4』) などが発生。 2023年 RR社、新型OS「naviシステム」を開発。 2024年 RR社の宇宙テーマパーク兼ロボトル管理衛星「クラスター」漂流事件(『メダロットnavi』)が起こり、人類は宇宙メダロットとの接触すら対応を考慮しなくてはならなくなった。事件後、「クラスター」は地球に墜落している。 2026年 - 2027年 すすたけ村でアラクネイトが起こした一連の事件(ゲーム版『メダロット5』及び漫画版『メダロット5』・『G』)によって世間は改めて人とメダロットの寿命の違いによる問題を認識しはじめた。人と比べて途方も無く寿命の長いメダロット達にとって主人との死別は避けられないものであり、26年間黙認してきたメダロット社もこの事件をきっかけに遂にこの問題について本腰を入れて取り組むようになっていった。 2033年 エム・プロジェクト発動。時期を同じくして、ロボロボ団が新たな首領コンフェイトを擁立。その活動(悪事)を再び激化させていく。 2040年 isocaロスト(漫画版『メダロットnavi』)。
※この「メダロット世界の歴史」の解説は、「メダロット (架空のロボット)」の解説の一部です。
「メダロット世界の歴史」を含む「メダロット (架空のロボット)」の記事については、「メダロット (架空のロボット)」の概要を参照ください。
- メダロット世界の歴史のページへのリンク