トゥリアビータの人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 00:26 UTC 版)
「アイドルマスター XENOGLOSSIA」の記事における「トゥリアビータの人物」の解説
如月 千早(きさらぎ ちはや) 声 - 清水香里 アイドルマスターで「ヌービアム」のマスター。身長167cm、体重47kg、B89/W55/H82、17歳、A型。 春香を狙って現れるが、突然インベルが現れたため、ヌービアムに乗り込みインベルと戦った。あずさとは顔見知りである。インベルにただならぬ執着心があり、春香を殺してでもインベルを取り返そうとしている。 普段は口数が少なくクールな態度を装っているが、その内面は春香に対する激しい嫉妬と憎悪、そしてどんな残虐な手段も厭わない狂気に満ち溢れている。 実はあずさの3歳下の妹で、元々はモンデンキントに所属しており、あずさと共に実験対象として育てられていた。実際の年齢は48歳(復興暦59年2月25日生まれ)で、17歳の時にあずさと共に実験のため改造手術を施されており、千早もまた当時のまま身体そのものの加齢は止まっている。インベルの初代マスターであったが、夜明けの紫月事件でモンデンキントを抜ける際に拒否されてしまっている。首筋の後ろ側に刺青らしきものがあり、これが「人間であることを捨てる」ことに関連があることをうかがわせている。 物語後半で一度はインベルを奪ったが、その後春香の告白によって正気を取り戻したインベルに捨てられ、そのショックで完全にインベルと融合しようとするという常軌を逸した行動に出る。雪歩の撃った流れ弾で瀕死の重傷を負うが、シュメルツ・オーフェンにより体を量子化することには成功。インベルと融合しようとするも、今度こそ完全に拒絶され、絶望の中で消滅した。 ドラマCD版では、死後の世界でまだ春香に対して敵対心を持っているが、あずさに諭されて諦め、結局あずさとも雪歩と真ががんばっている姿を二人で見守っているうちに和解し、ケンカの絶えないリファたちに手を焼きながらも仲良くやっている。漫画版 設定がアニメ版と大きく異なっている。 玉兎高校の生徒で伊織達同様アイドルマスターになるべき訓練をしており、アイドルマスターに一番近い存在と言われていた。 だが、春香がインベルに認められてマスターになったため、トゥリアビータ校に転校しヌービアムのマスターになる。 アニメ版同様インベルに何かしらの執着心があるようで、インベルを奪おうと春香とインベルを罠にはめ襲撃する。 リファ 声 - ゆかな 千早と行動を共にしている白いドレスを着た少女。身長149cm、体重36kg、B53/W48/H55、9歳。 彼女の正体はあずさの遺伝子から作られた、よりiDOLとのシンクロが強くなった人工生命体。左腕の二の腕に刺青らしきものがある。初登場時は春香を拉致しようとし、その際春香をつかんで跳び去るなど、可憐な外見とは裏腹に驚くべき身体能力を持つ。白兵戦では手斧を武器とする。また、特殊なバスタブに入浴するとハッキング能力が強化され、それにより一時的にモンデンキントの全システムを掌握、翻弄したことがある。他にも第11話ではエピメテウスを念じるだけで外部から操るなど、特異な能力を持つ。 しかし作戦中、ニューギニアに撃ち込まれたウルトゥリウス初弾の爆ごう波により昏倒し、モンデンキントの捜索隊に捕えられ、尋問されるも口を割ることはなかった。その後ジョセフたちの本部奪回に伴う混乱に乗じて脱出したが、それは朔による計略であり、逆に帰還経路からトゥリアビータ本部の位置を知られてしまう。トゥリアビータ本部に侵入したあずさを撃退しようとした際に返り討ちに遭い死亡するも、すでにこの時点で同じ容姿のリファは数多く存在していた。彼女たちは本部に侵攻してきたMSA部隊を殲滅するものの、破壊力を増したウルトゥリウスの直撃に巻き込まれて最後は全員消滅した。 ドラマCD版では、死後の世界で他の大量のリファたちと共にあずさや千早と仲良くしている。 京田辺警察官殺害事件の影響で同時期に放送されていた『ひぐらしのなく頃に解』や『School Days』が放送を自粛する中、直接斧で殺傷するシーンのあるリファの戦闘場面は特に修正されることもなく放送された。 カラス 声 - 石田彰 本名不詳で、常に黒い服を着ている謎の青年。身長172cm、23歳。 物語当初はテル・ロ・ウからの命令を千早たちに伝えることとメンタルケアを任務としているように思われたが、基地で指揮を執っていたり、モンデンキントとの直接交渉を行うなど千早たちよりも上位の立場にあり、実質的にはトゥリアビータの指揮官であると思われる。普段は優しげな話し方だが、作戦に失敗した千早を見下すようなことを言ったり、リファに対して蔑むそうなことを陰で言うなど裏表の激しい人物。 父親が元モンデンキントのグランドロッジであり、父を追放したモンデンキントに復讐するためにトゥリアビータに入った。テル・ロ・ウを傀儡としてトゥリアビータを操っていたが、本部浮上の際の変形に巻き込まれて死亡した。前述のように「カラス」は本名ではないが、彼の本名は千早ですら最後まで知ることはなかった。 死後千早は彼の姿を見ておらず、地獄に堕ちたのではないかと推測されている。 テル・ロ・ウ 声 - 池田昌子 千早たちが「お母様」と呼ぶ、トゥリアビータの顧問にして設立者。身長169cm、79歳。 以前はモンデンキント研究機関の天才科学者であり、iDOL研究開発の主要人物だった。 旧名は氷川照(ひかわ てる)。夜明けの紫月事件で、夫であるカイエン・ロ・ウを刺殺し、モンデンキントを離脱している。離脱前は彼と共に「人類とiDOLの融合体」について研究していた。現在は意識すらほとんどなく、カラスがトゥリアビータを操るための傀儡と化している。本部浮上の際の変形に巻き込まれて死亡。
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