ババルン軍
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ババルン・メスト (Babalun Mesut) 声 - 安元洋貴 シトレイユ皇国宰相。50歳。強い野心を秘めた無骨な巨漢。聖機師としても優れた実力を持つ。シトレイユ旗艦バベルで聖地に侵攻し、占領後、そこに封印されているガイアの盾を手に入れ、それをドールに使わせ、各教会や国に攻撃をさせる。 メスト家は代々聖機工の家系であり、若いころ父に、ガイアと共に見つかったガイアの操縦者だった人造人間のコアクリスタル(文献では死んだとされている人造人間のもの)を埋め込まれていた。聖地奪還戦ではガイアと一体になり剣士を苦しめたが、突如剣士が出現させた光鷹剣によりガイアの盾ごと真っ二つにされ瀕死の状態に追い込まれ、ユライトにコアクリスタルのデータを消す装置によりコアクリスタルは破壊され、そのまま絶命する。 ユライト・メスト (Ulyte Mesut) 声 - 鈴木達央 聖地の人気教師で優秀な聖機工。ババルンの弟。ダグマイアの叔父。27歳。ババルンと同じく、コアクリスタルを体に埋め込まれた結果、ネイザイと肉体を共有することとなったものの、その代償で体力が弱くなってしまう。なお体力関係は、後に剣士から鷲羽ドリンクを分けてもらい、これを薄めたものを飲み続ける習慣を作ったことで克服している(剣士が飲む濃度ではユライトには濃すぎる上、効果が強すぎたため)。 ダグマイア・メスト (Dagmyer Mesut) 声 - 佐藤拓也 シトレイユ皇国宰相ババルンの息子で聖地に通う学生。17歳。キャイアとは幼馴染。男性聖機師として実力は一流だがプライドが高く、自分より聖機師の才に恵まれた剣士を敵視している。 バハルンの命令を受けて、ユライトと共に他の男性聖機師達を集めて思想集団を作り上げ、男性聖機師が女性星機師を支配する体制に改変すべく、洗礼の儀の翌日に決起。聖地の制圧に関しては成功するものの、剣士の聖機人相手には敗北したままで終わった。 その後も執拗に剣士達一行の追撃を行うが、クリフの提案したセレスを特攻兵器に利用して剣士を倒す作戦を承認してしまった結果、剣士の猛烈な怒りを買ってしまい、半ば聖機人を暴走させた彼によってクリフは生死不明となり、自身も危うく殺され掛けた所をエメラに救出される。剣士に心をへし折られ、また戦いへの恐怖を嫌と言う程に刻み付けられたダグマイアは戦意喪失の状態に陥ってしまい、その隙を突く形でランに指揮権を奪われることになった。 エメラ (Emera) 声 - 氷青 ダグマイアの従者。女性聖機師。17歳。プライドばかりが先行しがちなダグマイアの補佐をして、苦労の絶えない人。それでも彼のことを慕っていて、行動を共にしている。ダグマイアが敵視する剣士の事は、彼の純粋さなどから完全に敵意を示せずにおり、後にダグマイアの為に暗殺しようとした際も、逆に窮地を助けられるに至っている。一方、身勝手な振る舞いの目立つ盗賊のランとは犬猿の仲であり、聖地に潜入してからダグマイアの妨げになりうる行動を繰り返す彼女を粛清しようとしたこともあるが、逆に返り討ちとなり、殺されそうになっている。 聖地制圧後は、避難民としてスワンに潜入し、キャイアに接触。彼女にダグマイアからのメッセージの通信映像を提供しているが、最終的にキャイアはダグマイアと決別する道を選んでいる。 エピローグでは自らの保身の為に、ダグマイアを捕えて利用しようとしたランの背後から、ナイフを持って迫り…。 コルディネ (Cordyline) 声 - 阿部幸恵 山賊、元女性聖機師。38歳。セレスを誘拐するが剣士たちの活躍によって失敗、しかしその時に、人質として捕えていたダグマイアと密約を交わし、聖地への侵攻に加担する。ダグマイアとは20以上も歳が離れており、結託した当初は彼を坊やとしか見ていなかったようだが、何度も肉体関係を持ち、その野心に触れて行く内に個人的な興味と好意を持つに至った模様。ダグマイアもコルディネのことをそれなりに想っていたようで、聖地制圧作戦時にコルディネが撃墜された際は、その身を案じていた様子を見せている。それなりの修羅場を経験してきた為か、目先の欲ばかりを優先させて失敗ばかりする娘のランと異なって、冷静な対応をすることが出来る。 その後、ハヴォニワから奪取したメテオ・フォールの指揮を執るが、剣士の反撃によって機体のバランスを崩されてメテオ・フォールは転倒。自身も部下達と共に消息不明となった。 ラン (Lan) 声 - 釘宮理恵 コルディネの娘。16歳。ひたすらがめつく、なおかつ自分勝手で己の欲望にだけはひたすら忠実。目先の欲を優先し、これを満たすことしか頭に無いが、自分の邪魔をする者は即座に殺す非道さと悪辣さを持っている。ダグマイアの手引きで聖地に潜入した後も、作戦そっちのけで盗みを働いており、エメラを苛立たせていた。失敗を咎めるエメラに逆切れし、食ってかかるほどに関係は最悪で、しかも猛然と逆らうほど、母親とも仲が悪い。エメラやコルディネが剣士達に敗れて消息不明になった際には嘲笑までしている。聖地制圧後もダグマイアの指揮する剣士一行の追撃に参加しているが、目先の欲ばかりを優先する身勝手さが原因で失敗を繰り返した。 ダグマイアが戦意喪失となった後は、彼から指揮権を奪って山賊や元浪人の聖機師たちを取りまとめ、持ち前の権力欲から戦後の地位も目的にしていたが、ババルン側からは使い捨ての駒としか見られておらず、己の欲ばかり優先させた結果、自滅に近い形で全てを失う破目に陥る。 エピローグでは、自己保身の為にダグマイアを捕えようとするも、その背後にナイフを持ったエメラが迫り…。 クリフ・クリーズ (Cliff Cleese) 声 - 高橋研二 男性聖機師。17歳。緑の長髪。ダグマイアの思想に共感し、行動を共にするようになる。セレスを使い、聖機神の結界炉の爆発で剣士を亡き者にしようと提案したが、剣士を本気で怒らせる結果となり、聖機人で剣士の乗った聖機人に挑むも千切り飛ばされた反動で谷底へ落下。生死不明となる。 アラン (Alan) 声 - 笹田貴之 男性聖機師。17歳。赤い短髪。ダグマイアの古くからの友人。 ニール (Neil) 声 - 宮崎寛務 男性聖機師。17歳。メガネをかけている。ダグマイアの古くからの友人。よく、ダグマイアとチェスに似たゲームをしている。
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