finalize
「finalize」とは・「finalize」の意味
「finalize」は、動詞形であり、何かを最終的に決定する、完成させる、締めくくるという意味である。プロジェクトや契約、計画などを最後の段階まで進め、全ての手続きや調整が終わった状態を指す。「finalize」の発音・読み方
「finalize」の発音は、ファイナライズ(/fáɪnəlàɪz/)と読む。アクセントは「ファイ」の部分に置く。「finalize」の覚え方・コアイメージ
「finalize」を覚える際のコアイメージは、「最終的な決定」や「完成」である。また、「final」という単語が含まれていることから、最後の段階に関連することがイメージしやすい。「finalize」の語源・由来
「finalize」の語源は、ラテン語の「finis」(終わり)に由来し、英語の「final」(最後の)と接尾辞「-ize」(動詞化する)が組み合わさったものである。「finalize」と「finalise」の違い
「finalize」と「finalise」は、意味や使い方に違いはないが、綴りが異なる。これは、アメリカ英語では「finalize」、イギリス英語では「finalise」と表記されるためである。「finalize」の派生語一覧
「finalization(名詞形)」とは
「finalization」は、「finalize」の名詞形であり、最終的な決定や完成、締めくくりのプロセスや状態を意味する。「finalize」を含む英熟語・英語表現
「Be finalized」とは
「Be finalized」は、「finalize」を受動態で用いた表現で、何かが最終的に決定されたり、完成されたりした状態を示す。「finalize a deal with」とは
「finalize a deal with」は、誰かとの取引や契約を最終的に決定する、締結するという意味の表現である。「finalize」を含む様々な用語の解説
「finalize method(プログラミング用語)」とは
「finalize method」は、プログラミングにおいて、オブジェクトがガーベジコレクションによって破棄される際に呼び出されるメソッドである。リソースの解放や後処理を行うために使用されることが多い。「finalize」の使い方・例文
1. We need to finalize the project by next week.(来週までにプロジェクトを最終決定しなければならない。)2. The contract was finalized after lengthy negotiations.(長期間の交渉の後、契約が最終的に決定された。)
3. They are working hard to finalize the details of the agreement.(彼らは合意の詳細を最終決定するために懸命に働いている。)
4. The budget for the event has not been finalized yet.(イベントの予算はまだ最終決定されていない。)
5. We will finalize our travel plans once we have everyone's availability.(全員の都合が分かったら、旅行の計画を最終決定する。)
6. The design of the new product was finally finalized.(新製品のデザインがついに最終決定された。)
7. The meeting to finalize the proposal has been scheduled for next Monday.(提案を最終決定するための会議が来週の月曜日に予定されている。)
8. The government finalized the new regulations after a long period of discussion.(政府は長期間の議論の後、新しい規制を最終決定した。)
9. The company is in the process of finalizing a deal with a major client.(会社は大手クライアントとの取引を最終決定する過程にある。)
10. The construction plan was finalized after considering various factors.(様々な要素を考慮した後、建設計画が最終決定された。)
ファイナライズ【finalize】
ファイナライズ
記録されたDVD-R、CD-Rなどのディスクを通常のDVDプレーヤーやCDプレーヤーで再生できるように処理すること。DVD-Rのファイナライズは基本的に録画した機器で行なう必要がある。
(執筆:オーディオビジュアル評論家 藤原陽祐)
※この情報は「1999~2002年」に執筆されたものです。
ファイナライズ
ファイナライズとは、CD-RやDVD-Rなどの追記型の記録メディアを、記録を行った機器以外のプレイヤーでも再生できるようにするために行われる最終処理のことである。
ファイナライズを行っていない状態のメディアは、通常、データの開始位置が検出できないという理由により、データの書き込みを行った当の機器以外では再生することができないようになっている。ファイナライズを行うことによって、メディアをROMのデータ構造に近づけ、一般的なプレイヤーなどでも再生することができるようにしている。
DVD-Rなどに対してファイナライズを実行すると、メディアはROMと同様の状態となるため、データの空き容量がどれだけ残っていてもそれ以上データを追記することができなくなる。DVD-RWなどの書き換え可能なメディアでは、ファイナライズを再び解除して追記を行うことができるようになっているものもある。
参照リンク
ファイナライズ - (イメーション DVD)
ファイナライズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/09 14:03 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動ファイナライズ (Finalize) とは、あるフォーマット内での情報を完成させる(読み取り可能なフォーマットとしての未完成な部分を完結させる)処置である。
CDやDVDなど、追記型メディア(Write Once Read Many、WORM)のことを考慮せずに当初のROM方式のメディアの規格を標準化してしまったため、後発の追記型メディアの記録フォーマットにおいて、「追記中はROM方式のメディアのフォーマットと互換性が無い」「互換をとるには一旦追記を止め、完成させる(ファイナライズする)作業が必要である」という方式になってしまったものがあり、そういった方式において「読み込みできるディスクとして完成させる」作業を指す。
以下はその背景などの解説である。
概説
CDやDVDは、元来読み取り専用メディア(最初から情報が記録されていて変更ができない音楽CDや映画の入ったDVDがその例)として開発されたものであり、CD-RやDVD-Rなどの記録型メディアは後から追加で設定されたもので、厳密に言えば読み取り専用メディアと記録型メディアは全く異なる規格である。
CD/DVDレコーダーに使用されるCD/DVDドライブは記録機能を有しており、追記・書き換え型ディスク上の未記録領域を含む任意の箇所にアクセス可能である。これに対してCD/DVDプレーヤー(再生専用機)に使用されるCD/DVDドライブは再生専用品であり、追記・書き換え型ディスク上の未記録領域にはアクセス出来ない。記録途中のこれらのディスクには、データの範囲や配置状態に関する情報が未完成であるばかりでなく、未記録の領域が残存している。
CD/DVDプレーヤー用のドライブは、ディスクの全面にわたって何らかのデータが物理的に連続して記録されていると共に、ディスク上のデータの範囲や配置状態に関する論理的な情報が完結している、読み取り専用メディア(いわゆるROMタイプのディスク)を前提に設計されている。このため記録途中の追記・書き換え型ディスクをCD/DVDプレーヤーで再生することはできない。 この問題を解決する為の処理がファイナライズであり、ファイナライズを実施することで、例えば、CD-RはCD-ROM、DVD-RはDVD-ROMのようにそれぞれのメディアにおいて記録用メディアと読み取り専用メディアの内部構造が物理的・論理的に近いものとなるので、記録した機器だけではなく他の再生用機器(DVDプレーヤーなど)でも再生が可能になる(再生互換が高まる)。 また、ファイナライズではデータの範囲や記録状態に関する情報を完成させるだけではなく、何らかの情報(ダミーデータであっても良い)を記録することで未記録領域をなくす処理も行われる。
家電製品でのファイナライズ
例えば、そのメディアを録画・録音した機器では再生が可能であるが、同メディアの再生をほかの機器で試みる際に、ディスクエラーなどが出る場合がある。これは該当メディアの録画・録音に利用した機器では録画・録音した場所が認識できるが、そのメディアに録画・録音していない機器では「データがどこにあるか分からない(検出できない)」ために起こる現象であり、ファイナライズを行って解決する必要がある。すなわち、DVDレコーダーなどで録画したDVD-RやCD-Rなどの記録メディアを、ほかのDVDプレーヤーなどでも再生可能にするためには、ファイナライズを行わなければならない。
DVDレコーダーでは録画終了時に、「ファイナライズしますか?」などの確認メッセージ表示がないため、気付かずに録画工程を終えてしまう人も存在する。結果、利用者が録画したメディアが他の機器では再生・読み込みが出来ない原因となっている。
DVD-Rのような追記型ディスクでは、一度ファイナライズしたディスクはファイナライズ前の状態には戻せないが、DVD-RWのような書き換え型ディスクではファイナライズ解除と呼ばれる処理によりファイナライズ前の状態に戻すことが出来る。最近はパソコンでのCD作成もあるがこの場合ファイナライズは書き込み後自動的にされるため追記は不可能
メディア・フォーマットによる差異
- 音楽CD形式(CD-R/RW) - パソコン用のライティングソフトや、音響機器のCDレコーダーでは未ファイナライズの音楽CDが作成できる場合があるが、他の機器で再生するにはファイナライズが必要である。
- DVD-RAM - ファイナライズの概念がない。誤削除防止のためカートリッジ入りメディアの場合はカートリッジに書き込み禁止状態にするスイッチが付いている。現在主流のカートリッジなしメディアでも、DVDレコーダーによっては消去防止のプロテクトを設定することができる。
- Blu-ray Disc(BD-R/RE) - DVD-RAM同様ファイナライズの概念がない。プレイステーション3など再生専用機器でも未使用領域があるメディアを再生可能である。BDレコーダーによっては消去防止のためのプロテクト処理(解除可能)やクローズ処理(BD-Rのみ)を施すことができる。ただしBD-Rをクローズ処理をした場合ムーブバック(BD-RからBDレコーダーへ書き戻し)はできない。(コピーフリー番組はダビング可能)
- HD DVD-R - 東芝 RD-A301の取扱説明書によれば、他機器で再生するためにはファイナライズが必要。
脚注
ファイナライズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 06:00 UTC 版)
「流星のロックマンシリーズ」の記事における「ファイナライズ」の解説
※この「ファイナライズ」の解説は、「流星のロックマンシリーズ」の解説の一部です。
「ファイナライズ」を含む「流星のロックマンシリーズ」の記事については、「流星のロックマンシリーズ」の概要を参照ください。
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