ピーターの友人達
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 18:12 UTC 版)
「ファミリー・ガイ」の記事における「ピーターの友人達」の解説
グレン・クアグマイア(Glenn Quagmire) 声 - セス・マクファーレン グリフィン一家の隣人。41歳。職業はパイロット。かつて海軍に在籍しており、カーターの策略で海に投げ捨てられ漂流しているピーターを救助した経験を持つ。独身だが、セックス依存症を患っていて、女性には見境なく声をかけている。密かにロイスを狙っている模様。出会い系アプリのTinderにハマった時は、長く自宅にこもり行為に明け暮れる。一方で、作中でも醜いキャラクターであるメグを敬遠しているが、18歳になったメグとは一度デートしている。家にはバーカウンターやミラーボールが完備されていて、際どい仕掛けも随所に施されている。時折女性を招いてパーティを催している。興奮したり興味をそそられた時に「Hah, hah」「Alright」等の台詞を吐く。「クアグマイア」は英語で「沼」という意味を持つ。珍しい苗字の為、ロイス以外の親しい者からは名前ではなく「クアグマイア」と呼ばれる。また、極端にエラが出っ張っているが、これは意図的に亀頭に似せている。日系三世で母方の祖父は太平洋戦争時、神風特攻隊として大日本帝国空軍に従軍していた。ミッドウェー海戦で戦死したとされる。これがきっかけでパイロットになった。同時に祖父の言い伝えとして「たくさんの真珠が足の指の間にある限り、男は貧乏にはならない」と流暢な日本語を披露しているが、肝心の意味は不明である。零戦にピーターとジョーを乗せて遊覧飛行をしていたが、米軍の軍艦を見て日本人の血が騒ぎ特攻しようとして二人を殺しかけたことがある。しかし一連のエピソードは、ピーターとジョーが彼に仕掛けた悪戯に対する仕返しのための嘘であると自らネタばらしをしていた。ブライアンとの関係は険悪で、ブライアンに変性した父と食事に誘われた後も、罵倒して帰ってしまった。 ジョー・スワンソン(Joe Swanson) 声 - パトリック・ウォーバートン グリフィン家の隣人。39歳。家族と共にグリフィン家の隣に引っ越してきた。職業は警察官で、15年前のクリスマスにブリッグスに両足を撃たれ、下半身不随となるも、警察官の仕事を続けている。スポーツ観戦で熱狂すると人目を憚らず怒鳴るように歓声をはり上げる。スティーブン・セガールの映画が大好き。警察官として、例え隣人であっても、違法行為には容赦せず毎回ハリウッド顔負けのアクロバティックな逮捕劇を繰り広げる。いつも車椅子に乗っているが、筋肉質なその体型のお陰で健常者以上に機敏に動いたり、スポーツもできる。シーズン6のエピソード3「Believe It or Not, Joe's Walking on Air」で、手術により歩けるようになったが、その後調子に乗ってハチャメチャしていたがために、ボニーによって撃たれ、車いすに戻った。妻のボニーは引っ越してきてからずっと妊娠したままで一向に赤ん坊が生まれる気配がなく、そのことを劇中でもネタにされた。しかし第7期において6年以上の妊娠を経てついにスージーという娘が誕生する。ケビンというメグと同世代の息子がおり初期には時々登場していたが、物語中盤から全く登場しなくなっていた。ステューウィーのモノマネができる。口癖は「Let's Do this!」。 ボニー・スワンソン(Bonie Swanson) 声 - ジェニファー・ティリー ジョーの妻で、ケビンとスージーの母親。42歳。シーズン1のエピソード5「隣のヒーロー(A Hero Sits Next Door)」で初登場。当初は赤茶色の巻き毛だったが、次第に黒髪に変わった。シーズン7のエピソード7「Ocean's Three and a Half」で長らく妊娠していたスージーを生んだ。エピソードにして116エピソード目である。かつてはストリッパーだった過去を持つ。 クリーヴランド・ブラウン(Cleveland Brown) 声 - マイク・ヘンリー →アリフ・ザーヒル(英語版) グリフィン家の隣人。42歳。とても温厚な性格で、ゆっくりとしゃべる。名前の由来はNFLのクリーブランド・ブラウンズから取られている。よくピーターに自宅を壊されており、そのたびに必ず「No no no no no no!」というのがネタだった。ロレッタという妻とクリーヴランド・ジュニアという息子がいたが、クアグマイアとロレッタが不倫したことが原因で離婚した。2009年に、彼を主人公にしたスピンオフアニメ「ザ・クリーヴランド・ショー(The Cleveland Show)」が放送開始。息子と共にバージニア州に引っ越し、高校時代の知り合いであるダナーと再婚して新しい家庭を築いている。これに伴い第8期から第12期まで本編での登場は無かった。 番組開始から約20年間にわたって、本キャラクターの声を白人俳優のマイク・ヘンリーが担当していたが、「担当しているキャラクターが黒人(有色人種)である以上、私ではなく、黒人が声を担当すべきだ」として、2020年6月27日にTwitterで降板することを発表した。その後、アニメを制作しているフォックスはYouTuberとして活動しているアリフ・ザーヒル(英語版)が本キャラクターの声を吹き替えすると同年9月25日に発表した。 モート・ゴールドマン(Mort Goldman) 声 - ジョン・G・ブレナン クォーホグに住むユダヤ人の薬剤師で、薬局を経営している。年齢不詳ながらも既婚で、妻や息子と容姿が酷似している。名前、職業、容姿や性格もユダヤ人のステレオタイプを皮肉ったものになっていて、赤い縮れ毛とメガネと出っ歯が特徴。潔癖症で、神経質な上に非常に気が小さい。痔などの病歴を人前で非常に公言する癖がある。発音はニューヨークなまりである。ピーターの知り合いで、ピーターも時折彼の薬局を訪ねたり、ボウリングをして一緒に遊んだりしている。シーズン9のエピソード1「And Then There Were Fewer」にて妻を殺害され、息子と二人で暮らすようになる。妻がいない事を度々ピーター達にいじられている。 ミュリエル・ゴールドマン(Muriel Goldman) 声 - ニコール・サリバン モートの妻。42歳。14歳の頃にモートと出会い、その後のデートで結婚を決めた。彼女もモートと同じくニューヨークなまりである。シーズン9のエピソード1「And Then There Were Fewer」でダイアン・シモンズに殺害された。そのためモートはミュリエルを使って顧客をだます商法ができなくなって財政難になった。
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